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かよポエム〜岐路(No.2) 

最終更新:2004/07/10  


(415) (416) (417)
(418) なんだかとっても(419) 無題(420)
ときめきは遥か彼方に(421) 苦悩(422) 気がついた(447)
しゃぼんだま(11) 自分らしさは?(448) 光と影(449)
道標(450) 破壊(393) 時計の針(451)

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時計の針

人はいつまでも生きてはいられない
いつ死ぬのかも分からない
いつまでも若くもないし やがて老いて朽ちてゆく

でもそんな事も考えずに ただぼんやりと1日1日過ごして
本当に1分1秒を大切に過ごしている人がいるのかな

健康な人ほど時間を粗末にし 病苦の人ほど時間を大切にする
時間に敏感になるから?時計の針が命を刻む音のように聞こえる?
そう考えると 時計の針は時を刻むと共に 命も刻んでいるようだ

この世に生を受け 人がしなくてはならない事って何だろう
なんで生まれてきたんだろう
生を受けたことに 感謝しているけど
時間を大切に生きていってるだろうか 
生き急いではいないだろうか

そう気がつくと 時計の針の音が少しだけ 怖くなる

(1998.3.1)  トップへ

(451)


破壊

眠れない あなたのひとことが
頭に 心に 胸に 突き刺さっていく
夢をかきこわしてゆく

浅い眠りは 残酷な夜明け
夢の見れない夜更け

私の心の鍵を閉ざしてしまう頃
自分で自分の心に鍵をかけた
愛に臆病な幻を見て・・・

心が痛む 午前二時
思い描くのはあなたの顔
耳に残る あなたの声

すべて すべて すべて 消し去って欲しい
それじゃなきゃ 夢も私も壊れたまま・・・

(1991.9.6)   トップへ

(393)



道標

一人になって考える 
良い意味でも悪い意味でも自分自身と周りを見つめてみる

何が良くて何が悪いのかしっかり見極めたい
うわべだけの優しさに 言葉だけの偽りに
騙さないように 騙されないように

静かに一人で目を閉じる
落ち着いて ゆっくりと考えて 自分に正直になれば
自分が向かっていく道標は自ずと現れる

(1998.2.14)   トップへ

(450)


光と影

自分が辛い時 誰にいて欲しい? 自分が悲しい時 誰といたい?
自分が辛い時や悲しい時に誰かといるのは どんどん自分を弱くする
慰められて 優しくされて 同調されて
まるで傷を舐め合うような・・・
そんな自分でいたくない

自分が嬉しい時に 誰かそばで祝福してくれる? 
自分が楽しい時に 誰かそばで笑ってくれる?

光になっても影を馬鹿にしない?
光の裏には必ずいつだって影が出来る 影になっても祝福出来る?
相手を認めて 相手に接する事・・・出来る?
そんな自分でいたい

(1998.2.12)   トップへ

(449)


自分らしさは?

信じられるものが何もない時 異様な孤独感に襲われる
信じれば裏切られる 裏切れば自分が信じられなくなる
強がって 虚勢を張って 自分は強いんだと言い聞かせてる
人間は一人じゃ生きていけないのにね

格好をつけて 自分を良く見せようとしてるの?
何のために? 誰のために?
それだけで 自分らしさはどんどん失われていくのに
ありのままで充分なのに

周りの言葉に踊らされてる 自分も同調すればいいと思ってる
一生懸命自分を殺してる それが上手い世渡りだと思ってる

周りの人から思われてる自分と自分で思ってる自分のギャップ
自分らしさはどれなの?本当の自分ってどれなの?
真実が見えない人達

(1998.2.11)   トップへ

(448)


しゃぼんだま

しゃぼんだま 飛ばす ・・・すぐ消える まるであなたのよう
しゃぼんだま 飛ばす ・・・すぐ壊れる まるで私の心

ゆらゆら揺れる虹模様 丸い丸い 儚い命
ふわふわ揺れる透明な 丸い丸い 夢物語

消えてもいい 儚くてもいい こわれてもいいから
少しだけ夢を見させて

(1986.6.27)   トップへ

(11)


