<Lesson #1>
'05.8.28 くもり。
これまでの暑さに比べれば,まだましかな,今日は。
ちゃんと,受付に向うのは,1年ぶり。既に知った顔もいらっしゃる。
とっとと受付をすませて,飲み物を買いに出る。その途中でも,「こんにちわ」
毎回,新品の楽譜でスタートすることにしてるんで,買いました。500円。
デザインは,変わってませんね。
そうそう,今年は既に選挙の日取りが決まっており,練習日の9/11は中止が決定。
11/27に振りかえられているとの事。
扉の向こうでは,経験者クラスのレッスンです。どの当たりをやってるのかは
聴き取れませんでしたが,教えている先生は,有元先生やん?!しかも髭づら。(^^;;)
#いえ,いいんですけどね。
前のクラスが終わり,ここにも知った顔がいくつか。声をかけ,また再来週に,と。
久しぶりの体育館,今年はソプラノと闘う!もとい,ソプラノに引っ張られない!
そのために,ソプラノ寄りの位置,で,後ろの方に座ってみました。
そういやぁ,ピアノがかわっているなぁ。STEINWAY
& SONS になってる。
てかてかしてず,品のいい塗装ですなぁ。
#もしかして,梅田東学習ルーム体育館は,結構儲けているのか?(^^;;)
#それとも,MBSが入れたのか?
えいや!と数えたところ,バス:約30名,テノール:約70名,ソプラノ:110名,アルト130名って
ところでしょうか。総勢で340名くらいかな。空きイスもあったんで,300名ぐらいかも。
結構な人数です。
<注意事項など>
レッスンの冒頭,MBSの方から,挨拶と注意事項がありました。いつもの人と違うなぁ。
・今年は約13,000名の応募があった。
・ゲストは9/12に発表,オケは昨年同様ユースオケ,兵庫芸文専属オケから40名ほど参加。
・もちろん,指揮/総監督は佐渡裕。
・写真撮影は9/18
・12/3にリハーサル,12/4本番,詳細は別途おしらせ。
・台風シーズンなので,中止などの連絡は,ホームページ,電話等々でお知らせする。
だそうです。
<今年も大阪Gは…>
さて,さて,さて。
今年も大阪Gクラスは花月組です。ピアノは山本先生。
花月先生,自己紹介の後,一言,
「ソロしか歌ったことないんで,私も初心者のつもりでがんばります」
「ちゃんと歌えるには,プロでも10年はかかります。皆さんなら30年はかかります。
でも,うまくできなくても,明日がある,ながーくやることがコツですよ。」
#んー,一昨年は20年って言ってませんでしたっけ?
「これから半年のあいだ,よろしくどうぞ」
#あれ?半年なのか?
山本先生,速攻突っ込み。「9月から11月末なんで,3ヶ月なんですけど…」
うん,いいコンビです。(笑)
<発声練習>
最初は発声練習から。全員,立って声だしです。
「ま」を音階に合わせて発音します。
まー
まー まー
まー まー
まー まー
まー まー
遠くに声を飛ばすつもりで。
息を吸った時ののどの形で声を出す。
だんだん音程を上げていくとくるしくなるんですが,頑張りすぎず,丸い声,丁寧に。
怒鳴るんじゃなく,イメージで!
次は「まめ」?
まめ
まめ まめ
まめ まめ
まめ まめ
まめ まー
ここでは,のどの力を抜くつもりで。
これを何度か繰り返し,発声練習終了。
はぁ,久しぶりに声を出しましたよ。
#え?隔週で声を出してたじゃないかって?色々あって専念できないんですってば。(^^;;)
<まずはここから>
そうして,楽譜に入ります。まずは P10,257小節「D」から。
発音の練習です。1/3ぐらいの人は初めてみたいでしたから,いきなりは大変ですからね。
258小節目の binden の後には m (ム)を入れるくらいのつもりで。
260小節目の geteilt や268小節目のFlugelweilt
の語尾は拍のなかで トゥ を意識して入れる。
で,ピアノに合わせてみんなで一斉に歌います。ユニゾンってヤツですね。
取り敢えず,言葉の発音を覚えるにはいいかも。小生も久しぶりだし。
いくつかの指摘がありました。
「速くなり過ぎです,指揮者の棒に合わせて!息が苦しくなるから速くなるんですよ」
「楽譜を見てできる人は,そもそもできるんです。聴き覚えで行きましょう,要は繰り返しが大事!」
「ブレス(息継ぎ)はね,歌詞の”,”(カンマ)でやるといいです。歌い終わってブレスするんじゃない,
次の歌詞を歌い出すためにブレスするんです」
などなど。
花月先生,楽譜を繰る…「えーと,次は,っと」
#あれ?
