K45 SPL MOD Photo

フロントブレーキ変更点
GTOとは基本構造が共通なので、4ポットキャリパーに変更するのは比較的簡単ですが以下の部品交換が必要です。 しかしK45も年式によりブレーキホース取りまわし等違いが有りますので、十分な調査が必要です。

キャリパーは16in用17in用いずれも使用可。ローターもそれぞれ使用可。
ハブキャリアー(ナックル)はK45の物はキャリパー取り付けボルトの間隔が違うのでGTOの物を使用。
GTOの物はナックル角が違い少し長いので、タイロットの改造は必要、
 1.タイロットの長さを約10mm切り詰める。
 2.タイロットエンドを約6mm切り詰めた。

94/08〜95/08のABS無しのK45(30V)のブレーキホース使用した(そのまま再使用)。
 1.K45のブレーキホースのフィッティングの形状が違うので、加工をした。
 2.キャリパー側のホースの長さが足りなくなるので、ブラケットを加工した。

ロットエンドはピンの太さが違うのでGTOの物を使うのが望ましい。
ドライブシャフトはGTOはハブシールが無い構造なので、GTOの物を使うのが望ましい。(長さが違う可能性有り)

他にも多数違いが有るので組換えは十分に構造を熟知した上で行うのが望ましい。(当然自己責任です)
以下の画像は16inと17inの画像を取りまとめてあります。


GTO中期用17Inブレーキです。


キャリパーのOHからはじめます。
普通のキャリパーと違い、4つも小さいピストンが付いているので、抜き取るのが大変です。


清掃が終わり、新品のシールとブーツ類を並べておきます、
右と左の品物はピストンのサイズが違うので間違えぬ様区別する為。


ピストンのサイズに違い。
ローターの入力側が小さくセルフサーボ作用に対応している。
よくRX7に流用する話が有るが、回転方向が逆なのでペケである。


組み付け開始!。
グリグリ、ヌヌ〜っと入っていく感じがなんとも気分がよろしい。


キャリパーのOH終了。 外装もワイヤブラシでピカピカ(黒いから解らないけど)。


ローターのサイズの違い。
17in用は空気の流し方も違う。


重ねて見た。


今回はハブキャリアごと交換しますので、すべて撤去。


GTO用が左ノーマルは右、ノーマルにはハブシールが付きますがGTOには有りません。
ベアリングの構造も違います、今回は新品ベアリングを入れました。。


左がGTOのキャリパー側、右がK45のホース。


K45のホースを加工しました。


ホースブラケットの位置を下げるため、右のように穴あけ加工します。


加工後組み付け中です。黄色の矢印が加工部品。


ホイールとぎりぎり。
このアップだとGTOのタイヤの画像と区別が付かないな。(車体はK45だよ〜ん)