横浜マリノス新着情報(1996年3月)

1996 3/30 - 4節名古屋グランパス戦。0−1で負け、泥沼4連敗!
名古屋グランパスにはJ開始から負けなしのゲンのいい三ツ沢ホームでの試合となった。雨と風にたたられたこの試合は、開始早々GK中河のミスからFKを直接入れられ、得点力不足に泣くマリノスにとっては痛いスタートとなった。試合は全後半を通してマリノスが押しぎみに進めるが、結局1点がとれず試合終了。開幕から4連敗となった。順位は下位チームがそろって負けたため変わらず。この試合もバーに2回当てるなど、惜しいチャンスを何度も逃した。
1996 3/29 - 五輪代表組の川口・遠藤凱旋帰国
見事アトランタ行きを決めた五輪代表組は、右肩亜脱臼で先に帰国した安永を除いて29日に無事帰国した。翌30日の名古屋グランパス戦は休場する予定。
1996 3/24 - 川口ファインセーブ連発。五輪代表アトランタ行き決定
五輪代表はサウジアラビアと準決勝戦を行った。この試合勝てばアトランタ行きが決まる大事な試合。試合は終始サウジアラビアのペースだったが、数少ないチャンスをきっちり決め、キャプテンの前園が前半と後半に1点づつ決め勝利を呼び込んだ。後半になって、サウジアラビアに1点取られたが、その後の猛攻を川口のファインセーブや、中田のスーパークリアなどの連発でしのぎきり、28年ぶりのオリンピックへの切符を手に入れた。川口は神憑り的なセーブを続けMVPを獲得した。
1996 3/24 - 文丈、ふたたび肉離れ?
浦和レッズ戦で途中交代した三浦文丈が、昨シーズンも悩まされた右足の肉離れを再発した可能性がある。病院で精密検査を受ける予定。
1996 3/23 - 3節浦和レッズ戦。0−2で負け、3連敗
なかなか波に乗れないマリノスは、この試合も決定力の不足から痛い負けとなった。前半の後半の猛攻もクロスバーに当てるなどで得点できなかったマリノスは、後半になって中河のミスから失点すると、続けざまにもう1点入れられ、突き放された。今のマリノスには追いつく力はなく、そのまま終了。この3試合で取った得点はアコスタのPKのみとなり、得点力の不足に泣かされている。
1996 3/22 - 井原正巳。95年度最優秀選手に選ばれる!
AFCの選ぶ最優秀選手に井原選手が選ばれた。日本代表でのアンブロカップでのアジア選手初得点や、キャプテンとして横浜マリノスを日本一に導いたことが評価された。
1996 3/20 - 2節ジュビロ磐田戦。0−1とVゴール負け。開幕2連敗
今一つ波に乗りきれないマリノスは得点できず、辛うじて延長戦に突入したが、Vゴール負けとなった。開幕から2連敗となった。次節からは校長のレッズ、グランパス、ヴェルディと続くため、今後も苦しい試合が予想される。
1996 3/16 - 1節ガンバ大阪戦。1−2で開幕戦を落とす
Jリーグ発足以来唯一開幕戦を全勝している横浜マリノス。ホームにガンバ大阪を迎えての初戦は、五輪代表で川口・遠藤・安永、怪我でビスコンティを欠いての戦いとなった。前半に野田が2度の警告で退場になると、その直後、井原のクリアミスを押し込まれ先取点を奪われてしまう。後半開始早々に文丈が倒されPKを得るとアコスタがきっちりと決め同点に追いついた。しかし一人少なくなった影響は大きく、ディフェンスが崩れたところを再び突かれて1−2となった。マリノスの終了直前の猛攻も実らず、そのまま終了。4年目にして、初めて開幕戦を落とした。
1996 3/10 - 横浜熱闘倶楽部による横浜フリューゲルス戦は引き分けに終わる
連戦となったマリノスは前日の名古屋戦に出なかった選手でチームを結成することになった。対するフリューゲルスも同様のメンバーで対し、さながらサテライトの試合の様相を呈した。前半はなかなか両チームともシュートチャンスが無く終了した。後半は開始早々フリューゲルスが得点をすると、すぐにマリノスがキーパーがファンブルしたところをヘディングで押し込み同点に追いつき、観客の声援も高まった。しかし、その後は一点も入らず引き分けに終わった。
1996 3/9 - ゼロックススーパーカップ。名古屋グランパスエイトに完敗
前半から決定的なチャンスを再三作るマリノスは最後の詰めが甘く得点を奪うことができない。逆に、少ないチャンスを確実に決めるグランパスは前半で2得点とマリノスを突き放した。後半になって、選手交代などを行ったが、前半同様得点できず、そのまま試合は終了した。
1996 3/6 - 西川選手、アビスパ福岡へ移籍が決定
移籍リストに載ったまま行き先の決まらなかった西川選手は、出身が福岡ということもあり、アビスパ福岡行きとなった。
1996 3/5 - 松田、五輪代表のアジア最終予選を辞退
原因不明の発熱と発疹で入院をしていた松田が五輪代表を辞退した。Jリーグの開幕戦の出場も微妙である。
1996 3/2 - サンワバンクカップ。IFKイエテボリに惜敗。
前半39分マリノスはアコスタのゴール前でのキープからのヒールパスを文丈がゴール隅に蹴り込み先取点を上げた。対するイエテボリもマリノスのクリアミスをダイレクトで合わせすぐに同点に追いついた。試合はそのまま終了し、PK戦に突入。4−5と総てきっちり決めたイエテボリが勝利をものにした。マリノスは2バックと新しいシステムに挑戦したが、両サイドからの上がりがもう一つで効果を上げたとは言いにくいが、これからの練りこみ次第ではかなり期待できそうである。


nalika