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ソフト名称 : Repeat Mania
バージョン : 2.00
製作者 : カスタムエンジ
URL : http://www.venus.dti.ne.jp/~kn2/customeng/
連絡先 : 上記ホームページの連絡用フォームから
動作環境 : Windows-PC(OSはWinXP以上、CPUは1GHz以上推奨)
動作確認 : WinXP + Pentium4(R)_2.6GHz + 1GB_ROM
WinVista + Core(TM)2_Duo_T7100_1.80GHz + 1GB_ROM
ソフト種別 : フリーソフト
著作権 : 著作権は製作者が保有する
改変等 : 著作権者の許可が必要
転載 : 著作権者の許可が必要
免責事項 : 本ソフトの利用によって生じたすべての障害や損失に対して
著作権者は一切の責任を負わない。
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【 目 次 】
・概 要
・使用条件 ←重要!
・インストールの方法
・アンインストールの方法
・使用方法
・補足事項
・カスタマイズ
・更新履歴
【 概 要 】----------------------------------------------------------------
このソフトは、コマンドラインオプションを付帯して起動させることで、
指定音声ファイルの繰返再生とメッセージの表示を行うものです。
ショートカットやバッチファイル、コマンドプロンプト、
あるいはさまざまな外部アプリケーションから容易に操作できます。
警報表示ツールとして開発しましたが、音楽の連続再生などの使い方も
出来ます。
<主な特徴>
・WAV形式及びMID形式の音声ファイル再生に対応
・再生の中断/再開が可能
・任意のメッセージを描画色・背景色を指定して表示できる
・簡素なデザインの表示パネル
【 使用条件 】重要!-------------------------------------------------------
機能不具合を確認した場合は最大限の努力を持って改善に努めますが、
本ソフト使用によって生じた障害や損失に対して当方は一切責任を負いません。
また使用者への情報提供やアドバイスに対しても当方は一切責任を負いません。
(もしこれらについて保障するとなると、リスク回避のためにあらかじめ高額な
使用料を負担いただかなくてはならなくなってしまいます。)
上記のことをご理解ご承諾いただける方のみ本ソフトをご使用ください。
【 インストールの方法 】---------------------------------------------------
ダウンロードした圧縮ファイルを任意の場所で解凍すると、
「rptmania」というフォルダを生成します。その中には以下のファイルがあります。
rptmania.exe メインプログラム
preset.txt プリセットファイル(ver2.00〜)
mwpm.set 表示位置記憶ファイル
rptcap.gif 説明用画像ファイル
readme.html 説明書ファイル(このファイル)
この時点で最初にダウンロードした圧縮ファイルは不要となりますので削除して
もらってかまいません。
【 アンインストールの方法 】-----------------------------------------------
rptmaniaフォルダを丸ごと削除してください。
【 使用方法 】-------------------------------------------------------------
Repeat Maniaはメインプログラム「rptmania.exe」にコマンドラインオプションを
付帯して起動させることにより機能します(基本)。
バッチファイルやランチャー利用など起動にはさまざまな方法がありますが、
ここではウインドウズのショートカット機能を利用して起動する方法を例にとって
説明します。
■ STEP1 ■ 音声ファイルの準備
繰返再生させる音声ファイルを用意してください。対応しているファイル形式は
以下の2種類です。
・Windows標準音声ファイル(拡張子は.wav)
・スタンダードMIDIファイル(拡張子は.mid)
再生音量についてはウインドウズの「ボリュームコントロール」等で
事前に調整しておいてください。
なお音声データは一旦内部メモリーに読み込まれた後再生に利用されますので、
あまりにも大きいサイズの音声ファイルは適していません。
■ STEP2 ■ ショートカットの作成
メインプログラム「rptmania.exe」のマウス右クリックメニューなどから
ショートカットを作成してください。
作成したショートカットの名前は自由に変更してください。
■ STEP3 ■ 設定
作成したショートカットをマウス右クリックメニューなどして「プロパティ」
を開きます。
開いた画面の「ショートカット」タブ内「リンク先」にメインプログラムの
ファイルパスが記載されていますが、
これをコマンドラインオプション(詳細後述)を付記したものに変更します。
書式は、
[メインプログラムパス]+[半角スペース]+[コマンドラインオプション]
です。
【例1】
仮にメインプログラムのファイルパスが「c:\rptmania\rptmania.exe」、
繰返再生させる音声ファイルのパスが「c:\sound\bz1.wav」の場合、
"c:\rptmania\rptmania.exe" /fc:\sound\bz1.wav
と記載します。
メインプログラムパスを""で括るのは、ウインドウズのバージョンによって
はパスに半角スペースがあるとうまく指定できないケースがあるため念のた
めのものです。XPやVISTAでは適用時に自動的に消えます。
記載したら下端の「OK」ボタンを押してショートカットの設定を終了させて
ください。
■ STEP4 ■ 再生の実行
設定したショートカットをマウスクリック等で実行すると表示パネルが現れ
音声の繰返再生を開始します。
上の画像は前述【例1】で設定した場合の表示パネルです。各部について
簡単に説明します。
※画像をクリックすると別窓で開きます。
※画像は当方のvista上のもので、実行環境により表示ニュアンスは
異なります。
※画像中の丸番号と下記説明項目の丸番号は対応しています。
@メッセージエリア
指定したメッセージが表示される領域です。
メッセージを指定しない場合は再生する音声ファイル名が表示されます。
メッセージの描画色と領域の背景色はコマンドラインオプションで変更
