>児童・生徒・学生たちへのお願い<

最近ときどき質問メールを受け取りますが,質問の仕方には,十分注意しましょう。

あなたの質問相手は,あなたがよく知る教師ではありません。お答え博士でもありません。

全く面識のない人への質問ですから,当然ネチケットが必要です。

インターネットの世界では,大人も子どももありません。

一人の人間として,思いやりを持った言動を心がけましょう。

 

調べ学習をさせている教員側に問題がある時もありますが,

どう質問文を書けばよいか,君に学習方法を提示した担当の先生に聞きましょう。

答えられない先生には,

「あなたにはインターネットを使って調べ学習をさせる資格がない!」

と親切心で言ってあげましょう。(笑)

そしてあなた自身の手で,インターネットを使ってネチケットを学びましょう。

インターネットの世界とは,わからないことについて,自ら積極的に調べることができる場所なのです。

 

<正しい質問メールの送り方の例>

1 どこのだれかをきちんと名乗ること。
  (学校名や学年,名前のことです。)
  (住所や電話番号を伝える必要はありません。)

2 どんな目的なのか。
 @ 授業の一環で(美術科・総合的な学習など)
 A 趣味や興味,好奇心から
 B その他

3 何を聞きたいのかを明確に。
 @ どこまで調べていて何がわからないのか。
  ・ 歴史について調べていた。ここまで調べたがそれ以上を知りたい。
  ・ 作家について調べていた。もう少し詳しく知りたいが,自分が調べた先のことを知りたい。
  ・ 技法について調べていた。写真は手に入れたが,もう少し特徴について知りたい。
  ・ その他 

 A 最終的に,どうまとめようと思っているのか。
  ・ グループで発表会をする資料を集めている。
  ・ いろんな考え方を集めている。
  ・ 自分のHPに生かそうと思っている。
  ・ その他 

4 教えを請いたいという態度であること。
  (必ず自分の知っていることを挙げて,その先を質問しましょう。
   知っている知識や内容によって,こちらの回答の仕方も変わります。)

5 なぜ,質問相手にメールを送ったかの熱意や心情を語ること。
  (困っているから質問メールをするのですから,困っている様を書きましょう。)

<絶対にしてはいけないこと>

1 時間指定しないこと。
  (相手は職業を持っている社会人である場合がほとんどです。
  メールを見る間もないくらい多忙な方もいらっしゃいます。
  すぐには答えられないことがある,ということを自覚しましょう)
  自分の場合,最低3日はもらえないと,困惑しますね。

2 調べもせずに尋ねないこと
  (インターネットは情報の宝庫です。調べて分かることの方が多いでしょう。
  それでも分からないときに質問するのがルールです。)

3 他人の名前を使うこと
  (いたずら目的や嫌がらせで友だちの名前を使うことがあるようです。
  これは立派な犯罪です。絶対にしてはいけません。
  ひどい場合は警察や裁判所のお世話になってしまいます。
  メールをもらった相手も迷惑します。

※ 以上のことを守って,お互い気持ちよく情報を交換できるように心がけましょう。