横浜マリノス新着情報(1998年12月)
(横浜Fマリノス関連)

●29日 新横浜フリューゲルスのJ2入りはない!

横浜フリューゲルス再建協議会に対し、26日にJリーグに出された要望書の回答があった。それによると、新横浜フリューゲルスができたとしても、それは新チームとなり、そのチームの体制・選手などから、どのリーグに所属するべきかを判断するとのこと。これにより実績のないチームが最初からJ2入りすることは考えられないため、横浜フリューゲルス再建協議会の目的の来年からのJ2入りはなくなった。
まあ、筋としてはそうでしょうが、超法規措置という宝刀を抜いて合併を認めたJが筋論だけで拒否するのはいかがかと思いますね。


●27日 天皇杯の日程変更も?

JFAの天皇杯実施委員長の木之本Jリーグ専務理事によると、天皇杯の時期には契約更改の最中でもあり、モチベーションや戦力が整わないことから、従来の元日決勝の日程を変更する可能性があることを示唆した模様。
まったく、この木ノ本氏はどういう方なのでしょうか。天皇杯の日程変更??こういうことは休み休み言って欲しいものです。全く本末転倒です。契約更改がこの時期なのは、Jリーグの日程が春ー秋だからでしょう。早く秋ー春にすればかなりの問題は解決するはずです。「天皇杯」をどこまで軽視すればいいのでしょうね。って、前にも書いた覚えが・・・


●26日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/26

横浜フリューゲルス再建協議会は横浜フリューゲルスの名称を持ったチームを新たに結成し、来年のJ2への加入を求める要望書と35万人の署名、6,000万円を越える入金の証明などをJリーグに提出した。
どうも対応は冷たかったようですね。Jの理念をいちばん体現しつつあるこの運動への対応で、どれだけのものか判るような気がします。


●26日 天皇杯を戦う横浜フリューゲルスにJFAが追い打ち!

合併によりチームが無くなるという状況の中、天皇杯を勝ち上がり、今度準決勝を戦う横浜フリューゲルスに、またも残酷な決定が下された。JFAの天皇杯実施委員長の木之本Jリーグ専務理事によると、天皇杯に横浜フリューゲルスが勝ち上がった場合は、横浜フリューゲルスが合併により消滅する2月1日までに天皇杯を返還することになった。また、その場合は、ゼロックススーパーカップとアジアカップウィナーズカップへの出場権は天皇杯準優勝チームが参加することになる。なお、これによりゼロックススーパーカップは清水と名古屋の勝利チームと鹿島の戦いとなることが決定した。
全く理解できない決定です。何度も書いていますが、こんなことをこの時期に決定すること自体がバカにしている証拠です。「合併」という虚構を作ったのであれば、最後までその線で行くべきでしょう。これから優勝目指して戦っているチームに対してのこの仕打ちはひどすぎます。全く「天皇杯」をどこまで軽視すればいいのでしょうね。


●26日 井原選手残留決定!

再度契約更改交渉が行われた井原選手は、前回よりも800万円多い金額が提示されたことで契約更改に応じた。金額は井原選手の最低ラインよりも下回っていたが、チームから誠意のある回答が得られたことにより、歩み寄った。
まずはよかった。


●25日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/25

25日終了時で6,499万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。本日をもって締め切りとなるが、他行からの入金や、文書扱いの振り込み分を含めるともう少し増える模様。
最終的には7,000万円に迫る金額となりそうです。これだけの多くの声をバックに、横浜フリューゲルス再建協議会は少しずつ手は打っているようです。


●25日 松田・平間両選手が共に入籍!!

クリスマスのこの日、松田選手と平間選手が婚姻届を提出した。
どちらもお相手は20歳で、1年から1年半という交際期間を経ての結婚となったようです。来年の活躍を期待しています。


●25日 GK吉原選手、J2のアルビレックス新潟へレンタル移籍

マリノスでは川口、榎本と代表GKの影で出場機会のなかなか得られなかった吉原選手は、来年1年間の期限付きでJ2のアルビレックス新潟へレンタル移籍が決定した。
吉原選手も能力としてはかなりなものだと思います。やはり出場してこそのプロですから、このまま燻るよりもいいでしょう。


●25日 柳相鐵選手、入団決定!

