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(1)東北本線 旧城山トンネル(東白石〜北白川間) <2004年12月16日>
付近の地図はこれ

青森方坑口 暮れも押し迫った12月16日
相方に「はくちょう氏」を連れて東白石駅にほど近い
ところにある旧城山トンネルを訪れました。

前々からこのトンネルの存在は知っていたものの
両側の坑口がしっかり現存している上に、通り抜けられる
状態で残っているなんて知らなかったので、取りあえず坑
口見学のつもりくらいで気軽にやってきました。

写真は青森方坑口です。
結構綺麗な状態で残っており、今日明日で崩れる心配はなさそうです
坑口上にはトンネル名とかを記した銘板はありませんでした
入り口前にある有刺鉄線の柵は一部が切れて出入り自由な状
態になっていたので、さっそく入ってみることにしました。

それにしてもどこかに行くときって大体が午後から活動開始になるのですが、人間30越えると
エンジン掛かりにくくなるかななのか、なんて思ってみたりしたりなんかして・・・
この日もご多分に漏れずすでに午後3時を回っていて、もう一カ所探訪したいところだった
のだけど時間的に無理っぽかったのでそっちは下見だけにしておきました。
そっちについては後日もういちど行く予定なのでその時にでもレポートしたいと思います。


この2枚は坑口付近の拡大写真です
かなり古い感じもしますがまだまだちょっとやそっとのことでは崩れるようなことは
ないと思うくらいしっかりした見た目でした。
トンネル上部には蒸気時代の名残と思われる黒い煤みたいなものも見えます
真ん中付近の有刺鉄線の切れ目から入ってみることにしましょう (関係者の皆さんゴメンなさい)

怖がるはくちょう氏と一緒にトンネル内に潜入開始!
お互い怖いものがあるコンビが廃線やら廃道やら探訪するってのは
企画自体に無理があるような気もするけれど(気のせいでありますように)
まぁそれは永久に棚上げってことで探索を続けることにしましょう。
・・・自分の怖いものに関しては後のレポートでってことでナイショ・・・

足下は砂利が敷いてあって、入り口近くはでこぼこした感じなんだけど
中の方に入ると平坦で苦労しないで歩ける状態でした。
トンネルは軽くカーブしており出口は光すら見えないので最初は途中で
閉塞しているのかと思っていたのに通り抜け出来てしまいました。

結構な長さのトンネルなので当然中には待避所があり、このトンネルにも 3カ所の待避所がありました。

これが青森方から見て一番目の待避所
なぜか奥に長く作ってあって、しかも床には排水溝まで掘ってあり
この写真ではわかりませんが排水溝の奥に光りがちょっとだけ見え そのまま外まで続いているようでした。
右の写真は車まで戻る際に外から撮った写真です
位置的にこれが1番目の待避所からの排水溝だと思われます
道路から見ると水路と山の間に道路とか線路の敷けるくらいの幅の
平らなところが見られました。
もしかしたら昔は城山トンネル自体なかったのかな、などと邪推したくなりますね。

これが2個目の待避所です。
山裾を走っていて外が近いせいなのか
ここのトンネルの待避所は3個とも外と繋がっているようです
写真の一番下に写っているのは上から落ちたと思われる煉瓦です
ライト以外に何の装備もせずに突入したのでこんなのが落ちてきたら
と思ったらぞっとします。
外に出るところには有刺鉄線で柵がしてありここからは外に出られな
いようになっていました。外に道路とか人の通る場所が近くに無ければ
有刺鉄線を揺らしつつ大声で「出してくれー」とかやりたかったのですが
誰かに聞かれたら恥ずかしいので止めておきました



問題なのは3個目いちばん東京方にある待避所です
待避所自体2個目と同じく外に繋がっているのですが見てすぐに変なことに気づきました
上左の写真は中から外側を向いて撮ったのですがなぜか途中で曲がっており、
しかも一部素堀りのままという変な状態になっていました。
上右の写真は待避所内に入り素堀りの部分からもう一つあるポータルを撮ったものです
トンネルから外に出る部分まで続けて煉瓦を積めばいいのになぜ途中だけ素堀りに
なっているのか非常に気になります
下に素掘りの部分から中を見て撮った写真も載せておきます。
トンネルから続いてきた煉瓦が中途半端に切れており外まで煉瓦をつなげる
予定だったのじゃないかと思わせてくれます。
中がカーブしてるから煉瓦を切ったわけじゃないと思われるし謎が深まるばかりです



3個目の待避所を過ぎるといよいよ東京方の坑口です
坑口には青森方と同じような有刺鉄線の他に大きな木組みのバリケードがあり
一見出られないように見えましたが、現在線側のほうが開いていて徒歩なら
簡単に外に出られるようになっていました。
右の写真が木とか邪魔で見えにくいですが東京方の坑口です。
青森方の坑口と同様こちら側の坑口にもトンネル名を記した銘板は付いてなかったです


今回の探索はライトも自転車用の暗いやつだったしヘルメットとか長靴とかも全然ないままに
行ってしまったので反省して次回以降装備グレードアップして行きたいと思いました。

2004.12.28執筆

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