<Lesson #4>

'06.9.10 曇り?途中,降ってたみたいですけど…。


今日も花月・山本両先生です。
このお二人,先週はハチキタ高原のどこかでお仕事だったそうな。

いつものように,発声練習です。今日も「ま」と「まめ」でした。


今回も,時系列ではありませんけど…

P25,543小節,Mです。
もう,何度もやってるところですけど,色々と指摘されますね。

549小節,sf のある(E)ly(sium)は,「もっと強く!」
でそのあとは少し小さい目にすると,sf の効果が際立ちます。
550小節の休符のところも,すぐに切ること。
553小節にある sf も放り上げるようにもっと大きく。

パート別には,
アルトは,もっとまるく,丸く。ぺっちゃんこな声になりがちなので,注意すること。
テノール,バスは,Elysium のところ,もっとパンチを効かせて。
ソプラノは,速くなりがち。そうなると力が溜まらない感じになってしまうので,注意。

P26,561小節の (bin)denは,気持ち長く。
570小節の Bruder は,sf があるので,もっと大きく。
特にテノール,意味不明な(笑)自信のあるぐらいがいいそうな。

P27,574小節,(Flugel)weilt は少し長めに。
そのあとの,Deine には sf やffはありませんが,もっと強く!

P28,595小節,男声で始まるところです。これは結構かっこいいんで,好きなところです。
これまでの手柄を,男声は,ここでかっさらっていくつもりで。そう,これまでは前座や!って
くらいの気持ちでちょうどいいんだそうな。
で,「イメージはOK!でも,声が伴ってない!」と,いわれてしまいました。(^^;;)
P29,603小節からは女声が入りますが,
「TとB,女声が入ってからも荒っぽすぎ。控えめに!」
「AとS,男声のイメージを引きずりすぎで,荒っぽいよ。天女のような声で!」
また,このあたりは「(音符を)つないでいくイメージで。Sは音程維持に注意して」
P30,611小節からは,また男声が主役。
615小節の mus は,力が抜けてはダメ。617小節の Va(ter) はペキン!と出すこと。
P31,626小節,wohnenは,しんどくなると速くなってしまうので丁寧に。

P52,Prestissimo。
お約束(笑)の「はーい,Prestissimo って,なんですか?○○くん!」
「はい,”むっちゃ速く!”です」 楽譜には”きわめて速く”とありますけどね。
初出のところですから,発音からやりました。最初はゆっくりと。
で,「ホントはこんな速さです」と山本先生が弾いてくださいます。
たぶん初参加の方でしょう,「…」って感じの雰囲気が漂ってました。
で,ここは,「ぷちぷち切るほうがいい」んだそうです。かつ,「突くように」。
全部の言葉の子音をしっかりしゃべるとかっこいいんですが,特にソプラノ,音の抑揚が見えないんで,
正しい音程を心がけるように。
P54,877小節,879小節は,細かく切るように。ソプラノは「歌詞でなくてもいいから,音程をしっかりと」
883小節,885小節,887小節の Welt ! の語尾は”とぅ”をしっかりと出すこと。
P55,894小節の前後,テノールは「裏声でもいいから!出ないときは顔で!」…顔でっていわれても…ねぇ。

と,このあたりで時間となりました。

ちょっと中途半端なところで終わった(っけ?(^^;;))んで,微妙に消化不良でしたけど,やっぱり
Prestissimoはしんどいわ。