柳相鐵選手の入団が決定した。契約金は7,000万とのこと。
実に楽しみな選手です。来年は上野とボランチで頑張って欲しいですね。


●24日 楢崎選手、名古屋へ!!

楢崎選手の移籍先が名古屋に内定した模様。
GKコーチのマザロッピ氏と一緒に受け入れてくれるところという希望が叶ったことで名古屋になった模様です。しかし、山口も名古屋のようなので、どちらかというと名古屋F・グランパスの方がいいかもね。(^^;


●24日 柳相鐵選手、メディカルチェックのため来日!

来年の入団が噂されている現韓国代表MFで今年度Kリーグの得点王でMVPを獲得している柳相鐵選手が契約前のメディカルチェックのため来日した。
韓国代表では、中軸をなす選手で、見たかぎりではかなり質の高いプレイをしていたようです。契約に際してアスカルゴルタ監督の解任などもありましたが、アジアに目を向けることも大切でしょう。


●24日 契約更改難航で越年覚悟も!

主力選手についてかなり厳しい状況の中少しずつ契約更改が終了している。このなか、井原選手と安永選手の交渉が難航している模様。井原選手は30%を越えるダウンを提示されていて、越年覚悟で交渉に臨んでいるが、井原選手の希望の20〜25%ダウンまでとの開きは大きい。安永選手は10%アップを提示されているが、マリノス入り同期の松田選手の年俸を基準に交渉を行っている模様。清水から内々にオファーがあるともうわさされている中、移籍を匂わしながらの強気の交渉を行っているが、こちらも越年すると思われる。
井原選手については確かに削減幅としては大きく、生活設計などや、残りの現役年数を考えればなかなか納得できないということは理解できます。しかし、従来が貰い過ぎだったとも言えます。しかし、今年のチームの状況などを考えれば、チームに多大な影響力がある選手なだけに、Jリーグやマリノスのために率先して受け入れて欲しかったとは思いますが、プロ契約の話ですから強要はできませんね(もともとできないが)。ただ、これ以上粘るようであれば、はっきり言って移籍してもらっても構わないと思います。移籍についてはダウン幅が30%を越えているので、何歳であろうと移籍係数は1ですから、なんとかなるかな?安永選手については全く理解できません。この状況の中10%アップということだけでも恵まれているということを理解すべきです。最低でも松田選手と同額を!ということらしく、以前私が予想した通り(笑)でしたが、そんなことを言える成績か頭を冷やして考えて欲しい。私は高校時代から安永選手のファンでしたが、はっきり言わしてもらえば、もう移籍してもらってもしかたないと思います。ただ噂されている清水が2億円近い移籍金を払えるかは疑問ですが。天皇杯で横浜フリューゲルスの試合をチェックしているマリノスファンは多いと思いますが、FWの吉田選手はいい感じですね。すでに城と吉田の2TOPをイメージしている人も多いのではないでしょうか?マリノスフロントもすでにそう思っているかもしれませんよ。


●22日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/22

21日午後3時時点で4,083万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。
増加のペースは落ちてきましたが、これだけの金額を集めたことによってアピールすることもあるでしょう。


●19日 横浜Fマリノスに決定!?

横浜フリューゲルスサポータと日産・全日空の関係者との新チーム名の話し合いで、新チームからはFの文字は外せない、名称の所有権も新チームが保有することになるが、将来申し出が有れば、関係各所と協議検討し回答するという回答を得た。これにより、新チームの名前は横浜Fマリノスに決定したが、将来のフリューゲルスというチームの復活については辛うじて可能性が残った。
こうなることは予想の範囲でしょう。ただ考え方によっては、フリューゲルス復活の可能性が0ではないことが明らかになったことを光明と取るべきでしょう。


●18日 城選手、残留へ!

