アタシ達をよく知っている人達へ      猫街通りの一角で

あはっ♪霞ちゃんが、今、アタシの目の前にいる!
ほんとうに久しぶりだよ〜♪

しかも、アタシ達、指先までキュキュッって光ってるラバー♪
もちろん、スプレーしたから、つるつるピカピカなんだけど
    
ネ?みんな
アタシ達って、首輪まで御揃なんだよ。
いいでしょ〜?
霞ちゃんの赤で透明っぽくて、
身体が膨らんでるところが、微妙に透けてる・・・。
だから、なんだかニップルみえちゃうね。


あ?あたしもか?
アタシのは黒っぽいけど



    
ご免、人に見られてるって、
    意識しちゃうと、
    とっても恥ずかしいかも
「マオちゃん、緊張してる?」
「え?・・・・・
 ちょっとっていうか、やっぱりっていうか」
「2人でみんなの前に立ってみよう、、、って最初いったの
 マオちゃん、、、じゃ、なかった?(w)

 "すごいこと" しようって言ってたよね♪

「たしかに
 そー、、、だったんだけど、さぁ」


ラバー着てる時ってさ、スッパのハダカでいる時よりさ、
・・・・・だって、ねぇ
身体が緩んでるところが無くてキュキュって締まっててさ、

で、なんだか敏感になっちゃう。
たとえば歩いている時に感じる空気の流れでさえ、
全身舐めてってる、って感じ。

その他大勢の前だったら、
もっと大胆しても平気かもしれないけどさ
目の前にいるの、みんなアタシ達を知ってる人達ばかりなんだから
物凄く恥ずかしくない?
霞ちゃん、みんなに笑顔してるのは余裕なん?
「そーだね。
 なにしても恥ずかしいから、
だからホントに大胆になれるよね。」



・・・・ラバーって、人の体温、物凄く伝えちゃうのね。
だから霞ちゃんの太ももが、
あたしの身体に触れるとき、
ものすごく熱く感じる。

「霞ちゃん・・・」
しー、って唇に人差し指があたる。
ラバーでつやつやに光った指。
霞ちゃんは目線でうなずくと、
その指をゆっくりアタシの方に向けた。
・・・・・目の前にある、霞ちゃんの指。
小さく、小さく、円を書いたその指が
舐めて

絶対、そう言っている気がした。



「熱いね、マオちゃんの口の中・・・・・。」

舐める。
舐める。
アタシは霞ちゃんの指を舐める。
「マオちゃんもあたしも、
 みんなに、見られてる・・・・・。」


耳元でささやく霞ちゃん、
(チュッ)・・・・はぅ!
(チュッ)・・・・あぅ!あったかい。
(べちゃ)・・・・くすぐったい。
(ジュゥ)・・・・耳、耳をせめないで〜

あぅぅ、どーしよ。
立ってるの辛くなってきた、かも・・・・。

あたしの唾液で熱くなった霞ちゃんの指が
あたしの胸の先をコリコリ、つるつる、
いじめる。
まだまだ、だめだよ。
霞ちゃんの指が、そう言ってる。



霞ちゃんの両手があたしの肩を抱きしめる。
彼女の腰にまわした、あたしの手に力が入る。
・・・・立ったまま密着しちゃうあたし達。
キス、
唾液を交換するような、
深いキス。



「実はね、あたしはね、いまとっても好きな子がいるの。」
「・・・・舞ちゃんって子?」
小さくうなずいた霞ちゃん

「うん」



えー?霞ちゃん、舞ちゃんとのラブラブ宣言?
えー?アタシ失恋なの〜?
えー?泣いちゃいそう

アタシが大好きな笑顔の霞ちゃん、
アタシ、霞ちゃんを独り占めできないんだ。
「でも、あたしはマオちゃんのことも
好き。
好き、 本当に、大好き。
・・・・だからね
いまはね、マオちゃんが私に抱かれる時間なの」


ずるいよぉ、そんな言い方って、きっと、ずるいよぉ


離したくない。
離したくない。
いま、霞ちゃん離したくない。

離さないッ!


耳の奥がつーんとする。
まぶた、熱くなってきた。 ドキドキの心臓、、、、とまんない
もう、誰が見ていたって、全然知らない。
キスだけじゃイヤッ!
「ね、御願いあるんだけど」

「なあに?」
「このまま、2人で ”おもらし” しよ?」


そう、
それがアタシが言い出した、
で、みんなの前でしてみたかった”すごいこと”

ゴクっ


・・・・どきどきどきどき・・・・
「とっても ”すごいこと” だね?」


ゴクッ


・・・・どきどきどきどき・・・・
さきに眼をつむったのは霞ちゃん。
アタシの肩を抱く手にちからがかかる
そして・・・・・
ながれてくる!



あ、あったかい、霞ちゃん、、、の、、あったかい!
あ、もれちゃう、あたしも漏れちゃぅ
「あ、あったかい、マオちゃんの、、、あったかい!」




あたし達の、、、あったかい、、、2人でとっても、あったかい、
おもらし!
太ももつたって、地面にたまっちゃった
おもらし!
見てる!見てる!
みんなが見てる!
・・・・恥ずかしいけど、、、うれしい




アタシは涙目。霞ちゃんの目も涙で真っ赤。
あ、来る。
あ、あ、あぅ、来ちゃう、あ、来ちゃうよぉ。、、、、ぅぅ
・・・・おもらしとキスだけで、
はぅぅ、
・・・・・一回、、、いっちゃったぁ、
うそぉ



「ハァ、、、、、いっちゃった。

これって、ねぇ?きっと
ラバーの、、ハァ、、、せい、、、ハァ、、かも♪」

霞ちゃんも、一緒だったんだ。
「もっと確かめてみたい?
うん
・・・・・その前に御願い。
ね?舞ちゃんに会ってくれる?」



霞ちゃんの言葉に、ちいさく、けどはっきり、頷いたアタシ。
なんか悔しい気がするけど、これって舞ちゃんへのやきもち!?
「きっとマオちゃん、、、舞ちゃん好きになっちゃうよ。
だから、、、3人でね・・・。」


今はそんなことイイの。
アタシが霞ちゃんに抱かれる時間なの。
ソレがなにより大切なんだから・・・・・








次の日曜日
フツーに、フツーのマック (あっちではマクドって言うらしい) だったんだけど・・・・・


霞ちゃんはフツーに制服ブラウス。
アタシもフツーに白のボタンダウン。でも
舞ちゃんは薔薇柄の甘ロリ系。・・・・似合う娘には似合うんだね〜。

会うまでは、ずーと舞ちゃんに負の感情もってたけど ・・・・こんな、ちっちゃくて、
生きてるお人形さんみたいな子がいるなんて♪

「ね?舞ちゃんって、フツーじゃなくカワイイでしょ?
ね?アタシ達、3人。友達以上の関係になれそうでしょ?♪」

うん♪全然OKだよ♪♪
さすが、霞ちゃんだよぉ、、、女の子を見る眼がすごいなぁ♪


「ヨロシクね舞ちゃん。
ねー、舞ちゃんって
思ってたより、ずっと、ずっとカワイイねー。
あ、首筋コロン!?の臭いもカワイイねー?

・・・・・・えーい♪
擦り切れるまでナデナデしてあげるッ♪」



はッ?
って、ことは『好きな子がいるの』って台詞、
ひょっとして、

アタシをもえさせる為の
ベットテクニックだった?てこと!?

・・・・・・・え?・・・・・