<Lesson #5>



'05.10.9 晴れ。
昨日とうってかわっていい天気,連休の真ん中の日曜日。

そういえば,昨日は一般チケットの発売日。大変でしたねぇ。
お知り合いの要望にこたえてチケット購入予約券を確保すべく,早朝にあの体育館まで出向き,
なんとか,まぁまぁ若い番号を確保。おかげさまで希望の席が取れたようで,ようございました。

さて今日は,受付を済ませ会場に入ると,前のクラスにいたお知り合いの方に会いました。
お久しぶり,の挨拶のあと,「痩せた?」

#やっぱりそう見えますか。「やつれた?」といわれることもあるくらいで…
#えぇ,多分痩せてます。この数ヶ月,お仕事がハードで体がぼろぼろですから…(苦笑)

その方,この兵庫県立芸術文化センタの柿落とし公演である第九の合唱にも参加されるそうで,
「あっちへ厳しい〜!」
だそうです。まぁ,ごまかしが効きそうな「一万人」と比べると,大幅に小数ですから当たり前と
いえば,当たり前ですね。でも,楽しそうでした。


今日は,花月・山本両先生です。
まずは発声練習からです。
「ま」をレガートで。
最後まで手を抜かない,尻尾の先まであんこの詰まったたいやきの如く。
最後は
遠くへ放り投げるような感じで。
続いて,「ぱ」を軽やかに元気よく。


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さぁ,練習開始です…,と,いきなり名を呼ばれる?
「前回,どこまでやりました?」

って,指名ですかい?いえ,慣れてますけどね。(笑)
「前回はMのおさらい,33ページの終わりまでやりました」

#一昨年以前を知らない方は,「?」だったことでしょう。

ってことで,P25,543小節,Mからのおさらいです。
P28,594小節までは,特に指摘はなし。

次の男声から始まる箇所,Se(id),Mi(llionen),Die は,声をもっと飛ばすこと。
特に,umschlungen で一旦リセットするつもり,そしてMillionen で遅れないように。
P29,603小節の女声のでだし,Seid はふわっとしないこと。
この後も高い音程が長く続きますが,「苦しいからって速くなりすぎないこと」
男声の Seid も f がついてますから,しっかりと強く。

このP29,f やら,sf やらがたくさん出てきます。
「ピアノを念力で動かすぐらい」のパワーをかけないといけないんだ…
そしてテノールは,「ここは命がけ!気合,ほとばしるように!!」

女声,いい感じに声が出てました。先生,
「満足じゃ,余は!」

P30,611小節から,男声のユニゾンとなります。それ故この箇所は編成上,倍になるわけです。
つまりそれくらい力強く,ということをですね。それを意識したうえで,男声を集約しなおすんです。

612小節には休符があります。ここは,十分に休む。618小節の休符もそうですね。

P31,625〜6小節,ここは丁寧に声を出すこと…とはいえ,すぐにできなくて当然,時間をかけて
ゆっくりやって行きましょう,10年ぐらいかけて?!


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つづいて,静かに始まるP31,631小節。前回も結構やったところです。
短い間でのクレッシェンド,デクレッシェンド。音符ひとつで sturzt を発音する。大変です。

P32,635小節,Ah(nest)は,聞こえないぐらいで。
638小節の Welt ! は,人を驚かせるぐらいの ff にすること。
640小節以降は,高い音が続くのですが,
「ソプラノ,音程がいいですね…ボク(先生)が教えてない方が上手やん?!」

ですが,その後(650小節〜)がよろしくない。(^^;;;)

「飼ってた犬にですね,変なことを話しかけると,”………?”って感じで首を傾げるんですね
なーんか,まさにそんな感じですねぇ」

単調なんですけど,それだけにでだしというか歌い出しがわからない,他のパートに
つられたりしてしまうんですが,
「わからなかったら指揮者を見ましょう,合図してくれますから」

654小節,wohnen の (wohne)n は,「ん」であること。「む」にならないように。

さぁ,これで前回のおさらいが終わりました。ってところで,前半終了です。


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休憩時間があけて…後半戦の前に,一曲歌ってくださるとのこと。

おぉ,聞き覚えのあるやつだ。「闘牛士の歌」ですね。いやぁ,かっこいいっす。
手拍子,拍手,みんなものりのり。でも,いいんだろうか…うれしいけどね(^^;;;;;)

そして,何故かアンコール。「シャンパンのアリア」でしたよね,確か…。

#花月先生,山本先生,今日は大サービスです。
#だから,大阪Gはやめられません。

と,ミニコンサートが終わって,練習再開です。さて,どこからやるんでしょうか…
両先生相談の結果,P52,851小節,Prestissimoからとなりました。

発音の練習から。「いまはこのくらいですけど,普通はもっと速いんですよ」
と,本来の速さでピアノを弾いてくださいました。
「楽譜を見ていたら,歌えません!」つまり,覚えてしまえ,ってことです。

P53,864小節の Bruder ! は,前の音節 Bru (der)を意識して強く。
この後は「タイミングがわからなくなったら,”阿波踊り”を思い出して」って。
まぁ確かに阿波踊りな感じではありますけどね…

このあたりからソプラノは高い音が動きながら続くんですが,
「このあたり,ある程度子音を省いても構いません」
だそうです。

P54,878小節,この全休符は「心のなかで,”休憩”」というぐらいに意識して。
880小節からの高い音は,ff ということもあって,どうしても苦しくなるわけで,
速く,走り気味になっているようです。
スタッカートはありませんが,一音一音切るような気持ちでいいそうです。

P55,895小節から,ソプラノを除くパートは音がかなり動きます。
ここ,一応覚えてはいますが毎度毎度,大変なところです…
最初はゆっくりと音をとってくれて,助かります。頭で覚えてることと,声を出すこととは
だいぶと違いますから…

…903小節の Welt ! で今日の練習は終わりです。


今日はミニコンサートというおまけのついた,なかなか楽しい練習でした。
他のクラスはこういうこと,あるんでしょうかねぇ?

そういえば,今年のポスターが貼られていましたね。
白をベースに,今年のテーマカラーの青。
佐渡さん,森山さんと,合唱に参加のお子達が写ってます。

あ,ポスターができているってことは,チラシもできているんですよね…
と思って,MBSの本社へ寄ってきました。
はい,ありましたよ。もちろん,貰ってきました。
こんなのです。




ん?許可無く掲載はマズイかな…

すいません,↓のボタンはリンクを張ってません…
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