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かよポエム〜動揺(No.5) 

最終更新:2005年04月15日

 


仕方ないもの(381) 別れ(382) 軽い「好き」(383)
幸せになってね(384) 一緒に(385) 見えてくるもの(387)
眠り(388) 臆病者(389) 眠れないの(390)
三日月(425) (424) これから・・・(394)
祈り(395) わかってね(397) やってられない(401)
私はそばにいる(405) あやふや(406) いっぱい(407)
長い冬(408) 後悔(411) 願い(412)
涙は雨(413) どうして(426) 扉の前で(404)
夜に流されて(427) かなわない夢(428) 休養(429)
夏本番(430) 夕方(431) どらいぶ(432)

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■仕方ないもの

窓をいっぱいにあけると 
涼しい風が入ってくる
さわやかな心地よさ
そんな気分をあなたと過ごせたらいいのに
どんどん戻れない流されていく舟のように
あなたにひかれていく・・・
苦しくても つらくても 好きだもの 仕方ないもの

窓を閉めるよ
窓に入った風が冷たい
もう寒いね もうすぐ冬だね
短い夏はあっという間に素通り
秋の静けさも 肌寒い夜明けも
あなたと過ごしたかった・・・

苦しくても つらくても 好きだもの 仕方ないもの

(381)


■別れ

もうあなたを縛らない 誰のものでもないから

些細な約束をして あなたを縛りたくない

好きだけど 好きだから断ち切らなくちゃ

いつまでもずるずる引きずる自分でいたくない

だから もう あなたの岸に戻れないよう

オールごと流してしまおう

さよなら・・・・

今までありがとう

(382)


■軽い「好き」

ショックから立ち直れないままなのに あなたといると ホッとするね

頼ってるのか 甘えてるのか 逃げ場にしているのか

いろいろ考えてしまうけれど 

一緒に見た夜景は 嘘偽りなくきれいだったよ

素直に好きだけど 飛び込めない自分がいる

軽い気持ちの「好き」なんて・・・

(383)


■幸せになってね

あなたにはずっと思い続けている人がいる

その事を知りながら 私はあなたを好きになった

思い続けている人を 忘れろと言っても

忘れられるものじゃないことも知っている

その人の事を思っている限りは 他の人とはうまくいかないよ

私もそうだけど

どうか あなたの願いが その人に伝わりますように

幸せになってね

(384)


■一緒に

別れたからって 次の人に すぐに移れるほど器用じゃなくて

気持ちにけじめをつけたはずでも

内心はやはり落ち込んだままで

もっときっぱりあの人の事を忘れられたら

一緒にいさせてください

(385)


■見えてくるもの

一緒にいられるこの日この時が

とっても大事に思うのは やっぱりあなたが好きだから

あなたが今 一番近くにいて 同じ時間を過ごせるのは

私にとって とても幸せなこと

あなたにとってはどうなんだろうね 同じ気持ちだといいね

どちらも同じくらいの気持ちで変わらずにいられたらいいね

まだまだ少しずつ分かってくるよね

あなたにとって 私にとって

大切なもの

見えてくるよね

(387)


■眠り

静かに目を閉じていれば いつしか眠りにつくけれど

頭の中 心の中 暴れている何かが

ずっと怯え続けている

遠い意識からはいあがろうとする 毎晩 いやな感じがつきまとう

(388)


■臆病者

はじめて逢った瞬間に 何かがはじけ飛んだ

違うものを感じていた

何かにすがりつきたい私を 

今ここから助け出して

 

夢にさえ現れる

巡り会うべくして巡り会ったとそのときは思う

でも 心のどこかで第三者のように見ている自分がいる

素直に飛び込んでいけない自分がいる

(389)


■眠れないの

眠れないの あなたの一言が

頭に 心に 胸に 突き刺さって

夢をかき壊していくの


浅い眠りは残酷な夜明け

夢の見られない夜明け なぜ眠れないの?


私が心を閉ざす頃 心にぴしゃりと鍵をかけてしまう

臆病な愛の幻を見て


心が痛む午前三時 なぜ眠れないの?

浮かぶのはあなたの顔

耳に残るのはあなたの声

すべて すべて すべて消し去って欲しい

いつまでも安心して眠れないから

(390)


■三日月

夢を見て いつも 崩れてしまう
いろんな障害の中で
嘆いて 悲しんで 落胆する

風の強い日の太陽は 冷たく怯えた光
夏の季節の強い光は いったいどこへいったんだろう
太陽もいろんな障害に落ち込んでいる

夜・・・そして三日月は 凍ったナイフのように
とがった心をむき出しにしている
夢を切り裂くように・・・

まっすぐ振り下ろされた死に神の鎌のように
切り裂いて切り裂いて 血があふれ出すのを
楽しんでいるかのような三日月

私の心を切り裂く あなたのよう・・・
崩れる夢 悲しすぎる現実 届かない希望

どうか優しさを忘れないで

(425)


■罠

消えていく 幻のように
とけていく 粉雪のように
孤独をつつんでくれるような
ひとりぼっちを救ってくれるような
そんなあなたはもういない

いつのまにかそばにいるような
いつのまにか去っていく
冷たい雰囲気のあなたに惹かれ
クールな横顔のあなたに惹かれ

いくら想ってもずっと夢でしか終わらない
いくら愛してもずっと影だけを追っている
見えない心
求めてやまない心

蜘蛛の網にかかってしまったような
落とし穴に落ちたかのような
二度とはいあがることの出来ないところへ
どんどん進んでいってしまう

あなたの目が私を罠に陥れる
あなたの言葉で私は罠にかかる

I want you. But, We cannot be together forever.

