☆鴨川
1999年8月
7月31日
今年の夏は双子を連れて海に行こうと話はしていたものの、まったく予定を決めていない、あいかわらずの行き当たりばったり。あてにしていた親戚(家の裏がすぐ海)の都合が悪いと連絡があったのが夫の夏休み初日の午後3時。さあて、どうしよう。
条件は海からすぐの宿、のみ。いわゆるリゾートホテルは、とても高いし、第一とれやしないって。伊豆方面は道が混むし、あまり行ったことのない、千葉方面はどうだろう。とりあえず、Web で検索してみる。1軒目、満室。2軒目、満室。でもHP見て、と言ったら、うちはいっぱいだけど、隣りを紹介するから、空いていれば融通してくれるだろう、ということで、3軒目。1〜4日、5〜8日なら空いているという。相談の末、明日から行くことにする。場所は太海海岸。本来は船宿だという。1泊7500円、幼児2000円。や、安い。3泊することにする。この時点で午後4時。さて、いそいで支度だ。
トイザらスで、浮き輪*2、ビニールプールを購入。サンダルも欲しかったのだけど、いいのが見つからず、断念。おまけに、近所の商店街のお祭りなんぞを覗いて、帰宅したのは午後8時を回っていた。夜遅くまで、支度にかかってしまった。
8月1日
7時に起床。出発できたのは、10時。トホホ。なんでこんなに荷物が多いんだ。ま、車だから適当につめこんだが、これが後で少々苦労することに。
久里浜に向かう。途中で昼食を買ったり、郵便局に寄ったりして、フェリー乗り場についたのが12時近く。双子はほとんど寝ていたのに、着く少し前から起きて泣くあーくん。もうすぐお船にのるから、もうちょっと我慢して〜。ほどなくして乗船開始。手持ちの荷物と子供を抱いて、船室へ。思ったよりも空いている。ソファーで囲われたテーブルのところを確保して、昼食。35分しかないから、けっこう忙しい。車に乗ってる時間が長かったせいで、背中に汗かいている。着替えを入れてくればよかった。双子は食欲旺盛。親の分まで食べる(^^;)食べたらさっそくあたりをうろうろ。知らない人のところに歩いて行って、いきなり顔をペシペシとたたくたーくん。おおあわてでパパがあやまりに行く。あっちへちょろちょろ、こっちへちょろちょろ。空いてるから、いいけどさあ。階段から落ちそうになるのはやめてよね。もう金谷へ到着。オムツを換えて宿へと向かう。
すっかり真夏の風景。こんな感じでドライブするのは久しぶり。緑が濃い。いろんなバリエーションの緑があるなあ。太海海岸についたのが2時。宿を探すのに少々手間取ったのと、宿と駐車場が離れているせいで、荷物をおろすのに、ちょっと苦労して、暑い、暑い。(宿は海岸そば、駐車場は港そば。船宿だから?)民宿なんて何年振り?学生のころとか、こんな感じのところばっかりだったなあ。でも部屋は8畳+2畳位で十分だし、エアコンは100円/1時間だあ。窓からは海がよく見えて、なかなか眺めはよい。さっそくうろうろしている双子。海に来たんだよ〜、わかってる?
