B110とE10を長く保存するために

サニーB110とチェリーE10に乗っている方あるいは興味のある方、この年代の日産車
に興味がある方、メンテナスに苦労をしている方、どんな意見や情報でも気軽にお話
しましょう。そろそろパーツの確保も困難となってきてます、互換性、代替え部品の
情報、なんでもかんでも分かる範囲で公開します。
すでに生まれて40年以上B110 and E10情報コ−ナ−
*
B110復刻パ−ツはTEL0475−30−7100ノスタルジックへ
* E10チェリ−のクラッチのレリ−ズベアリングは異音が出やすいですがメ−カ−製廃
なのでF10のベアリングとケ−スに交換出来ます。耐久性がひじょうに上がります。製造中止入手困難
*KB110のRショックにはイスズジェミニPF50-ZZのフロントがブッシュの入れ替えだけで
ほどほどの固さでOKかと思います。Rショックの上部取りつけ側のボディが突き上げで
裂けやすいので補強加工が必要かもしれません。
Fショックはいろいろあると思いますがTRD製で太さが合えば
ちょっとした加工で取りつくはずです。KP47やKP61あたりが在庫さえあれば短いながら
合うはずです。
TRD製は耐久性があります。上部のインシュレ−タ−部分に切り欠きがあると軸が
入らないのでやすりで丸穴に加工しダブルナットとかでショックの軸を止めるようになります。
* B110のセルモ−タ−は2Pタイプなので耐久性がありません。バネットとかのリダクションタイプ
も付ければ良くなりますが1番はスタ−タ−リレ−を付けるのが効果的です。
容量のやや大きな
汎用リレ−(私はバネットヂィ−ゼルのグロ−リレ−)を加工して付けて
ます。サニ−とチェリ−のセルモ−タ−は取りつけは合いますがピニオンギヤの歯数が異なり
使用できませんので注意が必要です。
* H145LSDは舗装路面で攻めるとすぐ壊れます。LSD本体ケ−スが割れます。B310用H150は
まだニスモより取れそうですがデフケ−スとホ−シングの間にスペ−サ−を入れないと
無理です。製造中止入手困難
定番としてH165(サニトラ)のホ−シングがらみ付けるのが一番かと思います。これだとLSDも
確実に手に入るし耐久性は抜群です。ただしブレ−キの型が違うのでおのおの組替えが
必要です。製造中止入手困難
またプロペラシャフトが異なるのでショ−トボディのシャフトを捜すことになります。
* B110用5速ミッションは耐久性が低いのでオイル交換は頻繁にすることが望ましいですが
ドレンのボルトを締めすぎるとケ−ス側のネジ山が舐めてしまうのがほとんどです。
1度はオ−バ−サイズのねじ山を切りますがあまり大きなものには変えられません。
粘度は確か140番だったと思います。
オ−バ−ホ−ルはほとんどがカウンタシャフトの支持ベアリングからの異音でするのが多い
と思いますが
もちろんシャフト類のベアリングはすべて交換がベストです。
シンクロ関係の部品が少なくなっています。製造中止入手困難
シフトブロックは材質が特殊なのか高価であり新品交換した場合そのまま組んだのでは
シフトがかなり
固くなりだめです。あるていど馴染ませて取りつけないとだめなようです。
* B110のブレ−キは効きが悪いので日立フェロ−ドをつけるとまあまあですが1万kmで
なくなります。最近入手が簡単にはいかないようです。
E10X1-Rのパットもメ−カ−製廃で純正社外共入荷見込めません。
時間がかかるが今使っているものの張り替えは出来ます。最新の材質の物が選べます。
X1-Rのパットは初代三菱のミラ−ジュの車種と同じものがありましたが(現在使用中)。
ついに見つけました。カローラKE10のでぴったりです。ただし材質がノンアスベストなので
効きに関してはいまいちかもしれません。
また中山ライニング工業にてスポーツパットに張り替えてもらうことも出来ました。
早速取り付けてみましたが思ったより効きが良いのでびっくりしました。もちろんブースター
なしのこの車なのでこのくらい効けば安全度合いがかなりアップします。

* B110のテンションロッドブラケットはフレ−ムに溶接付けです。面白いことに左右の部品の
価格が異なってました。
ランプ類の部品価格は異常に高いです。セダンテ−ルランプは2万円以上です。
* サニトラのインパネは初期型B110と同じ型なのでレストアするのには最適です。
貴重な情報お待ちしております。
Eメ−ルはdatsun@saturn.dti.ne.jpへ
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