現状維持の4400万円の提示を受けた城は、チームの厳しい状況などを考えれば、もう子供じゃないことだしと、金額的には納得の表情を見せた。ただ、代表招集され、公式戦に出場できない場合、出場級に当たる部分が丸々言及となってしまう件で、全額とは行かないまでもせめて半額程度でも何とかして欲しいとの要望を伝え、サインは行わなかった模様。
代表で出られない間の保証というのは結構重要だと思います。城は、減る半分については代表に選ばれた名誉として我慢するけどと言っていますが、まあ、これくらいの要望は叶えてあげるべきでしょうね。チームとしても代表選手がいることのメリットはあるわけですし。


●18日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/18

17日午後3時30分時点で3,233万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。また、日産自動車と新チームからFを取るなどの交渉を行ったが、物別れに終わった。
3000万円突破です。ところで、横浜フリューゲルス再建協議会との交渉で新チーム発足への活動を指して「まるでファミコンの世界だ」と言い放った日産の担当者の談話が出ています。確かに現実的な企業の目で見れば現実感の薄い話かもしれませんが、それでも精いっぱい頑張っています。それをこういう表現で表すことしかできない日産の担当者のセンスを見ても、Jリーグの将来は暗いと言わざるを得ません。


●17日 契約更改交渉進む!

25%減2800万円前後の提示を受けた三浦文丈選手は移籍の意志を表明し、サインは見送った模様。神田選手は微増の3500万円前後でサインを行った模様。
文丈は試合に出る機会が少なかったのも影響しているでしょう。神田選手については、リーグ中盤での活躍が評価されたのでしょう。


●17日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/17

16日午後6時時点で2,913万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。15日の時点では2,564万円であり、だいたい毎日400万から500万の勢いで増えている。
3000万となるとかなりの額ですね。


●17日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/16

横浜フリューゲル再建協議会が現在集めいている基金とは別に集めていた1000万円を元に新会社の設立登記を行ったことが発表された。J2入りをするために3年間のスポンサー保証が必要なため、オーナーシップ制度を導入しチームを支えるとのこと。オーナーシップ制度では、市民持ち株会に替わる市民によるチーム運営を目標に、 <ホームゲーム全試合観戦券付きチームオーナー制度>で3年契約を行ってチームをサポートすることになる。
再建を現実化するうえでのステップを着実に歩んでいます。この先行きがどうなるかによって、Jの理念や将来が決まるといっても言い過ぎではないと思います。


●17日 川口選手、海外移籍へ意欲!

川口選手の契約更改交渉の場で、本人から海外からのオファーなどの情報公開と、海外への移籍希望が出された模様。セリエAのエンポリやペルージャ等から照会があったともいわれる。ただし、川口自身はGKというポジションは移籍してすぐ出られるポジションでもないし、シーズン途中でのGK交代もそれほどないことから、慎重に検討するということである。
海外への話は前から行けるなら行って欲しいと書いているので、特に書きません。ただ、ペルージャはやめたほうがいいと思いますが(^^;ただ、例によって記事はマスコミの先走りの可能性が高いと思います。


●16日 来年の入団内定選手2人決まる!

来年入団する選手として、四日市四郷高のMF村上和弘選手と、マリノスユースのMF星大輔選手の2名が内定したと発表した。
海外への話は前から行けるなら行って欲しいと書いているので、特に書きません。ただ、ペルージャはやめたほうがいいと思いますが(^^;


●16日 南米選手権の組み分け決まる!

来年6月に行われる南米選手権の組み分けが行われ、日本は開催国のパラグアイ、ペルー、ボリビアと同じA組に入った。6月29日ペルー戦・7月2日パラグアイ戦・7月5日ボリビア戦となる。アジア大会の予選敗退を受け、この大会では結果を求められるトルシエ監督にとって、ブラジルなどの強国が他の組に回ったことにより予選突破、悪くても1勝を狙うことになる。
組的には少し残念ですが、逆にトルシエ監督のテストにはちょうどよいとも言えますね。


●16日 やはり厳しい契約更改!

