99年2月中旬


<2月11日・木>
◇ 夕方から会社に出かけて仕事。それでもおもいのほか軽快にはかどる。


<2月12日・金>
◇ 適当に仕事していたハズだが。


<2月13日・土>
◇ 明日の知人の結婚披露宴にそなえて、友だちと情報交換。そうしたら、ある人が離婚したという情報が……。人生いろいろである。仕事をしていたら寝付けなくなって、そのままビデオで「ルパン三世 ワルサーP38」を見る。確かにウワサ通りお話はよくできていた。それに描写も的確。まあ、スペシャルの中では出色のデキではある。そのほか見たアニメ「ゴルゴ13」「マジンガーZ対デビルマン」。

○ 「マジンガーZ対デビルマン」を借りたのは、もちろん「デビルマン解体新書」(赤星政尚編、講談社 1300円)を読んだから。大胆なレイアウトが素晴らしい。同書が指摘した通りデビルマンは引き立て役で弱いのだけれど、異端である不動明は、優等生的な兜甲児よりもはるかに魅力的であった。


<2月14日・日>
◇ ガサラキを見てから、前の会社の同期の結婚披露宴。新婦が知り合いだったのだが、彼女も今は退職して香港で働いている。ご主人は居酒屋の店長で今井雅之似。数年ぶりに顔を合わせた、同期と現在の近況などを話し合ったり。とりあえず4月か5月に飲み会を開くことが決まる。
 帰宅して酔っぱらって「無能の人」「どうぶつ宝島」「長靴をはいた猫」をダイジェストで見る。


<2月15日・月>
◇ というわけで、1月半ばから抱えていた仕事が一段落ついた。やっと安心して日記を更新できるというものよ。とりあえず、16日早朝に日本酒飲んで寝る。


<2月16日・火>
◇ ヒゲが気になり、某所に出かけたら、ヒゲとちょんまげの自称胡乱な人が、赤くはなかったし風にもなびいていなかったけれど、洒落たマフラー首にかけて立っていた。 それにしてもやはり、ヒゲは気になる。

○ こちらから近況を送ったら、古い知人から、半年ぶりぐらいにメール。あ、それでも年始にちょっと電話で話をしてたか。博士論文を提出して、不安を抱えながらも、開放感を味わっているらしい。開放感のおともは、もちろんFFVIIIだそうだ。それにしても、博士ですか。なんだかリアリティがないなあ。でも、ちゃんと審査が通るようにお祈りはしていますよ。

○ 久しぶりに日記を書くと、なかなか調子がでないでおじゃる。


<2月17日・水>
◇ 某CDを探して都内をうろうろ。さすがに3月に再発売が決まっているためか、品薄な感じである。もちろんその間に書店に立ち寄って「14」(桜井亜美、幻冬舎 495円)「アウトロースター」(伊東岳彦、集英社 495円)「夏目家の妙な人々」(わかつきめぐみ、講談社 752円)「エンジェリックハウス」(安野モヨコ 講談社 667円)「エイリアン9」(富沢ひとし、秋田書店 540円)「別冊COMICBOX 畑中純(ふゅーじょんぷろだくと、3500円)「別冊COMICBOX ある日の手塚治虫」(ふゅーじょんぷろだくと、1500円)を手に入れる。 


<2月18日・木>
◇ 今日はてんてこ舞いの忙しさになるはずが、ドミノ倒しのように予定が後ろへずれた。そしたら、最後がどたばたするはずが、実は最後の仕事はやらなくてよくなるという、ご都合主義的結末で、振り返ってみるとそれほど忙しくない一日であった。帰り道で「時の顔」(小松左京、角川春樹事務所 952円)を読了。


<2月19日・金>
◇ 部屋を片づけようかと思って、本をちょっと積み直す。でも、それだけ。

○ 「戦争論争戦」(田原総一郎・小林よしのり、ぶんか社 1500円)読了。小説それも純文学系が無性に読みたくなっている。

○ 会社で打ち合わせ後、午前3時過ぎより新宿で焼き肉。あいかわらず純豆腐とマッコリの組み合わせは美味い。盛り上がったので午前8時よりカラオケへ。以下、20日へ。


<2月20日・土>
◇ というわけで、4人で午前8時からカラオケ。もちろん首謀者は、アニソンの女王のサインを持っているのが自慢の人だから、その人はアニソンうたいまくり。オレは、アニソンも少々歌いつつ、原田知世とかドリカムとか斉藤由貴とか今井美樹とかモーニング娘。とか可愛い恋心路線(?)。ほかの2人は、若い人らしくヒット曲とか、オレより年上の人らしく自分の好きな歌とかヒット曲の練習とか。11時半前にボックスを出る。

○ それから眠さをこらえつつ個人的に、映画「メリーに首ったけ」を見に行く。ぬるいし、テンポもたいしたことはないのだが、胃にもたれない楽しさはある。あと、身も蓋もない下品さは世界共通っていう感じも楽しめる。若い女性の着替えを覗こうと思って、双眼鏡を覗くと老婆の胸が、ってのはまるでドリフですな。キャメロン・ディアスの爽やかな笑顔にだまされて映画観にいくと、思ったよりコテコテな映画で、そういう意味では、意外に楽しめるでしょう。でも、テレビで偶然見た方がお得感はあるかもね。

◇ 帰宅したらもちろん電池が切れるように眠る。で、目が覚めて、ピザを食べてまた眠る。