気がついた

何がいいのか 何が悪いのか 何も知らない人達
自分は悪くないと 責任転嫁しながら 自分を守る人達
他人に頼る 他人に甘える すべては人や物が悪いなんて  

すべては自分がしたことなのに 自分のせいではないと思いたいの?
この人が あの人が これが あれが と言いながら自分を守る
 
恥ずかしくない?情けなくない?
不可抗力でしょうがない事もあるけれど すべては自分が起こした事
他人のせいにするのは簡単な事 人間は楽な方に楽な方に逃げたがる

そういう事に自分で気がつけば これから自分がすべき事
わかるんじゃないかな と 気がついた

(1998.2.10)  トップへ  

(447)


苦悩

ゆりかごの中にたったひとつ 『未来』と言う名前のものが入っていた
ゆりかごから出ると そこは 『世間』だった
『世間』の中に『人間』 『人間』の中に『会話』 『会話』の中に『愛』

『愛』『会話』『人間』『世間』・・・その中に様々な『欲』
そうしてゆりかごの中の『未来』はどんどん汚れてゆくんだ・・・

(1993.11.10)   トップへ

(422)


ときめきは遥か彼方に

どうしたんだろうね 何に対しても誰に対しても
胸が躍るような ドキドキするようなときめきは
遥か彼方に行ってしまったような気がする

なんでだろうね 何かしらどこか冷めたような
突っ張った自分がいる
ときめこうと思ってときめくものじゃないけれど・・・

胸が熱くなるような思いを どこかに忘れてきた
・・・そんな気がする

昔にはもう戻れない 時間は二度とかえってこない
ただひたすら進んでいくだけ

その中でまたときめくような出来事が待っていると
信じていたい

(1993.11.10)   トップへ

(421)


無題

風がどこからか吹く  髪をなでるような風
どこに行くのかわからないけれど

雲が風で流されてゆく  ちぎれたりくっついたり
果てしない世界へ流されて

私もどこかに流されていく 
どこに行くのか分からない風のように
果てしない世界へ流れる雲のように

でも  流されないように必死でいる
見えないなにかに押されないよう  見えない力でつぶされないよう
自分の力で生きたい

(1993.11.10)   トップへ

(420)


なんだかとっても

電話の声は近いのに  手が届かない
なんだかとっても遠く感じる  夜更けの電話

夢の中では会えるのに  手が届かない
なんだかとっても淋しくなる 夢見た後は

心の中で行ったり来たり  想いはどこへ?
なんだかとっても苦しくなる そう考えると

私の中のあなたの存在  心の割合
なんだかとってもわからない  不思議な心

(1993.11.10)  トップへ

(419)


自分の中に  人に対しての愛って存在してるのかな?
初恋に胸をときめかせて  意中の人の言葉に一喜一憂していた頃もあったのに
自分の中に  人に対しての愛って存在してないのかも・・・
いや「臆病」になっただけなんだ

(1993.11.10)  トップへ

(418)


何のために生きているんだろう  この世にせっかく生を受けたのに・・・
何となく生きてる人のなんと多いことだろう
何かをしなければならない  それはわかっているけれど
今  その「何か」を探しながら生きているような気がする

(1993.11.10)   トップへ

(417)


会いたくて  会いたくて  でも     会えなくて  会えなくて 
だから 苦しくて   苦しくて   胸が痛い   
恋しくて   恋しくて   気持ちが
愛しくて   愛しくて   空回りして  ・・・せつない

(1993.11.10)   トップへ

(416)


いろいろな事が頭の中を駆け巡っていて  寝つけない夜
こんな時 私は一番動揺する  私って何に悩んでるの?
考えている内に  「疲れて眠ることが出来る」か
「そのまま夜が明ける」

(1993.11.10)    トップへ

(415)