<Lesson #3>


'06.9.3 晴。

日中はやっぱり暑いですが,急に朝晩涼しくなったような。
なんだかんだいって,9月,秋の確実に近づいています。

今日は,集合写真撮影の日。
なんか,まだ前半なのに。もう少し後のほうが実感が出ていいんですけど。
スナップ写真のカメラはないですね。
いつも公式プログラムに載せるコメント募集もないし,微妙に段取りが変わってるような。


もちろん今日も,花月・山本両先生です
最初はいつもの発声練習です。
いつもの「ま」から。そのあとは「ぱ」。
やさしく,明るく。


前半は前回までの復習です。

P10,257小節,Dから。
いつも言われることですが,「明るく元気に丸く。パシーン!と立ち上がるように」
261小節の alle は,「アーレ」ではなく「アッレ」。で,もっと元気よく。

P12,285小節,Eです。
バス,何かを主張する感じ,ちょっと酔っぱらって大声を出したような感じ。

#バス,歌詞を「こら!」に変えて歌ってみましたが…「ははは,大失敗やったなぁ」

アルト,楽譜に向かって歌わない。向こうの壁に向かって!
テノール,何を根拠にそんなに元気がいいの,っていうぐらいに元気よく。
ソプラノ,出会い頭にぶつかったときに出すような Ja ! を出すこと。
”ぃやー!”じゃなくて,”やー!”

P15,313小節,Gです。
「最後だけよかったなぁ」(^^;;)

ここは,「難しいんですが,覚えるしかない!」だそうです。
難しいからこそ覚えてしまって,楽譜を見なくてもいいようにする,と。

#逆に言えば,簡単なところは楽譜を見ながらでも何とかなるもんやってことですね。

そういうことで,歌詞の難しさを省く意味で「ぱ」で歌いましたが,これが逆に難しい。
「ぱ」だと,今自分がどこにいるのか(歌ってるのか)がわからん…(^^;;;)

#んー,皆さんはどうでしたか?

320小節,steht は,語尾の”トゥ”をちゃんと発音すること。最悪,”トゥ”だけでも。(^^;;)
あと,「息を吸うのが遅い」。なんで,区切り区切りのアタマが合わないんですね。
ソプラノは,歌詞よりも音を重視して,笑顔気味で。

P25,543小節,Mです。
テノール,バス,「問題ないね」。おぉ,褒められてますよ。
ソプラノ,もっと高らかに。

まぁ,ここもしんどいといえばしんどいんですし,難しいですが…
「後でダブルフーガが出てきます。今のここも難しいですが,ダブルフーガは”死ぬほど難しい”
いや,”死んでる,難しい”かも。」
確かに。多くの人が苦しんでますね。けど,結構楽しい部分でもあります。


初出のところです。
P28,595小節です。
Andante maestoso。「これ,どんな意味ですか?○○くん(小生の名前)!」

#やっぱり来ましたか。(笑)

「堂々と歩く速さで!」

ここからの歌詞は,”一万人の第九”の楽譜掲載の歌詞を引用すると,
「百万の人人よ,わが抱擁を受けよ!」
という大げさな歌詞なんで,「大げさに!」

男声の出だし,Seid はパッと出ること。umschlungen や Millionen の語尾にあるスタッカートも意識して。
それと,もっと大きく。自分が思ってるよりももっと大きく。
603小節の女声の出だし,Seidも同じく,パッと出ること。
604小節のMillionen のアタマは強く出る。
606小節からいくつか出てくる sf , ffも意識して。

#このあたりは,結構好きなんですよね。
#特に606小節からのアルト → ソプラノ・バス → テノールと 順に Diesen が重なっていくところ,好きです。

高く,長く続くところが多いんで「ここを歌い終わったら2,3日体が動かなくなるぐらい体力を使うように」


というところで,今日はおしまいです。
で,集合写真の撮影。

以前は645サイズか67サイズのカメラで撮影していましたが…
変わりましたね,デジタル一眼でした。Nikon D200ですね,あれは。
結構ワイドなレンズ,でも,Nikkor ではなかったような気がします。
Nikkor だったら短焦点系のレンズだろうと思いますけど。

ストラップにはNPS(Nikon Professional Services)の文字。
メーカサポートを受けているプロの証。んー,いいなぁ。(笑)

#おっと,趣味に走ってしまった。(^^;;;;)

そういえば,今年はソプラノで馬力が弱めかなぁ。歌ってて引っ張られてしまうことがあまりありません。
でも,もう少し回を重ねれば,ソプラノの本領発揮かな。負けてられません(笑)

#さて,次回は…”遅く,しかし甚だしくなく,しかし,敬虔に”かな(爆)