いすゞ ピアッツアネロの腐蝕修理
今では珍しくなったピアッツアネロ(2代目)の腐蝕修理です

 これが修理するネロとなります
 ピアッツアはいすゞで販売、ネロが
 ヤナセでの販売となっており
 デザインが異なっております
 2代目となり初代とは異なり
 ジェミニクーペと同じシャーシーを
 使用してるので初代よりコンパクトと
 なっております。








 ステップ付近が錆が浮き上がってます
 削っていけば大穴が開くことが想像できます
 写真では見ずらいですがステップの下側のみみが
 そろってません。めくれてる所があります。
 その部分を手直ししていきます。
 









  
ジャッキアップポイント付近はめり込んでます      床下も中から錆が盛り上がってきてます!

  
別の部分もぐにゃぐにゃです。              室内側も削れば錆が中から出てきます

 早速作業へ入ります
 小さな錆穴の部分を切開すると
 このようになっています。
 裏は錆錆びでこれが成長して
 表面に出てきて初めてわかるものです。
 










   
ステップみみを剥がします                結局ここまで切り取ります

  
 大きめに切り取りました                寸法を測り切り取ったボンデ鋼板を曲げていきます。

  
 溶接した部分です                    ステップ耳の部分の基礎となる部分を作ります

  
室内側もすっかり腐蝕してるので防音材を剥がし修理   防錆処理をしてアンダーコートを塗布


  
下からの写真                          ステップと合体して初めてきれいに!

  
  フロアの一部にも穴が                穴をふさぐ鉄板を加工して溶接します

  
とにかく大きめに切り取り出来る範囲で錆取りします   ボンデ鋼板を加工溶接します

  
錆にアクセスできる範囲で錆変換剤を塗布します    ESCOを塗布した後アンダーコートを塗ります

  
下準備が終わったら塗装工程に入ります        塗装が終了したらノックスドールを満遍なく注入塗布します 

思ったより腐蝕の進行が少なく腐蝕箇所の部分での作業が大半を占めました。ノックスドールでの錆の進行を
遅らせまた溶接したつど錆変換剤を塗布して熱酸化での錆発生を少なくする手順と外気との接触を少なくするため
ESCOを塗布して下地を作り作業を進めました。約3か月の預かり期間でした。