これは、きっと夢・・・
"美麗おネイちゃん!?”
この子に呼ばれると、うっれしいな♪
自分の名前が、特別に響くのは何でだろッ♪
"なに?美麗おネイちゃん、、、そんなに顔を近づけると、
睫毛があたるよ
・・・くすぐったいけどナンか楽しいね"
ーーーーッ、、、あー、もう絶対この娘ッ離さないから(*^〜^*)

なんとなく嬉しい夢見た朝はいい気分。ブラッシングもなんとなく綺麗に通る(^^
「ミレイさん、身支度にいつまでかかっているんです」
ハッ・・・しまった。今日は早番だった。
あぅ、急がないと葉月様の御食事が(><;;
「ミレイさん(ーー#」 慌てて身支度を整える、「は、はい」
・・・あう、枝毛が引っかかった。朝早いって、つらいぃ〜

「ミレイさん、メイドは常にお使えする方々に感謝しなければいけません。」
「申し訳ありません」
「ふぅ・・・いつか人を敬愛する気持ちがわかれば、あなたも自然と振舞うことができるでしょう・・・さぁ葉月様が起きてくるまでに一仕事片付けますよ」

・・・ここに来てからの、、、いつもって訳じゃないけど、、、私の日常。冴えてなぁい・・・

今日の葉月さまの朝の食事はたった一人
コーンスープとポーチドエッグをゆっくり召し上がってる。卵の頭を割ってユルユルの黄身をすくいながら、彼女が私に声をかけた。
「ミレイちゃん、明日から休暇ね、、、どうするの?」
「うーん、家に帰って、ちょっとのんびりしたいナァって思います。」

「そう、丁度良かった」「?」
「今日から私と睦月は出かけます。」
「今日ですか?急なんですねェ」
「ええ、教職は色々と仕事が重なるの、、、たまには学校の先生をしなくちゃね。
睦月は昨日から深雪と軽井沢で合宿だし・・・Grの創作活動なんだって、・・・あの子、愉しむつもりらしいわ(w

ムツキさんって深雪のどこがいいのかな?・・・うーん確かに、変態ごっこを愉しんでいるようだけど
まいっか、私は関係無い。
・・・で、ミレイちゃんには、ね、あなたの都合が良ければ、、、霞ちゃんを、、、預かって欲しいの
ドキッ、聞き間違い?
またへんなことに付合わされるのかな?
でも嬉しいような
「と言うわけで御両親が、ね・・・ちょっと!聞いてる?ミレイ!」
「は、はい(><;」 「・・・ふぅ、、、霞ちゃんのこと改めてお願いできる?」
「はぁい(^^」、、、って自分でもびっくりするくらい大きな声。

「あなたの休暇の最後の日が、あの子の特別な日よ」「へぇ?」
彼女が立つのにあわせて椅子を引く私

「じゃぁね、コレも預かってくれる?」
「カギ?・・・あ、あの子の・・・いいんですか?」「ええ(w」
耳元でそっとささやく葉月様。

「好きにしていいのよ」

いまのは、きっと”悪魔の囁き”・・・ドキドキッ、キューん♪
・・・アノコヲ・・・ヒ、ト、リ、ジ、メ・・・・

私、いま目の前の悪魔に心臓を差出してもいい、、、って、本当におもった。
「うぁぁ〜、おっきな玄関(゚∇゚」
やってきたあの娘は、両手から荷物を落としそうになってる。

くすッ、さぁ、トビきりの笑顔で迎えてあげよう。

「ミレイおネイちゃん、いつもと違わない?」
「んーと、どう見えるのかナ?(ナニカ変ダッタノカナ?)」
「御洋服もキラキラしてるし、なんだか、とっても可愛くて綺麗('∩.∩") 」

・・・・唇が緩んじゃう
「今日は使用人じゃないからネ、井上家にようこそ、霞ちゃん♪」


「この部屋に泊まってね。」
「おっきな鏡!、、、御部屋の上まである〜」
「そうね、
自分がどう見られるのか、いつも意識しなさいって、お母様が言ってたから
・・・ここは、お母様と小さかった頃の私が使ってた部屋。
霞ちゃんにはちょっとクラッシクかな」
「・・・いいの?」
「くすッ、そんな顔しないで・・・、
多分お母様だってあなたになら使って欲しいって言うと思うの」

素直に感情が出てくる子って、やっぱり可愛いかも


「さてシャワー浴びましょう」

「うぁー、タイルも御風呂も真赤、白いところが無い・・・綺麗かも♪」
「そぉ?やっぱり♪
赤い色に囲まれると女の人っておちつくのかもね。
でもね、男の人は、、、ここが嫌いみたい。」

さぁって、この娘を隅から隅まで奇麗にしてあげるんだから♪
シャワーの温度はOKっと

「あ、胸ピアス、熱かったりしない?いたくない?」

「へいきーィ、、、そー、そー、
このまえ、びっくりしたんだけどー、
オヘソピアスってしてる子もいたんだ。

・・・あ、アタシだけじゃない、、、ってちょっと嬉しかった。(^^
「御友達?」
「っていうか、体育の着替えのときだったんだ、、外から見てるとおとなしくて、、、でも男の子のボーイフレンドが何人もいるって子
・・・霞のはブラで隠してたから、気付かれなかったけど、ね」
「ふーん?、、、さーて、汗だらけな髪の毛もッ、、、」