(424)


■これから・・・

2人で過ごしていると時間が経つのは早いもの
逢っているときはとても早くて 1日がすぐに過ぎていく

紅葉を見て過ごした日も 波を見た日も
たぶんきっと同じ気持ちで同じもの見ている

早く早く乗り遅れるよ あなたと私の時代の舟
焦らずゆっくり 時間をかけて過ごしていたい

だけどだけど悔しいことに あなたと私を引き裂くのは
時の流れと生活のリズム

ある日とても寒かったけれど
1日中 水の中 とても楽しかった想い出

あなたと寄り添っていたよね
長い時間・・・ずっと

早く早く乗り遅れるよ あなたと私の時代の汽車
焦らずゆっくり 時間をかけて過ごしていたい

だけどだけど悔しいことに あなたと私を引き裂くのは
時の流れと生活のリズム

いつかきっとあなたと歩いていけそうな気がする
私一人じゃない

これから・・・

(394)


■祈り

焦ることはない そう 分かってる
あなたをつなぎとめておくことは出来ない

心は遠くにいくと離れちゃうのかなって
そればかり心配して

素直についていけばいいのに
言葉を飲み込んでしまうためらい

どうか一言だけ言えるように
私に勇気をください

(395)


■わかってね

もうすぐ秋が終わり あなたと出会って数ヶ月

もっと早く出会えたら って思うけど

すべて「もし〜」でしかないから

いまが楽しい方がいい

 

数ヶ月ですべてを理解出来るわけはまったくないけど

これからどんどんわかってね

体中でいっぱいいっぱい表現するから

あなたの前では隠さずにいるから

(397)


■やってられない

たたきのめされた・・・心の底から
でも 信じてもらえない辛さから 逃げちゃいけないと思った

目をまっすぐに見据えて自分の思ったままのことを言った
だけど それは 自分でも
はっきりしない 現実か夢なのか わからない
一つの出来事だった

負けてなんかいられない
現実から目を背けてはいけない
だけど信じてもらえない
そんなことにかまってられない

やってられない

(401)


■私はそばにいる

あなたと二人 車に乗って 流れ行く景色
くるくると変わる風景

どこへ行くんだろう 道が分からないけれど
そんなに急がなくたって 私はそばにいるよ

あなたが寝込んでも あなたが眠っていても
私はそばにいる

二人でいる時間 1分でも1秒でも長く感じていたい
ずっとそばにいたい

でも不安な心は安心の裏側にいつもいる

それを感じないでいられるように
あなたのそばにいたい

(405)


■あやふや

夢を見たらしい とってもはっきり覚えているのに
だけれど現実かも知れなくて 人に話せばあやふやで
私が見た現実なのに
現実からは「作り話」としか思われない

夢で見た会話も人もはっきりくっきり覚えているのに
夢か現実か分からない

本当にあったことなんだろうか
やっぱり夢での出来事なのか

そのことで責め立てられて 疑われて 信じてもらえなくて

私は一人で大きな傷を持ち
夢を見るたび 恐れ怯えるようになり 眠れなくなった

なにがどうなっているのかわからない

(406)


■いっぱい

こんなに人を好きになったことがないくらい

あなたを想う

逢いたい 届かない

すごく逢いたいときでも会えない

淋しさでいっぱい

やりきれなさでいっぱい

涙がいっぱい

(407)


■長い冬

あなたと出会った秋 よく晴れた空の下

紅葉を見に行ったね

想い出深く忘れない風景


季節は変わる


あなたが遠くへ行ったとき 凍りついた体を震わせて

寒い冬の空 遠い遠い空 ずっと見つめて

届かない想いだけが 自分の中で空回り


あなたに会えるのは雪解けの春

あなたに会えるまで私の冬は終わらない

長い長い冬

(408) 


■後悔

どんどんあなたにひかれていくのを

ごまかすわけにはいかない

心でいっぱいブレーキをかけていても

想いがいうことをきかない

そばにいるとため息が出ちゃうほど

目の前の幸せに目を背けてしまいそうで

なんでひかれてしまったんだろう

なんで追い求めてしまうんだろう

あなたを好きになれば 苦しいことばっかりなのに

(411)


