賽特スーパー

我々は日本人ですので家に帰ってまで中華料理なんぞ死んでも食えません。何といっても日本食です。そんな我々の強い味方がスーパーマーケットです。左の様な日本の食料品を扱うスーパーが北京には結構あります。特に品揃えが多いのは賽特、ルフトハンザセンター、それから龍頭公寓あたりでしょうか。価格はどこもすべからく高く、日本の2、3倍は当たり前です。一番高価なのはカップラーメンで1つ5、6百円はします。従って北京で一番のごちそうは北京ダックでもふかひれでもなく、日本製カップラーメンです、我々の場合。

ちなみに賽特の場合写真の様にカレーやシチューのルー関係だけでなく、日本たばこ謹製の食塩からスプーン印の砂糖まで並んでます。しかしながら寒くなり鍋物が食べたくなると北京中からポン酢が消えるという恐ろしい一面もあります。マーケティングという考えのあまり無い国ですから、マーチャンダイジングの発想なぞ当然ありません。ただただ人より先に買わなければ欲しいものは無くなるという文革時代の様な暮らしをしております。我々は外人なのに!




ついでながら賽特のスーパーではただいま十元の市をやってます(左の写真)。日本でいうところの100円の市と同じようなものが並んでおり、全て十元です。為替レートを考えると日本と同じ物が1.5倍ということになります。日本から輸入してきたのなら安いと思いますが、全部中国で生産された日本輸出用のものを横流しして並べているはずです。日本より安くしなさい!