あなたのアファンの森、私のマザーローブの森         ●森の生活 NEW !


 あなたのアファンの森、私のマザーローブの森

「日本の森を再び野生動物の棲める豊かな森に戻したい。」C.W.ニコル氏の森の再生運動に共鳴し、
アファンの森会員になったのは数年前。
ニコル氏は語る。
「小さな林でも公園の木立でも神社の杜でもいい。貴方自身の森をみつけてほしい」と。

信州の乗鞍高原へ向かう途中、いつも通過地点だった岐阜県荘川村。
実は乗鞍に負けないくらいここは黄葉の美しい場所なのだ。
この森には特別天然記念物に指定されているニホンカモシカが数メートル先までおりてくる。
野生の猿が群れをつくって木の実を拾っている。
鷲や鳶が大空を舞う。
そして、散歩をしていると絵本から飛び出したピーターラビットに出会えるのだ。
森というにはあまりにもちっぽけなスケールの、こじんまりとした湖畔の別荘地だが私はこの御母衣
湖周辺の雑木林を“マザーローブの森”と名付けた。
ついに私だけのアファンの森を見つけたのだ。

風に揺れる木の葉のささやきが聞こえますか?フクロウや小鳥たちのさえずりは聞こえますか?
天窓をたたく雨の音がやんだらインディゴブルーの夜の海に浮かぶ三日月をさがしてみませんか。

あなたのアファンの森はありますか?私のマザーローブの森へ ようこそ。
                                                   2004/9/5


 大学時代からの夢だった丸太のログハウスが2004年の春、ついに完成しました。
2004年5月にハンドカットログハウスの宿、そしてお昼は手打ち蕎麦処として
オーナー渓石の森の生活が始まりました。
場所は岐阜県飛騨地方、人口1400人あまりの小さな小さな村の湖畔。
村内にはコンビニも銀行も病院さえありません。
そこにあるのは山と渓流と高原と野鳥のさえずり、
白樺やクヌギの葉のサワサワと戯れる音だけ…

特別天然記念物のニホンカモシカに会いにきませんか?


●森の生活●
2008年 3 月×日 東京から「アクティヴじゃらん4月号」が届いた。リクルートが手がけている
雑誌の取材依頼は6年前の「ケイコとマナブ」以来のことで、今回はお昼の
営業に関する取材とあって発売を楽しみにしていたのだ。春のサクラ特集の
お食事処おすすめスポットとしての紹介。
期間限定・荘川桜弁当4名様より電話予約承りま〜す!

2008年 2月×日 高鷲スノーパークでスノボのワールドカップが開催された。
スノボ世代でない私が唯一知っているボーダー選手といえば大阪の童夢。
花形のハーフパイプ競技に比べるとSBXやPGSの日本における知名度は
低すぎますな。
ワールドカップ出場選手のご家族が宿泊されたこともあり、1日目と3日目
の競技見学を理由にお店を臨時休業してスキー場へと足を運んだ。
北海道や三重県から来られたご家族のみなさま、ホントお疲れさまでした。

2008年 1 月×日 ああ…なんとか完成までこぎつけた〜。半分手作りの「そば打ち工房」できた〜!
借金が増えた〜。。。
2007年 12月×日 異様に広くなったロフトに大型テレビ登場。
調子にのって買ってしまいました。
2007年 11 月×日 ロフトのお引越し作業が終わり、コタツが登場しました。
壁側は新たに本棚を手作りして、リビングボードとステレオを撤去。
ロフトが広くなりましたョ。
ビデオやDVDも増えました。
2007年 10 月×日 尾神郷の紅葉。
クリーニング屋さんに行く途中、エメラルドグリーンの御母衣湖が
あまりにも鮮やかで車をとめてしまった。
手持ちのデジカメでパチリ。
2007年 9 月×日 ロフトのボードゲームコーナー。
1番人気はサッカーゲーム。パッケージの修理は毎度のこと。
2番人気はどらえもんの人生ゲーム。これが結構シビアなんだって。
外大卒の方におすすめしたいのが、スクラブル。
チケットトゥライドやスコットランドヤードといったニューフェイスもよろしく。
2007年 8月×日 国道沿いの駐車場からのアプローチ。
今年は色とりどりのお花を植えて花壇風にしてみた。
ほおずき・サルビア・マリーゴールド・蕎麦…そして積雪で折れた林檎の木。
3mちかくに復活!!
2007年 7月×日 敷地内土手にキイチゴ(バライチゴ)の収穫期を迎える。
7〜9月まで次から次へと赤い実が鈴なり。
多いときでステンレスのボウルヤマ盛りいっぱい!
お泊りの方の朝食のサラダの付け合せに朝の採れたてをお出しする。
たくさん採れた日は焼酎に漬け込んだり、ジャムにして保存。
こうすると秋や冬のお泊りのお客さまにも召し上がって頂けるのだ。
2007年 5 月×日 湖畔の郷別荘地内の水芭蕉です。風地原小屋から歩いて1分!
個人の別荘の方の敷地に咲くため道路から見学してください。
見頃はGWです。
2007年 5月×日 荘川町の山中峠の水芭蕉群生地です。
車を停める場所があまりないのですがコレは秘境です!
明宝高原に抜ける途中の峠にあるので晴れた日にお弁当を持って
出かけるのがいいですよ。
木道は豪雪地帯のため、ところどころ傷んでいるので足元に注意してね。
2007年 5月×日 荘川インター横のチューリップ畑。
このあと荘川は新緑の季節に入る。信号が少ないのでツーリングに快適。
2007年 4月×日 当施設より車で10分。
田園風景の中にぽつんと1本の桜みっけ♪

