横浜マリノス新着情報(1995年10月)

1995 10/24 - 日本代表vsサウジ代表の試合で、喜びの井原&鈴木正治
この国際Aマッチに出場したことにより、井原は津並を抜いて日本人最多キャップ数81試合を記録した。鈴木正治も終了直前であるが、ピッチに立ち初キャップを記録した。
1995 10/21 - 第18節柏レイソル戦。安永初ゴール。しかし試合は完敗
柏レイソルのカレカを筆頭にブレジル勢が絶好調。マリノスは安永が14試合目でJ初ゴールを決めるが4−2の完敗。この試合で小村が怪我、代表を辞退することとなった。
1995 10/19 - 日本A代表・五輪代表選手が発表になり、マリノスから計6名
発表によると、日本A代表にはDF井原。DF小村に加え、MF鈴木正治が選抜。五輪代表には、GK川口、DF松田、FW安永が選ばれた。鈴木正治は日本A代表候補には選ばれたことがあるが、A代表には嬉しい初選抜。
1995 10/18 - 第17節セレッソ戦。PK戦でかろうじて勝つが、決定力不足は深刻
メディナベージョの出場停止により、FWに山田と安永が選ばれた。引きぎみに試合を進めるセレッソ大阪に対し、マリノスはボールを支配し続け、25本のシュートを打つが、一度もゴールを割ることなく0−0のまま延長に突入。そのままPK戦に突入した。3本セーブするセレッソGKのジルマールに対し、GK川口は、あいてのミスを誘い4本セーブ。PK戦は4−3でマリノスが勝利をものにした。しかし、決定的なチャンスをことごとく枠の外にはずしたマリノスの決定力不足は深刻である。
1995 10/17 - チャンピオンシップ第1戦マリノスホームゲームは国立で開催
11月30日に予定されているチャンピオンシップ第1戦は国立で行われることに決まった。
1995 10/14 - 第16節清水エスパルス戦に負け、完全優勝は実質的に不可能に!
アウェイでオレンジに染まる競技場で行われた清水エスパルス戦。マリノスは決定的なチャンスもシュートがバーやGK正面と決定力のなさが改めて浮き彫りになった。そして、ディフェンスのバランスが悪いマリノスは、井原のトラップミスを相手に拾われ先取点を奪われると、立て続けに得点を許し、3−0と前半で大きく引き離された。後半になってすぐに得たPKもビスコンティがバーに当て失敗し得点ならず。エスパルスが退場で10人になると、中盤でボールをキープはするものの、淡泊な攻めに終始し、エスパルスGK真田のファインプレイもあってそのまま時間が過ぎていくのみ。終了直前に、ビスコンティのCKから小村がヘディングで得点を決めるが残り時間がなく、そのまま終了。順位は4位のままであるが、上位陣がすべて勝利したため、首位との勝ち点差が開き、ニコス優勝は実質的に不可能になった。
1995 10/11 - 水沼貴史引退報告パーティ開催
サントリーシリーズで引退した水沼のためのパーティが催された。木村和司、セルジオ越後や、かつてのチームメートだった柱谷なども訪れた。会場は和気あいあいとした雰囲気で、水沼の人柄がそのまま現われたようなパーティであった。
1995 10/10 - JOMOカップでメディナベージョ爆発か??
サポーターの人気投票によるJリーグの日本人選抜と外国人選抜の試合は3−1で日本人選抜(ジャパンドリームス)が勝利した。得点はカズ2,福田1,ペレイら1(PK)。この試合、投票で選ばれた井原・川口に加え、故障などによる辞退者の代役としてメディナベージョが出場した。メディナベージョは、再三ゴール前でチャンスをもらいシュートするがことごとく外し、ラ・ボンバ!とはならなかった。観戦部隊の評価はラ・ボヨヨン!とのことである。川口はペレイラのPKを惜しくも防げなかったが無難に守り、井原はいつも通りであった。
1995 10/ 7 - 第15節横浜フリューゲルス戦。かろうじて勝利
試合開始早々から調子の上がらない両チームはイージーなミスを連発。それでも何度かあった決定的なチャンスは両チームの若き守護神川口・楢崎のファインセーブでつぶされ得点には至らない。試合は膠着状態になりつつあった。しかしそれを打ち破ったのはメディナベージョであった。マリノスはメディナベージョの放ったシュートが右ポストに当たり、跳ね返ってボールはそのまま逆サイドのネットを揺らし、前節の悪夢のノーゴールを跳ね返すような豪快な得点で先取点を得た。その後、両GKの活躍により、試合は動かず、試合終了。フリューゲルスはDFの2枚目の警告での退場などもあり、1点のビハインドを跳ね返せなかった。
1995 10/ 6 - ヴェルディ戦での審判処分へ?
先日のヴェルディとマリノスの試合のジャッジに対してマリノスが提訴していたが、協会はこの試合の主審に対して何らかの処分を課した模様。詳細は不明である。ただし、この件に対して確認は取れていない。
1995 10/ 6 - 乱入サポーター入場自粛?
先日のヴェルディ戦でピッチに乱入したサポーターに対し、4試合の入場自粛が要請された。
1995 10/ 4 - マリノス提訴へ!
マリノスは第14節でのメディナベージョのシュートに対するノーゴール判定に対し、ビデオを添付し提訴することになった。あわせてペナルティエリア内での2度にわたるハンドの見逃しについても、提訴する模様。
1995 10/ 4 - サポーターが試合中に乱入。警察に?
試合中、ヴェルディびいきの判定に怒ったマリノスサポーターがピッチに乱入。大暴れした。なんとか取り押さえ、控室に連れていかれたが、警察も介入したという噂もある。ここ数試合だけでも各地でサポーターが暴れ問題となっているが、早急な対処が求められる。対応策によっては、ピッチと客席のあいだに金網を張られたりする可能性もあり、サポーターも自粛が求められる。
1995 10/ 4 - 第14節ヴェルディ川崎戦。8連勝ならず
7連勝と5連勝という好調同士の一戦。今後のシリーズを占う意味で大切な一戦であったが、終わってみれば、様々な問題の出た残念な展開となった。まず先取点をいれたのはマリノスのメディナベージョであった。センタリングに対し、ペレイラに競り勝ちヘディングシュート。それがGKの上をふわりと越えゴールネットを揺らした。この後も試合内容・質・スピードすべてに上回るマリノスは決定的なチャンスを作り出した。ビスコンティの崩しからメディナベージョがシュートを打ち、クロスバーに当たったボールはゴールラインを割った。しかし、審判が確認できずノーゴール判定。その後も攻めるが得点には結び付かず、逆に同点に追い付かれ前半が終了した。後半になり、小村がペナルティエリアぎりぎりでのハンドでPKをとられ逆転された。その後も両翼からの美しい攻めを見せるマリノスはゴールに詰めよるが、ヴェルディの2度にわたるペナルティエリア内での明らかなハンドクリアを両方とも審判に見逃され万事窮す。逆にカウンターで追加点を入れられ、試合終了時には4−1と大差がついた。しかし、後半半ばまでのマリノスは両翼を生かした美しいサッカーでヴェルディを圧倒し試合をコントロール、前節のグランパス戦で見せた力はまぐれではないことを証明した。


nalika