某月某日、イタリアはロ−マ空港に到着。ホントはなんか長ったらしい名前がついていたような気もするがようわからん。
(ホントはレオナルドダビンチ空港、フュウチミ−ノ空港)
税関で荷物が出るのを待つ場所で自動小銃を構えるお兄さん達がイッパイいるのにチョットひるんでしまう。
*** ヤッパリ治安が悪いんだなあ *** ヨ−ロッパはどこも似たり寄ったりで、自動小銃を持つ警官はめずらしくない。
男の子としては多少興味があるので *** チョットあんちゃん、さわらして *** などとお願いしてみたいが
自動小銃を突きつけられるのもメチャクチャ怖いので、やめておく。
同僚の荷物をワッセワッセとバスの運ちゃんと積み込み、ホテルへレッツゴ−!
みんなのス−ツケ−スが妙に軽いのはヤハリ買い物用のスペ−スを確保してあるせいか?
やれやれ。ホテル到着は午後08:00過ぎ、なにはともあれ、ビ−ル、ビ−ル!部屋に入り、
靴下をぬぎつつビ−ルを飲む瞬間は最高ですね。さて、あとはシャワ−を浴びて、ンコして寝よう。
初めてのロ−マである。とりあえずは地図を片手にフラフラとお決まりの観光コ−スを歩く。私は5,6時間ならば平気で歩く。(さすがに一度スコットランドで10時間ほど歩いたときは疲れ果てた)
よくツア−などでは、観光名所をバスなどでブッちぎっておるが、旅は歩いてこそ旅であるのだ!うううむ、古代ロ−マ人も歩いたであろう
石畳のこの道を俺は今、自分の足で歩いているのだ、と感動にひたりつつも、 ** ナゼ、便器の穴が中央なんだろう? **
と昨晩のことが頭から離れない。そうか、そうに違いない!古代ロ−マ帝国の中央集権的支配体制といい、観光名所といい、
イタリアで重要なものはすべて中央に位置するではないか!
なるほど、なるほど。イタリア人は何事もド真ん中配置しなければ気のすまない国民であったのか。
残念ながらロ−マ法王への面会は叶わず、(当然だバカモノ)”最期の審判”を見に行くことになる。
フラッシュ撮影はダメなので長時間露光でガンバッテ撮ってみたがヤッパリぶれてしまった。
いつも感じるが、西洋の宗教画の人物の顔はナゼみんな表情がメチャクチャオ−バ−なのだ?
お約束のように、左ななめ45度上方を向き、** アア、私は今モ−レツに感動している ** もしくは
** オ−マイ ガッ! ** というのを御覧になったことはありませんか?
あと、あの裸体画にあるふんどし!なんでも聞いたところによると、ふんどしは後から書き足されたものだとか。
可哀相にその画家は”ふんどし画家”として後世、有名になったそうな。
イタリアの便所から離れられない俺がそこにいた。