一休みして浜辺に双子を抱っこして出てみる。波打ち際に来ると、たーくんは水にさわりたがり、降りたがる。あーくんは絶対に足を下につこうとしない。こりゃ明日が楽しみだ。部屋にもどってお風呂に入る。家族風呂だからみんなで入れるし、9ヶ月前に箱根に行ったときに、パパ1人で順番に2人を入れたときを思うと、格段に楽になってる。お風呂大好きな双子だし。
お風呂の後は、もう夕食。なんと5時半!ああ、絶対に夜にお腹空きそう。漁師さんの宿だけあって、とれたての鯵とムツ。ムツの刺身なんてはじめてだ。おいしいぞ。他にも海のものが並ぶ。旅館の豪華な食事、とはいかないけど、十分においしくいただくことができた。今回、双子用の食事は持参しなかった。ふりかけと牛乳代わりのフォローアップミルクのみ。うちの双子はご飯大好き、ふりかけご飯があれば、他になにもいらない、って子たちだもので、こういう時、助かる。食べられそうなものをとりわけ、ムツの刺身も、好き嫌いのないたーくんはおいしそうに食べる。肉、魚の好き嫌いの多いあーくんは、最初の1口は食べたものの、後はだめだったけど。普段使ってる、プラスチックスタイと、スプーン、ふたつきの容器にもなるフードボール、テーブルに付けるパイプ椅子を持参。どれも活躍。ゆっくり食べてもまだ7時前だあ。
散歩に行く。なんかのどかだなあ。時間が10年くらい止まってる感じ。別にこのあたりの10年前を知っているわけではないのだけど、なんとなくなつかしい感じがする。部屋に戻ってもまだ8時なんだよねー。
とりあえず布団を敷いてみる。普段、布団を敷き詰めるなんてことしてないせいか、双子は興奮状態。布団の上を走り回り、転げまわり、なんでこんなにエキサイトしてるわけ?そういえば、箱根に行った時もこんな感じだったっけ。まだハイハイしたばかり&ずりばい状態だったくせして。で、とりあえず、寝てみる。なんと、9時前に、パパとあーくんは寝ちゃったよ。こんなに早く寝ちゃって、明日の朝、早く目覚めても知らないよ。たーくんは1人でうろうろ。部屋を暗くしても、うろうろ。人の上に乗ってくるんじゃないよ。結局、私とたーくんが寝ついたのは、10時半。さて、明日はいよいよ海水浴だ。
8月2日
普段にも増して、すごい双子の寝相。とりあえず布団の上で寝てほしいんだけど>たーくん。パパの寝る場所がなくなってるんだけど>あーくん。6時過ぎからおき出す双子。朝寝坊のパパも、さすがに早い。朝食も、これまた早いんだ、7時15分。やはり海のものが並ぶ食事。双子はフォローアップミルクと、とりわけの食事。余りのご飯とのりを、双子の昼食用にふたつき容器に入れてとっておく。
さあ、海へGO!支度して、先にパパが場所を設営しに行く。パラソル、敷物、浮き輪、プール、クーラーボックス(中身は水、氷、ビール、お茶)、水遊びセット、折りたたみスコップ、タオル、カメラ、ビデオカメラ、日焼け止め。双子に水着を着せて待っている間、気がつくと、床がぬれてる。えええ?あーくんがおしっこしちゃったあああああ。ぞうきんを借りて、床掃除。ああ。アルコール除菌ティッシュが車にあったので、またパパに取ってきてもらう。パパは汗だく。水着にするのは、最後にしなきゃ。ちょっと時間かかっちゃったので、浜辺に出たのは、10時近く。そろそろ日差しが強くなってきた。Tシャツのまま、ビニールプールに海水を張った中で、まずは遊ばせる。友人の家でプールするときもそうなのだが、すぐに遊びはじめて、水がかかるのも平気、自分から水に顔をつけちゃうたーくんと、なかなか水に入ろうとせず、ぐずぐず 泣いて、しばらく抱っこしなきゃならないあーくん。ここでも同じ光景が見られた。砂に足をつけるのもいやらしい。しかたないなあ。そのうち、砂を上をうろうろしだすたーくん。パパが波打ち際であそばせてみる。結構大丈夫じゃん。足入れ付き浮き輪に入れてもう少し先まで行ってみる。ちょっと不安げ。泣きはしないけど、あんまりうれしくなさそう。あーくんはやっとプールの中におとなしく座って遊びはじめた。おとといの夜、お祭りでうろうろしていた時にどうやら虫にくわれたらしく、あーくんの右手右足が10箇所ほど赤く腫れている。堅くなってるものや、中心部が水ぶくれになってたり、さらにそれを掻き壊してるところも。海水につけるとよくなる、という夫(本当か?)のいうとおりなら、これで少しはよくなるといいのだけど。
親はビールタイムに突入。海自体は透明度がよくなく、少し沖へ行くと藻がすごいそうだ。まあ、そんなもんかな。思ったよりも冷たいし。砂を掘ったり、山を作ったりもしたけど、ちょっと遊んだ位で、水遊びに熱中してる2人。海に入る時以外はパラソルの下だけど、そろそろ2時間たつから、いったん引き上げよう。貴重品などを持ち、パラソルをたたんで、敷物を飛ばないようにして、荷物はそのままで部屋へ戻る。玄関先で双子を洗い、裸にして、あがらせたとたん、足拭き用の敷物の上で、あーくんがまた、しゃー!きゃあああ。「すいませーん、子供がおしっこしちゃってえええ」ふうう。まいった、まいった。宿の人は「あらあら、かわいそうに、冷えちゃったのかな。かわいそうに。シャワー使えばいいのに」と掃除してくれた。私は海に入ってないので、そのまま双子にバスローブを着せて2Fの部屋へ。パパはシャワー。実はこの後、オムツをつけるまでの間に、再び、やられたのだった。やはり開放感からか?
