●大文字山●鞍馬山●飯道山●星田山と星のブランコ ●鏑射山〜大岩ガ岳

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大文字山 466m
●集合 JR東海道線 京都駅烏丸中央口を出て市バスのりば
●コース 京都駅⇒市バス⇒銀閣寺道⇒大文字山466m⇒毘沙門堂⇒JR山科駅
アクセス ◎東海道線 快速JR大阪駅AM9:00⇒京都駅AM9:29着
       ◎草津駅AM9:10⇒京都駅AM9:29着
●ポイント 大文字送り火の火床あたりが展望開け、京都市内を見下ろせる。
●参考   「ハイキング12カ月」 

大文字山周辺 1/21000地図


 関西のお盆は旧盆といい、8月に行われます。
迎え火を焚いて先祖の精霊を家に招き、胡瓜や茄子で作った牛や馬などを盆棚に供え、先祖が戻って行く夜、
送り火を焚いて名残りを惜しむ。 自宅に仏壇のある人なら、これが一般的なお盆の過ごし方。
仕事や学校の関係で家を離れている人が“お盆休みに実家に帰る”という言葉を耳にしますよね。

京都の夏は、猛蘭盆に迎えた精霊を浄土に送るしめやかな伝統行事として山で送り火を焚く光のページェント
が、この大文字山を含む五山で行われています。

送り火の起源は、仏教が庶民の間に深く浸透した室町時代以後のことではないかと考えられているそうです。
また、時代は平安初期ですが大文字山麓の寺院・浄土寺が大火に見舞われた際に、本尊・阿弥陀佛が山上に
飛翔して光明を放った。この光明を真似て実施した火を用いる儀式を弘法大師が大の字形に改めたという、
空海が創始者とする説が有力。これはあくまでも私の独断と偏見によるものですが。

ちなみにこの送り火の3〜4日後にメンバーでハイキングに出かけたのですが、きな臭さが残っているのと余熱
で?とってもあつかった記憶が残っています。
下山後はカキ氷を食べました。

■大文字山送り火情報
(所在地)京都市左京区浄土寺七廻り町1
(火床数)75基
(点火資材)薪600束・松葉100束・麦藁100束
(大きさ)一画80m、二画160m、三画120m。
(点火時間)午後8時 点火は五山の中で一番最初に点火されます。



鞍馬山513m&露天風呂
●集合  叡山電鉄・出町柳駅改札出口 AM10:00
●コース 貴船口駅⇒貴船神社⇒鞍馬山513m⇒鞍馬寺⇒叡山電鉄・鞍馬駅
●コースタイム 約2時間20分 (2時間でも真夏は結構こたえますよォ)
●アクセス 

●ポイント 鞍馬温泉では露天風呂に入りましょう! 入浴料¥1100
● 鞍馬温泉 「健康と美人の湯」として有名。木立に包まれ、こじんまりとした露天風呂。
◎ 泉質 天然硫黄泉/泉温 17度
◎ 営業 10時〜21時 年中無休
◎ 電話 075−741−2131

●参考   「ハイキング12カ月」
鞍馬山 1/21000地図


<参 考> 牛若丸は7歳から10年間、昼は学問に励み、夜は毎日奥の院まで出かけて兵法修業を重ねたと
いわれています。
兵法の師匠としては、鞍馬の天狗説、源氏の郎党説、山伏説など色々で、忍術修業をしたという伝説も残っている
そうです。

<観光> 九十九折り参道 清少納言が「枕草子」に「近くて遠きもの、鞍馬のつづらおりという道」としるしたのが
この参道であるそうです。
 東光坊跡(義経公供養塔)東光坊の弟子となった牛若丸は7歳から16歳までをここで過ごしたのです。
 貴船神社 夏の風物詩・川床料理で有名な貴船。神社は鞍馬山修養道場。
 五月満月祭 あらゆる生類のめざめを祈るウエサク祭は、5月の満月の宵に行われるのので、国際的な神秘の
祭典です。
 鞍馬の火祭 10月22日に鞍馬寺山内にある由岐神社の祭礼。




滋賀・飯道山664.2m
●集合 JR大阪駅
●コース 貴生川駅⇒飯道山登山口⇒三途の川⇒杖の権現茶屋⇒飯道山664.2m⇒ 
      飯道神社⇒宮町登山口⇒紫香楽宮跡駅

●コースタイム 3時間10分
       
●アクセス ◎東海道線 快速JR大阪駅AM9:00⇒京都駅AM9:29着
        ◎草津駅AM9:10⇒京都駅AM9:29着

●ポイント 不動茶屋を過ぎると回向坂・左羅坂・くり坂と水の涸れた三途の川がつづく
        山頂は二等三角点
        飯道神社は、木喰(もくじき)上人が、関が原の合戦後、徳川家ににらまれ
        ここで亡くなった飯道寺の堂跡の奥にあり、静かで趣きがあります。 