山本先生,すかさずフォロー。「テノール,やってません…」
「ま゛!忘れてた!」
#って,マジっすか(--;;)
#てっきり発音のためにユニゾンしてたと思ってましたよ。
そう,ここはテノールだけが上へ下への大騒ぎなところなんですよね。
音をとってもらい,何度か練習。やっぱり第1回目ということもあって,小生も含めて声が小さいッす。
<音符を突く!>
次は,P25,543小節「M」。一番有名なところです。
有名なんですが,それはソプラノパート。他は結構地味だったりします。
先生曰く,「ソプラノさえいたらいいかも?!いえいえ,合唱になると厚みが出るんです」
とはいうものの,「アルトはベートーベンに大事にされてないね…」って…(^^;;)
551小節のあたり,「ひねくれて不自然な音階だし。」…んー,コメントできません。(^^;;;;;)
ここでは,記号について若干の説明がありました。
「”sf”って記号があるでしょ,ここ,強くね。で,パン!,パン!と力を入れるところを考えて」
各パート毎の練習では,いくつかの指摘もありました。
「バスはね,えらそうに,そう,社長さんみたいに。今の3倍の広さを出して!もっと太く!」
「アルト,出だしがだめ。なんか,停電で電灯を探してるみたい?!顔を上げて,もっと威張って!」
「ソプラノ,”私,こんな高い声出るかしら?”って感じで試してるみたいですよぉ。
もっと,もっと高いところで歌ってるような感じで!」
テノールは特に無かったような。よかったのか,呆れられてるのか?
551小節目の wir betreten から遅れる傾向にあるんで,注意のこと。
565小節目の streng ,”シュト(レング)”を早くだして,しっかりと歌う。
「音符を突くように!」
難しいといえば難しい表現ですが,なるほど,とも思える表現ですね。
力の入れるところ,例えば sf や ff といった強調するところ,そうでないところとを
うまくメリハリをつけなさい,ってところでしょうか。
575小節目からは,「ここからは,最初と一緒やねんて!」…そうですけど…
「で,”M”は通ったね」…はい?!”通った”っていっていいの?(^^;;;)
「じゃ,通しましょう!」
いやいや,なんとかなるもんです。そんなに悪くなく流れますね。
ただ,音のズレは否めません。まだみんな暗譜できてませんものね。
<サービス?>
忘れてた,P9,男声の Freude ! もやりましたね。
Freude はこの歌の重要な言葉。一番大事とっていいかもしれません。
「フロイデ ではなく,オイデのつもりで。その前にフrrrがつくつもりで」(…”rrr”は巻き舌のつもり(^^;;;;))
ここをやって,練習番号Dをやるには,そう,バリトンソロを聴きたいですよね,いや,歌ってもらわないと
練習できませんよね。
…しっかり,歌って下さいました。
掛け合いのようになると,やっぱり気合が変わってきます。今年も何度もこれを聴けるんですな。
ってことで,P9〜P10のDは通りました。(ホントか?(^^;;))
続いてP25のMも通りました。(ホントにホントか?(^^;;;;;))
今年は思ったより,すいすい進んでるような。まだ1回目ですけどね。
さて,次回以降,順風満帆となるか,波乱万丈となるか,お楽しみに。
<おまけ>
パートの名称の意味についてお話がありました。(ウラは取ってません。聞き間違えはご容赦!)
アルト:「高い」の意味。もとは男声のパートだったとか。
テノール:「つなぐ」の意味なんだそうな。
バス:「 」(聴き取れなかった)とか,「基礎」の意味
ソプラノ:「崇高な」だそうです。
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