可能です。
表示する文字が一定以上になると自動的にウィンドウ幅を拡大します。
A作者ロゴ
作者のロゴです何の機能もありません(謝)。
B再生中断・再開ボタン
音声の再生を中断するボタンです。再度押すと繰返再生を再実行します。
コマンドラインで音声ファイルを指定しない場合には表示されません。
Cクローズボックス
表示と音声再生を終了させる場合こちらをクリックしてください。
■ STEP5 ■ コマンドラインオプションの詳細
指定できるコマンドラインオプションは以下の6種類で、それぞれ単独でも
組み合わせでも使用可能です( /p を除く)。
◆繰返再生する音声ファイルの指定( /f )
繰返再生する音声ファイルのパスを /f の後に記載して指定します。
記載例は前述【例1】で示したとおりです。
指定できる音声ファイルは1つのみです。複数指定した場合は
最後に指定された音声ファイルが有効になります。
◆表示するメッセージの指定( /m )
メッセージエリアに表示する文字を /m の後に記載して指定します。
これを指定しない場合は再生される音声ファイル名が表示されます。
逆に音声ファイルを指定せずメッセージのみを表示することも出来ます。
【例2】
"c:\rptmania\rptmania.exe" /fc:\sound\bz1.wav/m満水になりました
(「c:\sound\bz1.wav」が繰返再生され「満水になりました」と表示。)
◆メッセージ描画色の指定( /cr, /cg, /cb )
メッセージ描画色のR,G,B値をそれぞれ /cr, /cg, /cb の後に記載して
指定します。初期値はそれぞれ 0 で、変更したいパラメータのみを指定
することが出来ます。
【例3】
"c:\rptmania\rptmania.exe" /m満水になりました/cr255/cg71/cb122
( RGB値=255,71,122 の描画色で「満水になりました」と表示。)
◆メッセージ背景色の指定( /hr, /hg, /hb )
メッセージ背景色のR,G,B値をそれぞれ /hr, /hg, /hb の後に記載して
指定します。初期値はそれぞれ 255 で、変更したいパラメータのみを
指定することが出来ます。
【例4】
"c:\rptmania\rptmania.exe" /m満水になりました/hr76/hg181/hb232
( RGB値=76,181,232 の背景色で「満水になりました」と表示。)
◆起動時最小化の指定( /s )
起動時にパネルを非表示(正確には最小化)とする場合には /s を付記
します。なおタスクバーの「Repeat Mania」をクリックすればパネルは
再表示されます。
【例5】
"c:\rptmania\rptmania.exe" /fc:\sound\bgm.mid/s
(「c:\sound\bgm.mid」をパネル非表示で繰返再生。)
◆プリセットファイル対象行の指定( /p )ver2.00〜
「rptmania」フォルダの中にあるプリセットファイル(preset.txt)の
各行にあらかじめコマンドラインオプションを記載しておき、
その対象行を /p の後で指定して実行させることが出来ます。
1次命令の簡素化に加え、メッセージ内容や再生音声ファイルの変更が
一括で行えるようになるメリットがあります。
【例6】
例えばプリセットファイルの1〜3行に、以下のような
コマンドラインオプションを記載し、保存しておきます。
書式は前述の各パラメータ記載方法に準じます。
/m警報タイプ1/fc:\sound\bz1.wav
/m警報タイプ2/fc:\sound\bz2.wav
/m警報タイプ3/fc:\sound\bz3.wav
ここで、ショートカットやバッチファイルなどから以下の記述で
Repeat Mania を起動します。
"c:\rptmania\rptmania.exe" /p2
このようにするとプリセットファイル2行目に記述したコマンドライン
オプションが実行されます。
(「警報タイプ2」と表示し「c:\sound\bz2.wav」を繰返再生。)
※ /p パラメータが複数ある場合は最初のパラメータのみが有効です。
※ /p パラメータの前に記述した他のパラメータは有効です。
ただし、プリセットファイル指定行で同一パラメータがある場合、
より後の記述内容が反映されます。
※プリセットファイルの記述行数には特に制限を設けていません。
※プリセットファイルの中では /p パラメータは記述できません。
【 補足事項 】-------------------------------------------------------------
・音声ファイルをメインプログラム"rptmania.exe" あるいはそのショートカット
へドラッグ&ドロップすることでも再生可能です(ver1.01〜)。ファイル右ク
リックメニューの「プログラムから開く」や「送る」メニューでの再生にも対応
しています。
・テキストファイル(拡張子は.txt)をメインプログラム"rptmania.exe" あるい
はそのショートカットへドラッグ&ドロップすると、そのテキストファイル1行
目の内容を表示します(ver2.00〜)。ファイル右クリックメニューの「プログ
ラムから開く」や「送る」メニューでの表示にも対応しています。
・最新情報はホームページで公開されます。
カスタムエンジ
http://www.venus.dti.ne.jp/~kn2/customeng/
ブログ記事
http://customeng.blog110.fc2.com/blog-entry-25.html
【 カスタマイズ 】----------------------------------------------------------
当方では、配布しているソフトをユーザー様の仕様に基づき有償でカスタマイズ
いたします。見積は無料です。お気軽にご相談ください。 メールフォーム
【 更新履歴 】--------------------------------------------------------------
2010-02-10:Ver1.00 公開開始。
2010-05-12:Ver1.01 音声ファイルパスのみの指定で再生可能にした。
2010-07-08:Ver2.00 プリセットファイルを利用した実行機能の搭載。
テキストファイルパスのみで1行目を表示可能にした。
「プログラムから開く」からの起動不具合を修正。
Producted by CustomEng.
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