ジュネーブ条約の基本

スイスのジュネーブで交わされた戦争時における負傷者救済と人権保護を目的にした条約です。

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ジュネーブ法とハーグ法

ジュネーブ法は武力紛争犠牲者の保護ですが,ハーグ法は戦う方法や手段の規制をしています。

ジュネーブ法
(1864〜)
目的 武力紛争犠牲者の保護
主旨 戦闘外に置かれた者は尊重され,保護されねばならない。
主な条約 1949年のジュネーブ4条約,1977年の2つの追加議定書
ハーグ法
(1868〜)
目的 戦う方法,手段の規制
主旨 戦う方法・手段(平気,戦術等)は,無制限ではない。
主な条約 特定通常兵器使用制限条約,対人地雷禁止条約,生物毒素兵器禁止条約,1907年のハーグ諸条約など