「いやぁ、、、いやぁ、、、やめて、
折角、黒くして隠していたのに、、、知っているのに・・・酷いよ、ミレイおネイちゃん。」

・・・そうだった。
あの時、この子は無理やり髪の毛を弄られて、色を抜かれてクリームシルバーっぽくされちゃった。
それを、ずーと泣いていた。・・・でも、わたしは
あの時こう思ってしまった。

コノ娘ノ泣顔ッテ、ナンテ可愛イイノ
「ここに居るのはワタシだけだから、平気、平気。
霞ちゃん、乾いたらキラキラ光って、可愛くなるから大丈夫ッ!」

「あうう、頭をタオルでガシガシしないの。・・・髪の毛痛んじゃうでしょう
タオルを巻いてゆっくり、待つの」
うーん、乾かしてみたらホントに、細くってフワフワしてキラキラした髪、、、なにかのコスプレがにあうね♪
女の子がもつ微妙な魅力レベル1ってとこ?


「ね、チョットだけメイクしてみない?」「あ、してみたい♪」

メイクアップは突然に!

はじめてのファンデーションはゆっくりと・・・
「ほら、眉はペンシルをつかって外に向かって書いてみる。こうするの」
「あ、ほんとだ。くっきりってしてきた。」
「さて、睫毛とマブタも、、、ブラシ使って、ポイントはさっきと逆、内側にスッてもってくる、の」

この娘って、シャープにキメル!と、ピッタリ。・・・ほんと、理想的な卵型の顔なんだ。・・・

「最後にリップしてあげるね。こう、クチをすぼめて・・・きゅッと、そうそう、えーと後は筆で輪郭を・・・」
だんだん真剣になってきちゃった。

鏡に映る霞ちゃん、奇麗なんだけど物足りないかなぁ。・・・肌ぷるぷるだもんね。
霞ちゃんの前に座って、、、彼女の股をジイっと見る。
「霞ちゃんのここ、つるつるで、ぷにぷにしてて、、、カワイイッね,
そうだ、ここもメイクしてみよっか」
「!ッ、、、あ、いじらないで、、、ッ、、おネイちゃん(*>v<*;

敏感な肌のところだから、かるくコゲ茶系ファンデを塗ってあげる。
リップスティクを取り出して、彼女のもう一つの唇をなぞってみる。
柔らかいナァ、モジモジして可愛いし、、、
でも動くとリップカラーがのらないィ。くっやしいな

「じっとしなさい!霞!」
ちょっと邪魔っぽかった脚は、ぴくっと震えたあとに、諦めたように動くのをやめた。

もう一つの唇に奇麗にカラーがのる。
キュッと摘んで、ぱっと手を離す。
最後に筆使ったりしてと、ウン、、、ナローピンクな唇の出来あがり。
彼女に手鏡を渡す。
「怒鳴ったりして御免ね。・・・さぁ、みてみて、物凄く可愛いから」
「あ、、ぁ、、ホントに、ホントに可愛い!
霞のココじゃないみたい。」

ぷにぷに、、、ぶにぷに、ぷにぷに、ぷに、、、そこを弄り出した霞ちゃん。


「クスッ、いつまでイジッてるの♪」

メイクが終ったら、ドレスでGO♪

「霞ちゃんのために用意したの、これ着てみてくれないかなぁ」
「あー、これヒラヒラばっかり、、、スカートひざ上だし、、、可愛いかもしれない(^^
でもぉ、ブラは分るけど、他のこれ、どうやって着ればいいの?」

「そっか、じゃ、・・・そこの椅子に座って。
まずはコレ、ガーターベルトを腰、、、そ、、、腰のキュってくるところにね はーい、右足出してね、・・・そぅ、つま先をまっすぐにして

クルクル巻いたストッキングが、脚の付け根まで、、、
白いストッキング がツルツルでピッタリ。
思わずつま先にキス、、、chu!
「ハイッ左足も・・・Chu・・・さて立ってみて。
腰のガーターベルトのストラップをストッキングに、こう掛けるの」(パチ)

「次はロンググローブね。」「え?パンツは?」
「あとで、よ(w
両手を合わせたら、指の間と間とを合わせるの、、、そうするとね、指先のシワが、、、ほら無くなった

あとは鏡をみてて、、、鏡の中のあなたが変わっていくのを見てて」

真赤な壁をうつす鏡の前に立つ霞ちゃんは裸。
・・・二の腕まで覆ったロンググローブと白い刺繍が入ったストッキングとガーターベルトが白く浮かんで見える。


もう一つのリップカラーがのった唇からイヤラシイ、よだれも、、、すこし
「あたし、今・・・ミレイおネイちゃんの御人形なのかな?」
「嫌?」
「ううん、なんだかうれしい、・・・なんとなく分っちゃった
ミレイおネイちゃんが嬉しいと、わたしもうれしいって」
今、わたし、、、この子の言葉で、、、我慢できない
キス!瞼に!
きす!唇に!
強くキス!跡が残るくらい、、、首筋に
もう一度、ゆっくり、ゆっくり、、、長く、長く、唇にキス


この子の笑顔は私の宝物にしよう。変態ごっこで何度汚されたって構わない。
私がこの子を笑顔を取り戻してあげるの。
霞ちゃん、私あなたを愛してみせる・・・お母様が私を愛してくれたように
そうか・・・なんとなく分った。人を敬愛するってこういうことなんだ。