パパが買出ししてきたパンや飲み物、なぜか魚肉ソーセージ、朝食の残りのご飯などで、昼食にする。ぬれたものを干して(洗濯バサミ持参)、双子を昼寝させる。もちろんすんなり寝てはくれないけど、悪戦苦闘した挙句に、撃沈。私は部屋で読書、パパは水中メガネを持って、もぐりに行く。でもあまり綺麗ではなかったらしい。そこそこ魚はいたらしが。3時前に双子を起こして、再度浜辺へ。プールで遊んだり、波うち際をうろうろするたーくん。抱っこして、海へ入る。ちょっと不安そうな顔はするものの、おとなしく抱っこされてる。あーくんを波打ち際に出してみる。とても不安そう。半分泣いてる。座らせて、波が寄せて、砂がさーっと引いていくのを感じさせてみる。どうも興味を引いたらしい。笑い顔になってきた。楽しい?もうちょっと海に入ってみようか。とりあえず、泣かないでいられた。あーくんにとっては、まずまず成功か。
1時間ちょっといて、撤収。まずは荷物をパパが宿へ運び、後から、双子とプール、パラソルを持って帰る。お風呂へ直行。私と双子は、普段、公園でばっちり日焼けしているせいか、まったく平気なのに、パパだけ真っ赤。あーあ。ずっとTシャツ着てたのにね。子供の相手してたりすると、思いがけず、日焼けしちゃったりする。しばらく大変かも。
夕食食べて、のんびり。日焼けしたせいか、パパが早々にダウン。たーくんも、必殺耳かきで、あえなく撃沈。今日はあーくんがなかなか寝ない。やっぱり私が寝たのは10時半すぎ。夕食後、しばらくしてから、どこかに出かけてたらしい隣りの家族が戻ってきたらしく、かなりうるさかった。後から知ったけど、3歳の女の子が1人。喋る声と怒られて泣き喚く声が延々続く。壁が薄いから仕方ないし、そんなに早くから寝てる我が家が悪いのかもしれないけど、ちょっとうんざりしたのも事実。
8月3日
昨日と同様に、食事して支度して、9時半ごろから浜辺に。今日は昨日よりも早く慣れた様子でさっそく水あそび。たーくんはパパと海の中へ。途中、売店に飲み物を買いに行った私の後を追って歩いたものの、砂が熱くて進退窮まり、泣き出すたーくん。ふやけるほどプールに入ったままのあーくん。虫刺されは、掻きむしったらしき傷跡の部分が少し小さくなっている。2人ともすきあらば、海水を飲む(^^;)でも塩っぱいのかすぐに変な顔をする。だったら飲まなきゃいいのに。学習しろよな。あーくんを浮き輪に乗せてパパが海へつれていく。水遊びで使ってた小さな手桶を握り締めながら。お気に入りのものを手につかんでいると安心するのか、体は堅そうだし顔は神妙だが、なぜか泣かない。その後も4人で一緒に海に入る。2人とも、平気な顔してる。ああ、楽しいな。楽しいなあ。もう少し大きくなったら泳ぎをパパに教わろうね。ママは水泳嫌いで、学校で水泳の授業や水泳大会はさぽってばかりだったせいで、大人になってから泳ぎを教わって苦労したから、かっぱのパパに似て、泳ぎの得意な子に育ってね。
昼に部屋へ戻って、昼食の後、双子は昼寝。パパも一緒に寝てる。私も寝ようかと思ったけど、せっかくだから、散歩に出る。岩場で磯の生物観察したり、魚を探したり。こんな潮溜まりみたいなところにも、小さいウニがいたり、思ったよりも大きな魚が泳いでたり。小さいころに海水浴に連れて行ってもらって、磯遊びしたっけ。その後は付近を散歩してアイスなどを買って部屋へ戻る。また夕方に浜辺に出ようと思ってたけど、なかなか双子は起きないし、だいぶ遊んだみたいだから、もういいか、ってことになって、パパが後片付けしに行く。ほどなくして起きたけど、代わりに散歩にでることに。釣りの道具も持ってきているけど、結局やらなかった。港の方や岩場では、釣りしている人が何人もいた。夕食後、夕涼みに双子を抱っこして外へ。岩場へ降りる階段に座って、どんどん夕闇に包まれていく海岸を目の前にしてビールを飲む。鴨川の夜景も、地味だけど、結構きれい。双子がじっとしていなくなったので、部屋に戻る。最後の夜も、結局早々に就寝。寝付いたのは、あいかわらず遅かったけどね。なんとまあ、健康的な生活。