■願い

ずっと遠くを見つめていた
逢いたいと思う気持ちをおさえていた
もう二度と戻らない過去が物語る・・・

ずっと心に傷があった
心の中を閉ざしていた
もう二度と戻れない過去のはずなのに いまよみがえる

そして いま以上にもっと苦しんでいたあなたは
手紙をくれた・・・ 1つのメッセージ
私だけがいつまでもこだわっているのかな

あなたが悪い訳じゃない
心の揺れが激しかっただけ
どうしようもなかっただけ

魔が差した訳じゃないよね
本当に自然な心であなたの姿を追っていた
だから心が傷ついていた たぶん あなたも・・・

あなたがあなたのままでいられるように
あなたの笑顔が戻るように
ずっと願っている

心の中で 夢の中で 

(412)


■涙は雨

悲しくて泣くことと 悔しくて泣くこととどっちが多いだろう

悔し涙でこらえて こらえて

我慢できずに 流れた涙

ひとすじの雨のよう

 

耐えて耐えて それでも流れてしまった大粒のしずく

泣いて何かが洗われたような気分になって

心も泣いて大洪水

もっともっと強くなりますように

雨のように落ちる涙も 流さずにすむように

(413)


■どうして?

会えない日はいつも想う
淋しさ・切なさ・もどかしさ

どうにもならない現実逃避
どうにもならないわたしたち
夜が怖くなって 目の前が真っ暗

どうして好きになってしまったんだろう
どうしてこうも気にするんだろう

勇気がなさすぎて待つだけだった
いつも不安でびくびくしていた

情けないほど苦しくて
息が詰まるほど切ない・・・

どうして?

(426)


■扉の前で

ふと気づくのは 心の痛み
扉の前でとまどいながら
いるかも知れない 留守かも知れない
そんな不安な気持ちで立っている

ただ逢いたかったから 話したかったから
それでも 拒絶をおそれて 勇気がなくて 
その場をたちさってしまった

どうしていいのか分からずに
あなたに会えない日でも月夜に願った

扉の前で立ちつくす
私の迷子の心
あなたがひろってくれたら・・・

(404)


■夜に流されて・・・

私は怖い 闇の中の恐怖が・・・
夜の真ん中で目を開けているのが・・・
目を閉じてしまえば 心地よい眠りにつけると思ったのに・・・

私は怖い 夜の暗さが・・・
どんどん過ぎてゆく 時間だけが・・・
二度と戻らない 今 このとき・この瞬間

夜に流されて 私は一人 闇の中で叫び
夜に縛られて 私は一人 闇の中に置き去り
夜に踊らされて 死ぬまで脱げない踊り子の靴を履いたような
あるいは すぐに壊れてしまうガラスの靴のような
毎晩の苦しみに 悩まされ続ける

どうしたというんだろう・・・
どうしたらいいんだろう・・・

夜に流されて 私は一人 闇の中
夜に壊される もう一人の私・・・

(427)


■かなわない夢

じっとしていると あなたのことを考えている
ぼんやりしていても 心と体はあなたを求めている
叫び出さずにいられない
こんな気持ちになったのは・・・なぜ?

孤独な気分でも無理に笑おうとする
そんな自分が大嫌い
偽りの仮面が人を変えてしまう
真実に目を背けて

どうにも出来ないとわかっていても
何も変わらないと知っていても
あなたへの想いだけは止められなくて

いつでも逢っていたい
いつでもそばにいたい
だけど それはいつまでも叶わない夢

一夜で消えてしまうような
目が覚めて孤独に怯えてしまうような
淋しくて切ない夢

(428)


■休養

あなたとゆっくり 二人きりで過ごしたい

何も感じず 何も考えず 何もせずに

静かなところで 風に吹かれて あなたの横で眠っていたい

時が経つのも忘れて ゆっくり・・・しばらく・・・ずっと・・・

もしも こんなささいや願いが叶うなら

あなたの横で目を閉じて そのまま永久の眠りについたとしても

後悔なんてしない

(429)


■夏本番

日に焼けた肌が痛い
あなたに焦がれた心もヒリヒリと痛い

太陽が照り返す中
あなたへの想いも照り返す

これから夏本番
これから恋の頂点

(430)


■夕方

夕焼けを見て 二人で話した
夕陽がただ一人だけ
私たちを見つめていた

誰にも認められない
誰にも許してもらえない

夕陽だけが知っている
夕陽だけがわかってる

あなたといられるのは夕方だけ
夕陽が見守る中 あなたと過ごせる

ほんの少しの時間 夕方

(431)


■どらいぶ

夜のドライブは限りない闇の中へ まっしぐらに進んでゆく
タバコに火をつけた貴方の横顔
少しだけ照らされた 貴方の口元

闇の暗い色が二人の上にのしかかり
空が晴れれば星も見えるのに
ただただ闇に進んでいく

長くは続かない時間に
はかない夢の幸せに

運命に逆らいながら
座席にもたれて 辛いドライブ

(432)