PS/V-VISION復活大作戦

 私の初めてのウインドウズマシンでありコンパクトなPS/V−VISIONを再生 してみる
ことにしました。
 このマシンのアップグレ−ドの定番としてアイデクソンのレスキュウシリ−ズが
有名ですが金額的にやや高いようです。最近3万円をきりました。
私もこれを購入しようかと考えましたがこのモデル専用となり
次へのステップアップに 問題が出てきそうなので止めることにしました。
実は私の会社で使用しているAptiva-VISIONも5X86-133で使用してますが
いまいち速度不足なので この際私のPS/Vで試作してから出来具合の様子をみて
そちらも改造したかったのでトライしました。

 まずVISIONの内部を取り出して、
上下のフレ−ムに分解することから
始まります。
HDDLEDやPOWERLED,SPの信号線を
はずし後で直ぐ分かるように印など
付けておくと楽です。 
今回私が選んだマザ−ボ−ドは
ASUSのSP97-Vです。
これはオンボ−ドビデオUMB仕様の
ATタイプです。
なるべく拡張スロットを使わない
高さ制限で使えない)事を頭に入れ
後部の3つの空きスロットにマウス、
LPT,シリアルVGAが装着されることを
確認しました。
 
 
 
 
 

 また下部フレ−ムにマザ−ボ−ドを
固定しますが 前の固定穴は使えないので
位置決めを して最低4箇所以上穴あけする
(2.4mm)。
そしてタップをたてスペ−サ−を取り付ける
ことになります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

このとき唯一の取り付けなければ
ならなかったカ−ドであるISAサウンドカ−ド
の高さを考えてそのスペ−サ−の長さを選ばな
ければなりません。位置取り決め時の注意点は
マザ−後部のATキ−ボ−ドソケットがPS/2でない
ので変換コネクタ−の分も考えて取り付けるよう
になります。
今はスキャナ用ISAカ−ドも差さってます。
またHDDも取り替えておき、つぎはCDROMドライブの
交換です、ケ−スがちょっと特殊ですが前の部分だけ
我慢すればほとんどのドライブは仕様可能です。
なんといってもオリジナルがただの倍速ですので
これはぜひ10倍速以上のものと付け替えたいですね。
オリジナルのCDROMドライブはSB16専用で単品では
使えないみたいですのでTOSHIBA12倍速をつけました。
メモリは余ってた48M、EDORAMを使用し、
そして CPUはK6-200(75*3=225MHz)でいくことにしました。

 分解時と同じように組み立てるのですが
その前にバラックにて動作試験を
しなければなりません。
まえのHDDには95が そのまま入ってたので
付けかえして電源オンしました。
これは初期の95でしたので
SISドライバを読み込むことが出来ず
CDROMドライブが認識出来ませんでした。
仕方ないので98プレビュ−をインスト−ル
しました。これで認識するようになりました。
 
 

 こんどはビデオドライバです、
PS/Vはレフレッシュレ−トが固定なので
これを合わせるのがまた大変です。
600x800で72Hzで16ビットカラ−でOKだと思います。
ディスプレイがマルチスキャンでないので注意しないと
SAFEモ−ドからまた立ち上げることになります。
ポイントはSAFE MODEで立ち上げ画面のプロパティ
の設定、詳細、アダプタとし、アダプタの規定値を選び
適用をクリックし画面も適用をクリックする。
そうすると再起動がかかり640*480の16色か256色で
立ち上がるので画面のプロパテイで詳細からモニタを選び
一度に600*800と72HZと16BITカラ−を選びOKです。
けっしてアダプタや画面のプロパテイのところでは選ばないことです。
ここまでくるのにOSを3回もインスト−ルしなおしました。
*追伸
このマシン2000年5月にCPUがK6-2662.2V版を導入しましたが
8月HDDの不調がみられるようになりSeagateの10Gに交換しCPU
もK6-266をネットオークションより購入し差し替えて復帰いたしました。
ついでにCPUのヒートシンクファンも銅製に交換しました。
H12.8.12
 
    品         名     お  値  段
マザ−ボ−ド ASUS SP97V 12.800
サウンドカ−ド ESS3DSOUND 2.980
CPU AMD K6-266 3.900(オークションにて)
メモリ EDO16Mx3(60ns) ?
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