2007年 3 月×日 オフシーズンには温泉通い。
ひるがの高原にある“牧華の湯”のお風呂の日をよく利用します。
レストランが教会のような雰囲気。
温泉自体は循環湯なのですが、プールのような広さにサウナ付き。
なんといってもおすすめはミストの湯かな。
2007年 2 月×日 吹雪の日はこんな感じです。
こんな日はもう、何もせず、おとなしくお家にいるのがいいです。
2007年 1 月×日 大雪!!!!
一晩でこのとおり。
2006年 12 月×日 大雪!!!!
除雪を一日サボると埋もれてしまう…ガソリンを買いに行きたいけれど
車が出せない。毎日朝から晩まで雪かき、雪かき、雪かき。。。
2005年 10月×日 蕎麦の実のドライフラワー作り。おかげさまでお昼のお店が忙がしすぎて
これがなかなか捗らない。玄関前の物干し竿からデッキ、お勝手口まで
ぶらさげられる所すべて束ねた蕎麦の実を吊り下げる。
天日干しの光景って珍しいみたい。今はどこも機械で風乾だからね。
お客様にも好評!風地原小屋の秋の風物詩になりそう。

2005年 8月×日




7月にソバの種を蒔いた。8月1週の水曜日に畑へ行くと、芽が出てる!!
手蒔きだから ちょっとまばらだけど。。。
とても嬉しいですネ。台風に負けずに順調に育ってほしいな。
収穫できたら、10月には自家栽培のソバの実を使って新ソバをだせるんだもの。

2005年 7月×日




昨年作れなかった割箸の箸袋をオリジナルで作成することになった。
ネットで色々検索し、比較検討した結果、大坂法円坂にある竹内商店に
依頼することになった。これにともないロゴデザインのイラストも渓石の
ものを採用。屋号はなんとなく江戸勘亭流でキマリ。
和紙の白地に黒文字とシンプル。裏面にはホームページアドレス
も入れてもらった。そして23日待望の箸袋が届いた。

2005年 4月×日





ペンキ屋さんの仕事までやります。別荘の入り口に手打そばの看板が登場!
明日から大型連休突入という4月の下旬。
営業中のデッキでひたすらペンキ塗り。
やっとの思いで完成した看板を渓石とふたりでたてる。時刻は夜の8時過ぎ。
スコップ持って暗がりで作業していると、トラックや乗用車が立ち止まって
見ていく始末。あやしいわよね。でも、おかげでGWは長蛇の列。集客率も上々。
う〜ん、我ながら完成度の高さにゴキゲン。
2005年 3月×日





手打ちのざる蕎麦が専門とはいえ、「あたたかいお蕎麦はないですか?」の
ニーズにお応えして風地原小屋特製のあったか新メニューが登場。
その名も“卵とじ蕎麦”
コシがなくなるのがタマニキズ。でも風邪をひいている方や小さなお子様の
お腹に優しい、あつあつの名物蕎麦。これは珍味ですぞ。