●観光   タヌキの置物といえば信楽焼き。陶芸の森ではお抹茶の接待も。
●参考   「京阪神ワンデイハイク」

飯道山周辺 1/75000地図


■飯道山ハイキングの報告

 遠路はるばる参加してくださった、Fさん、Sさん、Fさん、Aさん、お疲れさまでした。私、すごいところに住んで
いるでしょ。
 さて、飯道山は滋賀県甲賀郡水口町と信楽町にまたがる、664mの古くから知られた山岳修験の霊山です。
昔は沢山の堂があり何百人もの修験者がいたそうです。今は昔。
 当日、貴生川駅から、うらうらと春の山里をぬけて登山口へ。良く整備された林道もどきの道をゆっくり登り
不動茶屋を右に見て、しばらく進むと山道らしくなり石のゴロゴロした中を歩きます。
少し疲れて来たあたりに杖の権現茶屋。で、一休み。さらに急な坂をぜいぜいと登ると頂上です。
三角点はありますが、木が茂っているので360°のパノラマとはいきませんが、まぁまぁの見晴らしを楽しんで
お昼を。
小人数であることも手伝っておしゃべりしながら楽しく過ごしました。
 その後少し下ったところににある飯道神社に寄り一気に宮町登山口へ降りて、用意の私の車で信楽陶芸の森
へ行き、美術鑑賞。コーヒーで息をついて、皆さん、おみやげを買い込むのを、うむ、やはり観光地なのだなぁと
感心して眺めてしまいました。
そのあと、Sさんヒイキのお店に寄り、貴生川駅で皆さんとお別れしました。
 又、来てくださいね。
記:YOUKO(滋賀)



星田山と星のブランコ
●集合  JR学研都市線星田駅
●コース 星田駅⇒星田新池⇒聖の滝⇒小橋の分岐⇒星田山⇒北山師岳⇒やまびこ広場
       (吊り橋コース)⇒わんぱく広場⇒スポーツハウス星の里⇒京阪私市駅
●コースタイム 3時間25分
       
■問合せ  交野市役所 0720−92−0121

■スポット 石の宝物古墳・花崗岩作りの横穴式石郭をもつ国指定の史跡。(必見)

※ 吊り橋の利用時間は10時〜16時。
星田山周辺 1/75000地図


 生駒連領北麓に降星伝説を地名にした星田の里があります。その背後の里山を総称して星田山と呼びます。
学研都市線(片町線)を右まわりに出て駅前の商店街を抜け、変則の交差点に出ます。
川沿いにつけられた遊歩道周辺が、降星伝説の「星の森」。
標高278mの星田山は、山というよりも小高い丘といった感じでしょうか。
星田山からやまびこ広場をとおり、わんぱく広場へ抜けるコースの途中に、星のブランコと呼ばれる大吊り橋が
あります。利用できる時間帯が決まっているので時間に余裕を持って歩いてください。




鏑射山〜大岩ガ岳
●集合  JR福知山線 道場駅
●コース 道場駅⇒鏑射山327.0m⇒武庫ノ台ゴルフ場⇒神戸水道千刈り貯水地⇒登山道入り口
       ⇒大岩ガ岳384m⇒丸山⇒砂山⇒千刈り貯水場の橋⇒道場駅
■鏑射寺  真言宗のお寺で、縁起では聖徳太子の開基と伝えられています。太子が悪者を退治し
        たときの鏑射をこの寺に寄進したので、それにちなんで山名も鏑射山というそうです。

■スポット 千刈り貯水広場の桜まつり
        毎年桜の開花時期に合わせて(4月1週目の土曜日〜2週目の日曜日くらいまで)一般
        公開されています。広場は手入れが行き届いてよく整備されていますし、期間中なら
        お花見弁当やおむすび等も販売されているので、桜吹雪の中での昼食もいいですよ。
■問合せ  道場町観光協会 078-985-2381
■      マイカー利用の場合は駅前の駐車場を利用すると便利。1日¥300とリーズナブル。

●参考 「阪急ハイキング」 「京阪神ワンデイハイク」 「いで湯の山旅」
千刈り貯水池周辺 1/21000地図


● 道場駅は鎌倉峡や百丈岩のハイキングコースもあって週末は大きなザックを背負った山岳会の人たちをよく
見かけます。駅前は町工場と数件の商店があるだけの無人駅。
どこにでもある殺風景な田園地帯ですが、月見橋には粋な伝説が残っていました。
在原業平の兄、行平が須磨に流された時、松風・村雨という美しい姉妹に会い、この地で姉妹と一緒にお月見を
楽しんだというお話。
      「岩高き塩田の川に舟うけて さし上りたり月を見るかな」
という句を行平が詠ったと言い伝えられているそうです。

 今回のコースは、まずその月見橋の方角へ、道場駅の線路をくぐって農道から車道に出て右へ歩きます。
民家のわきを通ってゴルフ場を目指すとゆるやかな登りがはじまり鏑射寺が見えてきます。分岐へ戻ってそこ
からゴルフ場を巻くように散策コースがついているので道標に従ってダムまでは迷わずに歩けるはず。
光明寺に出たら、山門を背にして山道を進み、ゴルフ場のトンネルを抜けて谷川沿いへ。
歩道はけっこう変化にとんでいて、木の根っ子や雨上がりの日などは足場が悪いので注意してください。
ダムから大岩ガ岳までは“京阪神ワンディハイク”のガイドブックを参考にしてダム湖を左に見ながら登山道の
入り口へ進むといいでしょう。小さい岩場や急な登りのルートを歩いて山頂へ。
晴れた日なら素晴らしい展望が望めます。ここからの下山のルートはスリルがあって初心者には厳しい?かも。
谷底で右に折れて峠超えや谷下りと杉林を抜けて丸山・砂山の分岐点に。
いくつかのコースに分かれているけれど案内の標識は無く、目印のテープを頼りに分岐では右へ進路をとって
ください。最短コースで千刈り貯水場の橋のところへ出れます。
千刈りダムは神戸市が大正3年に着工し、昭和6年に完成した全長5.6キロ、周囲23キロのダムで波豆川と羽束
川の一部を堰き止めたものだそうです。

記:Fuji(兵庫)










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