井原選手に続いて続々と契約更改交渉が行われている。小村選手はプレイは評価されているが、厳しいチーム事情もあり10%減の4500万、路木選手は怪我などで出場数が少なかったこともあり大幅減となった模様。両選手とも保留となった。
こんなものでしょう。


●15日 安永選手、移籍も!?

安永選手の契約更改交渉では、10%アップの1800万が提示された模様。控えめに考えていた金額よりもさらに低いとのことで安永選手は保留した。上澄みがなければ清水へ移籍するとのことだったが、清水との交渉も難航している模様で、先の見通しはあまり甘くない様子。
周りを見てみてもほとんど削減の中10%でもアップというのはかなりの評価ではないでしょうか。今年はやはり井原を見ても20〜30%減がデフォルトでしょうから、破格ともいえます。松田選手の年俸との差が気になっているのかもしれませんね。ただ、松田選手が来年いくらになるかは分かりませんが。


●14日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/14

14日午後6時時点で2,036万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。先週末の11日の時点では1,525万円であったことから、基金は予想を超えるペースで集まっている。
1週間経たないうちに2千万円というのは私の予想もはるかに超えています。ようやくメディアにもこの活動が載りだしていますが、表立ったそれ以外の動きはないようです。このみんなの気持ちを何らかの形で結実できたらいいのにと思っています。


●13日 天皇杯3回戦ブランメル仙台戦、0−1でまたも負け!

天皇杯にようやくマリノスが登場した。JFLのブランメル仙台戦は、シュート数などで上回るも得点を上げることができず、逆に気合いで押し込まれた1点に泣いた。これで天皇杯はJFLチームに5年連続敗退という不名誉な記録も更新した。
まったく気合いの感じられない試合でした。マリノスのサポータもみんな呆れたのではないでしょうか。この天皇杯はマリノスはこんな試合をしてはいけなかったと思います。こんなところで負けるわけにはいかなかったはずです。棒立ち・無策の監督に、勝とうという意志のない選手達。何らかの精神改革が必要だと思います。


●11日 アジア大会2次予選の3戦目UAE戦は0−1で負け、予選敗退へ!

まだ勝点のないUAEに対し攻めあぐねた日本代表は結局得点することができず、0−1で負け、2時予選での敗退が決定した。
過密日程な上、厳しい気候のこのアジア大会は東アジア系には厳しい大会でした。トルシエ監督にとってもチームをまとめる上で時間がなかったことも確かなので、監督の評価は来年の南米選手権になるでしょう。この大会前にしっかりと日本代表に時間を与えて欲しいものです。


●10日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/10

10日午後6時30分時点で772万円の入金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。また、再建協議会のアドバイザーとしてTHE ALFEEのメンバー全員が追加となり、木村和司氏からのメッセージが公式ページに掲載されました。全日空から名称等の回答を延期させてほしいという連絡が協議会にあり、そのため予定していた「横浜フリューゲルスを存続させる会」から「横浜フリューゲルス再建協議会」への発展的移行の予定も延期されたとのこと。
一週間で1千万円という第一次目標には達しそうです。ただ、本来の目的はこの基金を呼び水に横浜の各企業・会社などにスポンサーになってもらうことです。どこか声を上げているのでしょうか?そちらの情報は未だ入ってないので、気になります。こういった草の根運動にTHE ALFEEや木村和司氏など、力のある方々の賛同があることは心強く思います。趣旨に賛同する個人・及び会社・企業の方々の参加を希望しています。微力ながら私(nalika)もこの活動に協力させていただきます。


●10日 横浜フリューゲルスの選手に身分保障!?

