<しまったぁ!>

入場前の14:00頃,お友達にチケットを渡すため,正面入り口…合唱団の皆さんが入ってきた
入り口側で待ち合わせをしていました。
そうすると,スタッフの人間と間違われる事,3回。なんでやねん?!(^^;;;)

それにもめげず,待ってると,あれ,機材搬入口から招聘奏者の面々が出てくるではありませんか!
フリッツ・ドレシャル氏,なにやらケーキ?の箱を持って歩いて行きます。
ミヒャエル・ヴラダー氏,ペーター・シュミードル氏,ゴットハルト・エダー氏。
5人のうち,4人までが前を歩いてる????!!!

しまったぁ,荷物を別のところにおいてたんで,サインペンやらサインを貰うための「紙」がない!
く,悔しい…なんで,なんで,荷物を別のところにおいてたんだぁ!

ホント,サインを貰える最初で最後の機会だろうに…悔やんでも悔やみきれませんでした。

招聘奏者としては紹介されませんでしたが,ラムルーのビオラ奏者の安積氏もちょこっとお出かけ
してました。で,戻ってきたのですが…たこ焼き,食ってるし。(^^;;;;;)

#案外,プロの奏者ってリラックスしてるんでしょうかね?


<観客も悪くない>

今年は,観客です。まぁ,それもよかろうて。
歌えない残念さはありますが,観客としてはかなりいい席を確保!
アリーナ中央,5列目。真ん中からちょっとだけソプラノ寄りですね。
昨日のリハでの位置関係を考えると,ミッシャ・マイスキーが間近に見られる,聴ける!
指揮も,オケも,ダイレクトに見られる,聴ける!
座席に着くと,それが実感できました。うん,いい席だ。

開演ちょっと前に,前説。恒例の音楽監督自ら(^^;;;)

練習番号Mを観客も歌おうってことです。
観客には,Mの部分の楽譜が配布されてました。ちゃんと4パートあります。
ソプラノパートは赤で書かれており…メインの旋律ですからね…おまけに
1オクターブ下の音符まで書かれています。

#そうか,こういうのが配布されてたんだ。
#Mだけはしっかり歌わせていただきます。


<いいねぇ>

1曲目は,ロサンゼルスオリンピックのときに使われた,ファンファーレ。
いいですねぇ。どちらかというと吹奏楽ですから,金管が冴えます。
うん,いいねぇ。

続いて,ミッシャ・マイスキーです。
もう,手に取るように間近に見えます。チェロもスピーカを通さない直接の音が聞こえます。
今回ばかりはこのご近所の席が特等席でしたね。いくらアリーナでも,合唱団席ではこうはいきません。

#今年は,ついてないのか,ついてるのか?

#え?コメントはこれだけかって?すいません,評論できるような耳は持ってませんので…

今年はオリンピックイヤーということもあって,ゴールドメダリストがゲストとして招待されていました。
男子柔道の野村氏,女子マラソンの野口氏。二人とも,小さい(^^;;;)
野村氏は金メダルをポケットから出してくれましたのですが,ちょっと遠かったんですが,良く見えました。

#おぉ,あれが金メダルか!

で,プログラムにない曲が紹介されました。ホルストの「惑星」から「木星」。
でも,少々残念な事に3分ほどに編曲したもの。ケチらずに全部聴かせてよ…って感じです。
これで,第1部が終了です。結構聴き応えがありました。


<やるやんけ!>

第2部はもちろん,「第九」な訳ですが…
なんと,ミッシャ・マイスキーは第一楽章から座席につくではありませんか!
これまでのゲストは,第三楽章の直前に座席についてたんですが,いやはや,やるやんけ!

周りを見渡すと,ちょっと後ろの方にはスポーツライターの玉木正之氏もおりました。
もしかすると,他にも各種メディアで活躍するいろんな方がいてたのかも知れません。

第一楽章,第二楽章…

第三楽章が始まる直前,ソリストたちが登場する頃に,野村氏,野口氏も観客席へ。

第三楽章が終わり,第四楽章。
何となく,合唱団に緊張が走るのがわかります。そう,ちょっとぞわぞわしてました。(^^;;)
一部の人は,そろそろ心臓がバクバクしてる事でしょう。

ティンパニロール,さぁ,立ちあがるところです。なにやら,こちらも緊張します。

バリトンが出て,コーラス第一声,「Freude ! 」
あぁ,いい感じです。

やっぱり出だしは時間差を感じますが,不思議とおしりはきれいに合ってます。
観客席からだと,思ったほど違和感がないんですね,これが。
もっとスゴイ時間差攻撃があるのかと思ってましたが,いやはや,びっくり。
合唱団にいてる方が時間差を感じるんじゃないでしょうか。

さて,Mです。数小節前から佐渡さんは観客席を向いて,立つように手招きします。
Freude schoner Gotterfunken Tochter aus Elysium 〜

やっぱり歌うほうがいいかも。風邪をひいてて,あんまり声は出ないんですが,
出ないなりにしっかり歌いました。
いつもはテノールパートですが,今回はメインのメロディで。
つまりはめちゃくちゃな状態(^^;;;;)ではありますが,気分良く歌えましたね。

佐渡さん,指揮台の手すりにタクトを引っ掛けて,タクトをぶっ飛ばしてしまってました。
後はタクト無しかな?と思ってたら,オケの方が拾って渡してました。

#観客席だったら…記念品でお持ち帰り??

Mが終わり,男声の Seid umschlungen 〜が始まっても観客の皆さん,座りません。
というか,座るタイミングがわからないんですね。
そのまま歌おうかと思っちゃいましたが…(笑)

あとは,ずっと口パクしながらも,口ずさんで聴いてました。

歌えなかった残念さはありますが,これまでにない聴き方が出来ましたね。
偉そうなようですが,なにやら,授業参観に来た父兄のような…ちょっとハラハラ,ドキドキ。(^^;;)

それにしても,今年は飛び出さない,ずれない,いいコーラスだったと思います。
これまでと何が違ってたんでしょう?やっぱり,小生が出なかったのが良かったのか?(笑)


<さいごに>

来年は,ぜひとも復活をはかりたいですね。
やっぱり一万人の第九では歌うほうが楽しいです。

#なんとしてでも,当選しなきゃ…