<Lesson #1>




'06.8.20 晴れ。

暑いです。早いです。
今年はやたらと始まるのが早いなぁ,って感じがしているのは,小生だけ?

午前はちょいと用事があり,練習会場の体育館に着いたのは,開始10分ほど前ぐらいでした。
女声パート受付の長蛇の列。いやはや,これは大変。

新品の楽譜を買いました。500円。今年もデザインは,変わってませんね。

今年も多いなぁ,女声は。男声は少ないぞ。
いすの列だけを見たところ,バス:約40名,テノール:約75名,ソプラノ:150名,アルト150名って
ところです。総勢で400脚くらいは出てそうです。空きイスがあるんで,350名ぐらいかも。
結構な人数です。


<注意事項など>

レッスンの冒頭,MBSの方から,挨拶と注意事項がありました。
・今年は約14,500名の応募があった。抽選に漏れた方々のためにもしっかり歌いましょう。
・ゲストは10月に発表,オケは昨年同様ユースオケ,兵庫芸文専属オケからも参加。
・もちろん,指揮/総監督は佐渡裕。
・写真撮影は9/3
・12/2にリハーサル,12/3本番,詳細は別途おしらせ。
・台風シーズンなので,中止などの連絡は,ホームページ,電話等々でお知らせする。
だそうです。


<今年も大阪Gは…>

今年も大阪Gクラスは
花月組です。ピアノは山本先生

挨拶と,自己紹介とがあり,発声練習です。

最初は発声練習から。全員,立って声だしです。
「ま」を音階に合わせて発音します。
        まー
      まー  まー
    まー      まー
  まー          まー
まー              まー

角がなく,まーるく。

次は「まめ」

        まめ
      まめ  まめ
    まめ      まめ
  まめ          まめ
まめ              まー


これを何度か繰り返し,発声練習終了。
声がでなければ,笑顔を絶やさず。

#なに,毎週やってりゃ,それなりに(笑)出てきますって。


<はじめは,D>

さて,本題の第九です。まずは P10,257小節「D」から。

発音の練習です。1/3ぐらいの人は初めてみたいでしたから,いきなりは大変ですからね。

単語の発音で注意するのは,たとえば…
260小節目の geteilt や268小節目のFlugelweilt の語尾は拍のなかで トゥ を意識して入れる。
259小節目に was は上の歯で下唇を噛むようにして発音する。

一通り単語を発音してから,各パート(ソプラノはアルトと一緒に)で歌います。

「楽しげに歌うこと」
「雰囲気を体でつかんで覚えるように」

今年は各パート,結構うまいやん!

テノールだけが上へ下への大騒ぎなところなるんですが,まぁまぁうまくいってます。
よく,先走ってずれていくのに,今回はそんなことが無い…

#中に,すんげーうまい人が一人以上いてますね。


あと,「指揮を見ること。音を切るところを指示してますから」


次は,P25,543小節「M」。耳馴染みなところです。

単語の発音を済ませ,パートごとに歌います。

ソプラノ:「まだまだ恥じらいがある。大きな声で遠くに飛ばす。ソプラノに限り歌詞不明瞭はOK(笑)」
アルト:「喜びに満ちた感じで,ゴムまりの弾むように。ソプラノより大きく!」
テノール:「自己主張が強いから,合わへんのやなぁ(笑)」
バス:「ドスを効かしたおっさん声で。」
   「いや,『ビール!』って注文する声じゃなく,『ブランデー』を注文するような声で。」

P25,550小節の(Elysi)um は,すぐに切ること。次が出ません(出せません)から。
P26,558小節の(Heilig)tum も同様です。
逆に,P27,574小節の(Flugel)weilt は気持ち長めに。P28,590小節の(Flugel)weilt も同様。

そんでもって,「指揮に(区切りごとに)アタマを合わせるように」
目安になるのが,”sf”,”ff”記号のあるところ。
ずれを感じたら少なくともここでリカバリしましょうって考えても,いいかな。

Mの出だしも,よく指揮を見るように。でないと,出るところがつかめませんから。
特に本番の会場,大阪城ホールは音を頼りにすると,”時差”の影響で必ずずれます。
指揮を見れば,とにかくあわせられます。

#もっとも,スクリーンに映った映像は,ずれがあるので,見ちゃダメです。

この”M”,575小節から同じフレーズが繰り返されます。
ですけど,「がんばるしかない!」
一回目より,二回目をさらに大きくするくらいのつもりが必要だそうで。

息継ぎについてですが,「息が無くなったら息継ぎすること」だそうです。(^^;;)
深呼吸するわけではないので,目立たないように,みんなバラけて息継ぎをすれば,
外からはわかりませんから。

というまに,なんと,DとMが通りました。(ホントか?!)


さぁ,通しましょう,という前に,花月&山本両先生からのプレゼント。

”オソレミヨ”を歌ってくださいました。

#んー,いいですね。また,時折歌ってくださるでしょう (^^)

さて,今日のレッスンの仕上げってことで,DとMを通します。

いやいや,なかなかのもんです。小生が初参加したときはこんなに上手くはなかったような気がします。
年々,レベルアップしている?それとも,今日はたまたま?

さてさて,次回はどうなりますことやら。