K45 P/W MOD

少し古い外車は皆同様にP/Wの下げる方はオートですが、なぜか上げる方はオートでは有りません。
おそらく当時の保安基準の関係だと思いますが、P/Wを上げるときはボタンを締まりきるまで押しつづけなければなりません。

何とかあげる方もオートにならない物かと、回路図と機械部分を眺めていたら以外と簡単に出来そうだったので、改造に着手しました。

オート部分の回路図です、赤く追加したダイオードで上げの時にホールドソレノイドに回路に電圧を供給させます。
追加したダイオードの規格は不明です、たいした電流ではないので小さな物でOKでしょう。


分解して気が付いたのは、なぜかPWの回路が5枚分付いている!。多分別の車種と共通部品なのでしょう。


カバーを外して、この基板上にダイオードを追加します。


そのアップです。基板にはそのダイオードを取り付ける回路もプリントされているので、そのまま利用します。
もちろん裏側から同じ部品を付けても良いのですが、適当なダイオードが無かったので手抜きしました。


スイッチのボタン部分に動作制限の爪が有りますが(写真はカット後、赤い部分)カッターナイフで切り落とします。


最後に組み立てて、(DOWN)のプリントを削り落として出来上がり。

以上の簡単な作業でP/Wがリファイン出来ます。おきまりですが、この内容を真似して作業されるのはご自由ですが、
当方は結果を保証する事はいたしません、自己責任において作業してください。