横浜フリューゲルスと選手との交渉により、横浜フリューゲルスが責任を持って選手・スタッフなどの就職先が決まるまでケアを行う。どうしても見つからない場合には何らかの金銭的保証も検討するとの回答を得た。これにより当面の身分補償問題は決着した。


● 9日 アジア大会2次予選の2戦目クエート戦は2−1で薄氷の逆転勝ち!

夕方キックオフのため、30度を切った気温の中、ようやく日本にも攻守にわたってリズムが見られるようになった。試合は日本が押し気味に進めるがカウンターから先取点を奪われ、後が無くなった日本は、終了間際になり追いついた。その直後にもPKを得て、残り数分というところで逆転に成功!2−1で勝点3を得るとともにベスト8への望みをつないだ。
ようやく動きがよくなってきました。それにしても今回も途中交代となった小野の体調が心配です。


● 9日 横浜フリューゲルス再建協議会ニュース12/9

9日午後6時時点で222万円の基金があったと、横浜フリューゲルス再建協議会から発表があった。
出足としてはかなりいいと思います。ただ、こういうものはだんだん頭打ちになっていくので、私も・・・と思う方は参加をよろしくお願いします。


● 9日 井原が譲歩?

大幅な減俸で移籍をにおわす発言をしている井原選手だが、複数年契約なら減俸でも契約を更新してもいいというような歩み寄りを見せたとのこと。チームとの交渉は15日から行われる予定。
複数年契約というのは難しいような気がします。年俸が上がり調子の時にはチームとしてはメリットがあると思われますが、昨年でも駄目だった複数年契約なのですから、無理じゃないかと思いますが・・・


● 9日 Jリーグ移籍リストに140人!

各チームとも新契約でのA契約選手の人数制限や年俸抑制のため、今年の移籍リストには例年の倍の140人がリストアップされた。このうち、移籍先や引退が決定している13人を除く127人の行く先が不透明となっている。なお、この移籍リストは毎週更新される。現在全く移籍リストに載せていないチームもあることから、最終的にはもっと膨れ上がる可能性が高い。
マリノスはとりあえず一人も掲載を行っていません。フリューゲルスとの合併がらみで更改が遅れているためと思われます。


● 8日 「横浜フリューゲルス再建協議会」設置、再建基金を募集!!

横浜フリューゲルス再建協議会の発足が発表された。横浜マリノスと横浜フリューゲルスの調印が行われたことを受け、従来の現横浜フリューゲルスの存続は困難と判断、新しい市民クラブを結成し、横浜フリューゲルスという名称を付け育てようという趣旨から協議会の設置となった。当面の活動として一口1万円の再建基金を集め、それをベースにスポンサーを捜したいとのこと。来年J2のチームとして参加することを目標に今月25日までに1千万円以上を目標としている。
新しい動きが始まりました。一連のサポータの行動力には感心します。この間のチーム・スポンサー側の不誠実な行動を考えれば、このような建設的な行動に対して頭が下がる想いです。この再建基金については、もし計画が実現しない場合には事務的経費を除いて返還されるということです。興味がある方は、045(841)2202までお問い合わせください。また、中小企業の経営者の方も、今は世情がら経営が困難かもしれませんが、金額は問題ではありませんので、少しでもスポンサーになってくださるようお願いします。海外クラブなどではめぼしいクラブは、大体100から200社くらいの大小のスポンサーが付いているようです。このような体制にしないと、安定した経営は困難だと思われます。


● 8日 サリナス、ゴイコエチェアが退団へ!

スペイン代表のサリナス選手とゴイコエチェア選手の根気限りで退団することになった。両選手は今年度末で契約期間が満了するため、セカンドステージ途中から出場機会が減っていたことから契約更新を行わないことに決めたため退団となった。
出場機会が減っていたので、こうなることは予想されていました。サリナスについては、スピードがないなどと来日当初は色々いわれていましたが、時間が経ってみて判ったことは、日本人に欠けているボールをゴールに入れる技を持っている選手ということでした。ゴイコエチェアはワールドカップで見た颯爽と再度を駆け上がる姿があまり見られなかったのが残念でした。なお、話題にはなりませんでしたが、ペトコビッチももちろん退団しています。


● 7日 アジア大会2次予選の初戦韓国戦は0−2で完敗!

