<Lesson #6>
'05.10.16 晴れ
秋晴れのいい天気,どこかに出かけたい気分になりますね。
受付のとき,佐渡練の案内と本番で歌う「涙そうそう」の楽譜を貰いました。
暗譜なんだそうですが,楽譜の注意書きには「コンサート当日まで紛失しないよう…」とあり,
若干矛盾が…リハーサルまでは構わんということかしらね?!
まぁなんにせよ,今日を含めて7回,ちょっとづつ練習するんでしょう。
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今日は花月・山本両先生です。
「発声練習代わりに,涙そうそう,歌います!」
とはいうものの,なにやら壇上で先生方がもめてる…(^^;;)
結局,どんな曲かってことを聴いてもらうということのようで,歌える人は一緒に歌う,と。
それで,山本先生が弾き語りしてくださいました。
#そういえば,ちゃんと聴いたことがないよな,この曲。
#暗譜=歌詞も覚えるんですよね?んー,厳しいかも。
一通り歌った後,普通のレッスンに戻りました。
やっぱり発声練習からということで,いつもの「ま」と「ぱ」です。
今日は一番後ろの席にいたのですが,「ぱ」では首を上下に振ってる人,結構いますね。
意識しておかないと,振ってしまいますけど…(^^;;;)
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先週はP52からのPrestissimoの途中(P56,903小節)まででした。まずはここのおさらいです。
合唱の最初,Seid では音の立ちあがりに注意。Seidの”ざ”を一番強く。
そしてこの先,楽譜にはありませんが,スタッカートをいれたように,「しっかりカキコキ,言う!」
だそうです。
ソプラノは「音を吊るように」。
P53,864小節,Bruder は,すぐきること。
ソプラノは,872小節の woh---nen の前は,少々休んでもいい。もし,声が出なくても出しているという
意識はしておくこと!…テレビ的にはOK !
P54,880小節,Diesen の前は,少し間を入れること。Diesenは
ff ですから,気合を入れなくては
いけないってことでしょうか。
この後は,比較的単調ですが高いところが続きます。そして,895小節からはソプラノを除いて音が動きます。
「積極的に,(歌えなければ?)気持ちだけでも!」
テノールは上へ下への大騒ぎなところなんですが,先生,「ボクには絶対できません。みなさん,よぅやりますね」
#いえいえ,ちゃんとはできてませんって。←あかんがな。
904小節から,初出のところですね。
「ソプラノとテノールが高い”キャンキャン”,アルトとバスが低い”ワウワウ”,これらがうまく合うように」
P57,915〜6小節で調子が一変します。
「ここは指揮者の棒を見て,それに合わせること」
「怪しくなったら,楽譜じゃなく指揮者を見てください。皆さんも車を運転してて,危ない場面に遭遇したとき
地図を見ないでしょ。そう,前を見てください」
「ある程度,あいまいなぐらいがいいかも。みんながみんな,あいまいだったらダメですけどね(笑)」
917小節,(E)lysium の後は休符があります。なので,「そのとおりに切ること」
そして「元気を出して,勇気を出して,思いきり突っ込んで行きましょう!」
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中休みあけ,今日もサービスがありました。
この間の万博のプレイベントで,日本を代表する歌手を集めたイベントがあったそうです。
それに,花月先生が呼ばれたそうです。
そう,花月先生はオペラ歌手なんですよね。
ってことで,か?,今日も一曲,プレゼントがありました。
「バスっていうのはね,偉そうで,悪役で,最後に殺されたりするような役が多いんです」
「”セビリアの理髪師”でもそうで,人を貶めるのに陰口を流して噂をたたせる,ってのがあって
今日はそこから…」
ということで,歌ってくださいました。
「陰口はそよ風のように」
#いやぁ,自分が歌うより聴いてるほうがいいかも。(^^;;)
#アンコールを要求する拍手がありましたが,そんなことをやってると我々の練習ができませんね。
ここからは初出のところ,P46,795小節,Sからです。
一万人の第九の楽譜は,1ページ2段構成ですが,ソロとコーラスが一緒になるP46は,1ページ1段です。
この注意が最初にあって,音だしです。
頭は,p ではじまりクレッシェンドしていくんですが,もともと各パートとも低い音なので,あまりに弱く
しすぎると聞こえなくなるので,ほどほどに。
797,798小節の,binden wieder は”びんでん””びーでー”ではなく,”びいん
でえん”” びいい でえる”
ぐらいのつもりで。
P47,803小節の streng geteilt では,(すとれ)えんぐ
げたいるとぅ ぐらいのつもりで。
語尾の(げたいる)とぅ を忘れないこと。
806小節の Alle では,食いついて遅れないように。Alle
の le は,その後の Menschen の直前につける。
そんでもって,A(lle) と,M(enchen)で合わせること。
「考えてるとできない,合わないです。覚えてください」
810小節では,クレッシェンド,デクレッシェンド,が連発します。ここの強弱は気をつけて。
814小節,weilt は語尾の”とぅ”を入れること,そして,すぐ切るんですが,ここは「指揮者の指示で」。
P50,832小節までいって,ひと区切りつきました。
#練習番号Sは,ソリストが歌ってるところに入っていくわけですが,ここの練習はまた後日,ですね。
#これが結構難しいんだよな…
さぁこれで,練習番号Sから,終わりまで通ったことになります。
「P46から最後まで,通して終わりましょう」
聴いてると,結構ばらけてますね…やっぱりみんな,楽譜に目がいってるからでしょうか。
調子の変わるところはやっぱり大きく揺らぎます。
Sのところでは,コーラスが終わったあと,ソリストが残るんですが,今日はここはカット。
842小節まで飛ばして,843小節のピアノから Prestissimo に入ります。
ここはテンポよく,結構いい感じでした。
そして,最後の”funken”のあと,最後までピアノを弾いてくださいました。
#ここまでいくと,歌いきった!って感じになりますよね。
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今日で6回目終了。折り返し地点ですね。
残すは,フーガと男声のマーチです。次回はフーガでしょうね。
フーガには3回ぐらいの時間をかけるのかな?
色々と聞いてると,フーガを不得手にしている方って,結構いるみたいですが,
小生はそんなことはありません。むしろ好きなほうです。
ソプラノと一緒に歌うところでは,まず間違いなく大音量のソプラノにつられてしまうんですが,
フーガは別々に歌える場所なんでつられることはまずない…だから,いいんです。(^^;;;;)
#他の一部のクラスでは,”シャッフル”といってパート別にならず,ランダムになって歌い,
#つられないよう練習したりもしているようです。
なんにせよ,これで大阪Gも前半戦が終了,来週から後半戦に突入です。
すいません,このボタン,リンクは張ってません…
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