2005年 2月×日






一晩で70〜80cmの降雪が5日続く。夜を徹して雪かき作業。車が出せないよ〜。
雪に閉ざされて1週間後、ミスターポストマンがダンボール箱を持って雪をかきわ
けてくる姿が見えた。大阪から届いた“救援物資”
カレールーやぜんざい、切干大根等の乾物、チョコレートやココアが入っていた。
昼の営業は2週間臨時休業だったけど、スキーのお泊り客が多くて嬉しかった。
屋根から落ちた雪で生き埋めになるという貴重な?体験までしたョ。

2005年 1月×日




 
暖冬で冬将軍の訪れが遅かった荘川村。年末に待望の雪が降った。
雪の処分に困った渓石がせっせとチュンサンの雪だるまを作成。国道を見下ろす
位置に立っていたけど、積雪が150を超えると雪だるまが“かまくら”になった。
天窓から見る雪景色は、メタセコイヤの木こそないけど、「冬のソナタ」そのもの。
あのピアノのイントロが聴こえてきそう…。

2004年10月×日




 
紅葉シーズンをむかえ、ログの宿 風地原小屋にも夏休みの活気が戻ってきた。
と、同時に各地から宅配便の荷物が届く。
稲沢市の○○様より、とれたてのフルーツと野菜。宮城県のM子様より新米の
“宮城ひとめぼれ”と“萩の月”etc. みなさん貴重な収穫物をどうも、おおきに。
さっそく宿泊のお客さまのお料理に使わせていただく。
10月下旬には新ソバもお出しできるようになり、小屋の赤い暖炉に火が入った。

2004年9月×日







 
夏休みが過ぎると客足もパッタリ。
台風がおおくて寒い日がつづいた。

いよいよ薪割り開始!渓石の出番、いやチェーンソーの出番!
雨が降らない日の夕方は日課のようにこれが2カ月ほどつづく。
運ぶほうは重労働だわよ、まったく…。
早く切らないと木が腐っちゃうぞ〜。それにしても、薪って買うとお高いヮ。

2004年7月×日






地上波が入らない山の中とはいえ、TVが見たいっ。

電気工事の手抜きが原因で3カ月も見れずにいた。右の写真は渓石が
BSアンテナの向きを調整中のときのもの。これがさっぱり映らん。
高山の電気屋さんを呼んでやっと修理していただき、念願のTVが映る!
このころ、森の生活の一日を終えて唯一の楽しみは…火曜夜11時から
ペ・ヨンジュン出演の“ホテリアー”
2004年7月×日





 
ただいま塗装中。梅雨の晴れ間をみつけては、デッキや手摺りのメンテナンス。
名古屋場所のあと陸奥部屋のお相撲さんが蕎麦を食べにやってくる!
というので、はりきってメンテナンス。

ブルーバックスの「高山・白川郷」という雑誌に荘川そば街道のひとつと
して“そば処 風地原小屋”が紹介された。

2004年6月×日








運命の日。
国道沿いに駐車スペースを作ると同時に、強風のたびに屋根にあたって
気になっていた白樺をとうとう伐ることに。
シンボルツリーとして残していた木だっただけにおしまれてならない。
そして切り倒された白樺は今、どうしているかというと…第一駐車場の
手作り「P」の二本の足となってお客さまをお迎えしている。

そしてハンドメイドの看板が次々とできあがった。

2004年5月×日







オープンの日。
建物の中は片付いていないのに。。。。強引にも予定どおりGWオープン。
宿泊第一号は横浜市のご夫婦。朝3時起きだそうだ。高知からの
お客さまと当小屋で合流して酒の宴がはじまった…。
二日目に宿泊してくれたのは宝塚のKさんファミリー。奥様が小屋の
雑記帳に足跡を残してくれた。ノートに記念の足跡を残すのって、かなり
勇気のいること。旅人のメッセージが私たちの励みになる。一番の贈り物。

2004年4月×日







ああ…とうとうやってきた。これから新しい生活が始まる。森の生活だ。

桜街道ウルトラマラソンの実行委員の方から、サクラの苗木をもらった。
元気に育ってほしいと願いながら玄関の前の国道沿いに植える。
今年の荘川桜は例年より1週間早く満開になった。満開の桜の夜、雪が舞った。
マラソンランナーは凍結した路面をヒタヒタと駆けていく。「ガンバレ〜!!」と
叫ぶと「風邪ひくよ〜。寒いから中にお入り〜」と逆に励まされてしまった。><













飛騨高山・白川郷・ひるがの高原・御母衣湖・荘川桜に一番近いログハウスの宿 風地原小屋