<Lesson #2>


'06.8.27 晴れ

公式プログラムに掲載される名前のチェックがありました。
もっとも,個人参加の方だけで,合唱団参加の場合は,合唱団単位でチェックして
事務局へ提出することになります。

#前は自筆だったのにねぇ。

さてさて,今回のレッスンの内容です。
諸般の事情で,時系列になってないかもしれませんが,ご容赦のほど。


まずは発生練習から。
「ま」で。丸く,まーる
く。高いところは特に丁寧に丸く。

#意識はするものの,ちゃんとできてるんだろうか?って気になりますね。
#あの中では,なかなか自分の声は聞けないものです。

次に「まめ」。
これも集中しだすと陥るのが,「はい,首を振らない!」
ついつい首を上下に振ってしまいます。振るとのどを閉めることになるんで,
ええ声は出ないってことです。


P10,257小節からのおさらいです。

テノールは特に”決める”つもりで。
ソプラノのいない高いところで終わることもあって,見得をきれるってとこですね。(^^;;)
あと,先生の意地悪指揮=テンポを速くしたり遅くしたりで,指揮を見る練習です。
それと「指揮者を見てください。そうすると,切るところが見えてきます」
一応音符で伸ばす長さはわかりますが,その細かいところは指揮者を見て,ってことです。

P12,285小節,Eです。
各パート,いくつか言われましたが,
ソプラノ,少々歌詞が間違っていても,ええ声をだす。自信をもって,孔雀,白鳥のごとく。
アルト,楽譜に向かって歌うんじゃなく,遠くへ,舞台の向こうに声を飛ばすつもりで。
テノール,もう,自信満々で!
バス,自分の楽器(この場合,声ってことですね)は”\5000万もするんやで!”って思って,
大きくもっと余裕を持って声をだすように。
バスは,他のパートと異なり,289小節からの gekonnt der stehle に動きがあります。
ゲ・コ・オント・デ・エル・シュ・ティ・イ・レ ぐらいのつもりでメリハリをつけること。

287小節目の nennt は,語尾の”(ネン)トゥ”は意識するように。
289小節に dim. がありますが,だんだん小さくするという記号です。
これは,「指揮にあわせること」。それでいて「小さくすることで遅くならないように」。
いずれにしても,指揮を見ること。「楽譜は黒目で見て,指揮は白目で見てください!」

#って,それは無理やろ!(笑)

P15,313小節,Gです。
ここも先ほどのバスと同じく,音符ごとに単語の音を切るぐらいのつもりで。
gab は,ガ・アプ。einen は,ア・アイ・ネ・エン,P16,317小節では,lust ward dem wurm を
ル・ウストゥ・ヴァ・アルド・デ・エム・ウ・ウルム って感じでしょうか。
あと,ちょこっと悩むのが Cherub の Che 発音。訳詞では ケルビム となってるんですね。
で,ここでは「ケ,ヘ,チェの間ぐらい」なんだそうです。それはそれで難しい…

P17,324小節の Gott は,早い目に切って次の steht に力を入れるように。
特にアルトは他のパートよりも早く出るので,強く,早く steht を出すこと。
326小節の Gott もパキンと立ち上がること。

テノールはもっと威張って。世界征服でもするかの如くに。
バスは広く豊かな感じを出して。

#「ここに力を入れすぎて,4日くらい寝込んでもいいです」
#「ここだけ歌っても,満足できます」
#えぇ,確かに(笑)

P25,543小節,Mです。
「ここのコツはひとつ,最後までがんばる!」なんだそうです。
ですが,闇雲にがんばってもダメ。
聞いて合わせないこと(あくまで指揮にあわせろってことですね)。
大事なところは突くように跳ねるように。拍のアタマを突くようにして,がんばる時間を短く強く,
そうして,最後まで持っていくこと。

とまぁ,こんな感じでしたね。


この日,もと大阪Gで今回は大阪9クラスの方と話す機会がありました,
このクラスでは,初っ端に「できはともかく全部通す」だったそうです。
それで,クラス全体のレベルを見て,あるいは,できの悪そうなところを見て,練習していくんでしょう。
結構,厳しいですね。まぁ,経験者ですからそれくらいは当たり前か…

今年は,指揮を見て歌うっていうことを最初からやってます。
毎年,走って走ってつじつまが合わなくなるっていうのが見られてましたからね。
うん,ええことやと思います。