8月4日
最終日。食事して帰り支度。パパが車を取りに行き、その間、双子はうろうろ。ドアを開けて廊下に出て、階段を降りようとする。宿の人が、あらあら、と抱っこ。結局、その後、ずっとたーくんは抱っこされてることに。荷物を積んで、双子を乗せて、出発したのは9時すぎ。
ゆっくりと鴨川シーワールドへ向かう。暑い、暑い。室内はいいのだけど、外にでるとすごい暑さ。水槽で魚を見ると、一応反応してるけど、わかってるのかは疑問。大大大好きなペンギンの水槽にへばりついた(私が)後、イルカのショーへ。ベビーカーを置いて、抱っこして席へ。おとなしくしていてくれない双子。大騒ぎしだす。なだめすかしておやつまで与えつつ、なんとか最後まで持たせる。肝心のイルカは、ほとんど興味ない様子。あーあ。ベビーカーにのせたまま、立って観たほうがよかったよ。トホホ。
懲りもせずに、シャチのショーへ。下段の「水がかかりますので注意」の席に、ベビーカーを乗り上げて座ったものの、シャチの都合?で開演が遅れ、たーくんは寝ちゃうし、あーくんはぐずっていた上、屋根の無いところだったせいで、すごい暑さ、さらにぐずりが最高潮に。結局始まったか否かの時点で撤退。涼しい場所で、飲み物飲ませたりして、なんとか機嫌を直しにかかる。やっぱり暑いのはだめだ。ショーもまだうちの子たちには早すぎみたい。どうにか収まったので、再び屋内の涼しいエリアで、魚やペンギン、あざらしなどを見る。途中、交代でサイドバイサイドから下ろして、自由に歩かせる。これが一番楽しかったらしい(^^;)そこを出ると、さっきのシャチのスタジアムの上へ出た。なんだ、ここでベビーカーにのせたまま、席の後ろの通路に立ってみればよかったんじゃん。ちょうどやってたショーを見ることができた。シャチって大きいなあ。きれいだし。かなり水飛沫があがってる。こりゃ、さっき座ってたところにそのままいたら、濡れてたな。
そろそろお昼どき。途中で抜けてシーワールドホテルのところにある、バイキングに行くことにする。混んでてけっこう並んでる。双子と並んでいると、あたりを探索してきたパパが、ホテルのラウンジでも軽食があるし、空いてる、とのことでそちらに行くことに。ラーメンと焼きそばとビールを頼む。チェアベルトやスタイは、車の中だー。なにも装備のないまま、焼きそばをたべさせる。まあ、多少、悲惨な状態にはなったが、ゆるされる範囲だろう。ほとんどたいらげることができたしね。窓の外はきれいなお庭。その下は屋外プール。さらにその下はビーチになってて、ぼちぼち人がでていた。眺めはとてもいい。ロビーで待っている間、パパが車をシーワールドの駐車場からホテルの駐車場へ回す。乗りこんで、いざ帰路へ。
帰りは木更津からアクアラインに乗ることにした。順調なドライブで、鴨川からアクアラインまで1時間半。のったらすぐに海ほたる。中をぶらぶらして、休憩して、双子を着替えさせ(チャイルドシートに乗せてると、背中が汗びっしょり)、戻ると、もうすぐに川崎だ。ここからがちょっと車が多かったりしたが、まずまず順調。無事に帰宅。
4日間閉め切りだった部屋は、開けたら温風が出てきた(^^;)フローリングがなんだか熱い。しばらくエアコンが効かなかったよ。帰宅したら、もう何事もなかなったかのように、普段のおもちゃであそんでる双子。海、行ったんだよー、楽しかったかい?ま、きっと楽しかったに違いない。ママもパパも楽しかったよ。また行こうね。