99年8月中旬


<8月11日・水>
◇ さまざまな理由があって、夏休みを利用して帰宅。なんだかずいぶん疲れているようで、夜は自宅で一杯やっているうちにバタンキュー。


<8月12日・木>
◇ 闇の仕事をやらなくてはなあ、と思いつつも、少し手を着けただけで、ひたすら寝てしまう。夜は家族で外食。


<8月13日・金>
◇ 寝て起きてピンポイントで東京に舞い戻る。そして、浜町近辺で、闇の仕事をすませるとまた藤枝に戻る。今回の帰省はなんだかあわただしい。東京への往復の間はひたすら眠る。


<8月14日・土>
◇ 疲れている。帰宅後、ひたすら寝ていたような記憶があるが……。


<8月15日・日>
◇ 知人と連れだってコミケに。コミケにいったのは初めてである。特に目的もないのでひたすらぶらぶらと歩く。


<8月16日・月>
◇ ひたすら眠る。あと、それでも力を振り絞って?闇の仕事の一部を完成させた。


<8月17日・火>
◇ 闇の仕事のための資料がどうしても見つからないので、恵比寿まで出向く。そのまま、恵比寿ガーデンシネマで「セレブリティ」を見る。コミカルにみえつつも、ラストの苦さは格別。いろいろと考えさせられてしまった。帰宅して、資料をみつつ仕事。


<8月18日・水>
◇ 仕事をしていたはず。


<8月19日・木>
◇ 仕事で、神奈川県の玄倉川へ。自衛隊のヘリが丹沢湖面を匍匐飛行していた。野次馬が予想以上に多かった。


<8月20日・金>
◇ 夏休み中に「買ってはいけない」とそれの批判をした文藝春秋を読んだ。
「買ってはいけない」が売れたのは、その内容ではなく、その立ち位置に寄っている。それは「純愛はすばらしい」という論理と同じ、言い返すことのできないカギカッコ付きの「正論」という場所だ。それは、どこかにやましさを感じている人々が、そのやましさを指摘されることで、自分の感じるやましさの量を減らそうと言う心のよりどころになる。だから、内容などトンデモでもなんでもいいのである。しかし、あれは確かにヒドい部分が多い。むしろ、文藝春秋の日垣隆氏の批判の方が、是々非々で落ち着いている。

◇ 翌朝まで仕事。