中村俊輔も復帰し、フルメンバーで挑んだアジア大会日本代表は、この韓国戦も40度に迫ろうかという暑さの中、単純なミスからピンチに陥るシーンが数多くみられた。動きの鈍い日本に対し韓国は崔竜洙のPKで先取点を得ると、落ち着いた試合運びを見せ、崔竜洙が再び追加点をあげた。終盤になって日本がようやくリズムをつかみ始めるも得点には至らず、0−2の完敗となった。
トルシエ監督のベスト4という目標をクリアするためには基本的には残り2試合で2勝する必要があります。日本のサッカー全般にいえることですが、1タッチパスにこだわるあまり、不用意な横や後ろへのパスをカットされピンチになったり、折角前線でフリーでパスをもらったにもかかわらず、そこからドリブルなどでゴールに向かわずにダイレクトで後ろにはたいて、結果としてチャンスを逸するシーンが見られました。柳沢の不在もかなり響いていると思いますが、やはり中盤でアクセントをつけられる選手がいないのが厳しいようです。古賀誠史あたりが入っていれば左サイドからアタックできたのではないかと思いますが。


● 5日 第3参入クラブ決定戦、福岡が札幌を下し、J1残留の最後の席を獲得!

第3参入クラブ決定戦の2試合目が行われた。この試合で最後のJ1残留チームが決定する。コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡は0−3トータル0−4で福岡が勝ち、最後のJ1の残留チームが決定した。これでコンサドーレ札幌は来年のJ2行きが確定し、J1・J2の全チームが決定した。
前の試合もそうでしたが、札幌の選手からは迫力が感じられませんでした。このJ1参入決定戦はよりJ1に残りたいという気持ちを持ったほうが勝ったような気がします。とにかく、福岡は前線からボールを持った相手選手に対して必ず二人・三人で囲み、プレスをかけていました。対して札幌はほとんどそういうシーンがなく、楽にボールを回されていました。個人的には札幌を応援していたのですが、今日の試合を観るかぎりでは福岡がJ1残留で文句はありません。願わくば来年以降、通常の試合でもこれだけの気合いをもって福岡には試合をして欲しいものです。


● 5日 日産栃木工場の30周年記念エギジビションマッチはヴェルディ川崎に完敗

日産栃木工場の30周年記念行事として行われた横浜マリノスvsヴェルディ川崎の試合は後半にカズの2得点を含む3失点をし、0−3と完敗した。


● 5日 井原が移籍を検討!?

金額がこのままなら移籍を検討する。チームでの成績を考えると、ダウンの幅が大きすぎる。30%以上のダウンはきついしプライドもある。提示額から変わらないなら、移籍したい。マリノスは外国人選手など使うところにはお金を使っている。今回の金額には納得できないと井原選手が移籍を検討していることが分かった。マリノスとしては来年もチームの中心として考えているので放出は考えていない。今後の交渉の場で話し合っていきたいとチーム関係者は引き留めに頭を痛めている。
確かに外国人に使うお金は検討し直す必要はあるでしょう。しかし、井原もある程度妥協する必要はあるでしょう。川崎・平塚などを見ても30%削減なんてものではない状況です。確かにプロなので、より高い評価を望むのは当然ですが、方や480万円のB契約ですら結んでもらえない選手が多数出る状況を考えないといけません。交渉の場で納得が行く話し合いをして欲しいと思います。ただ個人的には井原に対する評価は前年比で考えれば納得が行かないかもしれませんが、現状のチーム状況などを考えれば精いっぱいな金額だと思います。ただ不満を持ったままチームに残ってもらっても仕方ないので、話し合いが決裂するようであれば他のチームへの移籍もやむなしと思います。その代わりに今後期待できる3000万円以下の若手の選手を二人救うほうがチームに、Jリーグに、日本にとって有用かもしれません。井原も残留をベースには考えているとのことですので、うまいところに収まってほしいと思います。


● 5日 1999年Jリーグ開催日程が確定!

日本代表の南米選手権出場のため見直されることになっていた来年のJリーグの開催日程がほぼ決定した。3月13日開幕の予定を3月6日に1週間繰り上げ、また同日に予定されていたゼロックススーパーカップも1週間繰り上げ2月27日に行うことになる。ただし、ゼロックススーパーカップに出場が決定している鹿島は、この2月27日にアジアカップウイナーズ選手権の試合の日程がすでに入っていることから今後の調整が必要となる。
当初の予定よりも繰り上げ日程が圧縮されたみたいです。ただ、ACWCへの出場が決まっている鹿島にとっては厳しいものでした。これではアジア軽視と言われても仕方ないでしょう。こちらの日程が変更できない場合は、ゼロックススーパーカップの日程をさらに繰り上げるなどの措置は行うべきだと思われます。また、鹿島が今後勝ち抜いていった場合の試合の日程は可能なかぎり公式戦の休みの日に当てるなどの調整は行うべきです。


● 5日 2002ワールドカップの大陸別出場枠決定!

日本と韓国が開催国特権で出場が決定している2002年のワールドカップの大陸別出場枠が4日のFIFAの理事会で決定した。出場枠は下記の通り。
開催国 日本・韓国  
前回優勝国 フランス  
ヨーロッパ 14  
アフリカ  
アジア 厳密には日本と韓国を含め4という扱い
北中米カリブ海  
南米 4または5 南米地域の5位とオセアニア地域の1位とでプレーオフ
オセアニア 1または0

アジアとしては開催国出場を合わせて4となりました。今回のフランス大会を見ても妥当なところでしょう。ただAFCとしては最低でも2.5が妥当ということで、次回大会のボイコットを含め検討するようです。


● 4日 横浜フリューゲルスの5選手、横浜Fマリノス入りに基本的合意!

来年横浜Fマリノスに参加する選手として、MFでは永井秀樹(27歳)・佐藤一樹(24歳)・三浦淳宏(24歳)・波戸康広(22歳)、FWでは久保山由清(22歳)・吉田孝行(21歳)との交渉が行われてきたが、このたび久保山選手以外の5人と基本的合意に達したと発表があった。各選手にとって、今回の合併の経緯などで割りきれないながらも、背に腹は代えられない所もあり、苦渋の選択となった。
横浜Fマリノスにとって希望の6選手のうち5人の参加が合意に達したことで、何とか面目を保った形になりました。逆に面目を保つために、昨今の状況から比べると破格の提示があったとも噂されるため、横浜マリノスの選手達に大幅減などの厳しい査定があったことを考えると火種が残った可能性はあります。


● 3日 アジア大会1次予選の2戦目インド戦は1−0で勝ち2次予選へ!

中村俊輔がまだ試合に出られないため、福田(名古屋)と高原(磐田)の2TOPで迎えたインド戦は、なかなか日本らしいプレイが見られない中、福田が決めた1点を守りきり1次予選2連勝となった。これで1位抜けが確定した。
気温が高く、集中力が欠けるのは仕方ないのでしょうか。このままでいくと2次予選の初戦は韓国戦となる模様で、その試合が試金石となるでしょう。俊輔も試合に出られそうだし、ようやく日本のサッカーができそうですね。


● 3日 横浜Fマリノス成立にむけ、極秘調印!

11月中に行われる予定だったが、選手・サポータなどの反対運動から遅れていた横浜Fマリノスに向けての横浜マリノスと横浜フリューゲルスとの調印が極秘のうちに行われた。なお、今回の調印により、法人名を横浜マリノス株式会社に変更する。横浜Mと横浜Fの合併比率が7:3となる。資本金は2,860万円。合併期日は1999年2月1日などの点が決定した。なお、選手やサポータに全く知らせないまま行われた調印に対し、選手やサポータから非難の声が上がった。この調印により、来年2月から横浜Fマリノスの発足が確定となった。
この結果、横浜フリューゲルスの「消滅」が確定しました。こういう経緯で行われた合併でできたチームに対して、現在の横浜フリューゲルスサポータが応援するとはとても思えません(もちろん、正式には横浜フリューゲルスサポータが決断することですから、このコメントは私の予想でしかありませんが)。横浜フリューゲルスのサポータが出した提案に対し今月4日に回答する、合併に対しては事前に連絡するとしておきながら、その前に極秘で行うなど、考えられないことです。Jリーグがフェアプレイということを推進しているということであれば、今回のことはまさしく「フェアプレイ」ではありません。この件について、チェアマンのコメントが聞きたいところです。Jの理念からも大きく逸脱した今回の合併に対しては「横浜Fマリノスは来年はJ2に降格する」あたりがあってもおかしくないと思います。


● 2日 楢崎選手、欧州へ!?

横浜Fマリノスに参加しないことが確定している楢崎選手の元にはJリーグの多くのチームからオファーが集まっているが、楢崎選手自身は来年の6月に海外、特に欧州のチームで理解のあるチームがあれば移籍したいという希望があることを明らかにした。なお、スペインやポルトガルのチームから非公式ながら打診があるらしい。
この際、海外でいい受け入れ先があれば、ぜひとも出ていってもらいたい。特にGKでは海外に行った例はあまりないので、貴重な経験となると思われます。しかし、いつも通りマスコミのフライング(というよりデマ)の可能性も十分あります。なお、山口選手はやっぱり名古屋が有力そうですね。このところ名古屋と京都の動きが盛んになっています。


● 2日 第3参入クラブ決定戦の初戦は福岡が先勝!

第3参入クラブ決定戦の1試合目が行われた。アビスパ福岡vsコンサドーレ札幌となり、Jリーグにとって最西&最北チームの対決となった。この試合で勝ったチームが最後のJ1参入チームとなる。試合は福岡が先取点を守りきり1−0で勝ち、5日に行われる第2戦に引き分け以上でJ1残留が決定する。
両チームとも負けられないという思いが大きかったのか慎重な立ち上がりから、硬い試合運びとなりました。ただ、福岡の方がチームとしてまとまりがあり、気持ちが入っていたような気がします。なお、2戦目で札幌が勝った場合は勝点で並ぶことになりますが、この場合はJ1参入ポイントで上位の札幌がJ1参入となります。


● 1日 トヨタカップはレアル・マドリッドが勝利!

第19回目となったトヨタカップですが、今年はスペインのレアル・マドリッドとブラジルのバスコ・ダ・ガマの顔合わせとなった。試合はレアルのロベルト・カルロスの強烈なシュートからのオウンゴールなどのシーンもあったが、試合を決めたのは若きエース、ラウル!2−1でレアルがトヨタカップを制した。MVPは決勝ゴールを決めたラウルとなった。
今年は例年になく温かく、両チームも早めに日本入りし、調子を整えたとあって、面白い試合が観られました。


● 1日 アジア大会1次予選の初戦ネパール戦は5−0で勝利!

中村俊輔が発熱で試合に出られない日本はセットプレイなどから点を取るも中盤の構成力は今一つ、単純なミスも多く、試合は5−0で完勝となったが、監督にとって満足のいくゲームとはならなかった。
単純なミスが多く、何となく物足りないゲームでした。まあ、ちょっとネパールのプレイがラフだったので、怪我を恐れ途中から逃げた面もあり、仕方ない所もありますが、もう少し何とかならなかったのかと思います。それにしても俊輔は・・・こういうところで体調を崩していると大成しないぞ!


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