============================================================================ 名称    : RBIO-2U Minimum Operator バージョン : 1.00 製作者   : カスタムエンジ URL   : http://www.venus.dti.ne.jp/~kn2/customeng/ 連絡先   : 上記ホームページの連絡用フォームから 動作環境  : Windows-PC( OSはWinXP、CPUは1GHz以上を推奨 ) 動作確認  : WinXP + Pentium4(R)_2.6GHz + 1GB_ROM         WinVista + Core(TM)2_Duo_T7100_1.80GHz + 1GB_ROM 制御対象  : 共立電子産業製 汎用入出力リレーボード RBIO-2U ソフト種別 : フリーソフト 著作権   : 著作権は製作者が保有する 改変等   : プログラム改変は禁止する。 転載    : 著作権者の許可が必要 免責事項  : 本ソフトの利用によって生じたすべての障害や損失に対して         著作権者は一切の責任を負わない。 ============================================================================ 【 概 要 】---------------------------------------------------------------- このソフトはパソコンのCOMポートに接続したリレーボード RBIO-2U をコマンド ラインで制御するためのものです。 これによりさまざまなアプリケーションから容易に RBIO を利用できるようにな ります。  RBIO-2U で動作確認していますが、COMポートに繋がっていれば RBIO-1 や RBIO  -4S でもたぶん動作すると思います。制御方法上 RBIO-3E では動作が遅くなる可  能性があります。    〜RBIOシリーズ〜  http://www.kyohritsu.com/CATALOG/KIT_CTRL/rbio_cart.html    また動作テストはしていませんが、汎用入出力命令だけでなくロボット制御命令  も送信可能です。 【 使用条件 】重要!--------------------------------------------------------  機能不具合を確認した場合は最大限の努力を持って改善に努めますが、  本ソフト使用によって生じた障害や損失に対して当方は一切責任を負いません。  また使用者への情報提供やアドバイスに対しても当方は一切責任を負いません。  (もしこれらについて保障するとなると、リスク回避のためにあらかじめ高額な   使用料を負担いただかなくてはならなくなってしまいます。)  上記のことをご理解ご承諾いただける方のみ本ソフトをご使用ください。 【 インストールの方法 】----------------------------------------------------  ダウンロードした圧縮ファイルを任意の場所で解凍すると、  rbiomop***(***はバージョンを表す数字)というフォルダを生成します。  そのフォルダの中には以下のファイルがあります。     rbiomop.exe Minimum Operator 実行ファイル   response.log  レスポンスログ(テキスト形式) readme.txt   説明書ファイル(このファイル) hspext.dll   プラグインモジュール test.bat    コマンドプロンプトでの動作テスト用バッチファイル    この時点で最初にダウンロードした圧縮ファイルは不要となりますので削除して  もらってかまいません。 【 アンインストールの方法 】------------------------------------------------  rbiomop*** フォルダを丸ごと削除してください。 【 使用手順 】-------------------------------------------------------------- (1)RBIO の接続とデバイスドライバのインストール   RBIOをパソコンのCOMポート(あるいは仮想COMポート)に接続し、製品添付の   マニュアル(導入ガイド)に従いデバイスドライバをインストールしてくださ   い(RBIO-2Uの場合)。OSによってはインターネットに接続環境で自動的にイ   ンストールされる場合もあります。   ※デバイスの認識が自動で行われないPC環境では、デバイスマネージャ等で    「新しいハードウエアの追加」など OSの指定する方法に従い接続機器を認    識させる必要があります。   ※マニュアルは以下のページにもあります。    http://www.kyohritsu.com/CATALOG/KIT_CTRL/rbio123preview.html    http://www.kyohritsu.com/CATALOG/KIT_CTRL/rbio4spreview.html (2)接続 COMポートの確認   RBIOが接続されているCOMポートの番号を、   「システム」の「デバイスマネージャ」などで確認します。   (接続されているCOMポートの確認方法は OSによります。) (3)RBIOの電源を入れる   RBIOの電源を入れ、基板上の緑のLEDが点灯していることを確認してください。 (4)Minimum Operator の起動と終了   後述する方法で Minimum Operator を起動すると指定された処理を行います。   処理は基本的にバックグラウンドで行われ画面表示はありません。   処理が終了するとソフトも自動的に終了します。 【 操作方法 】-------------------------------------------------------------  Minimum Operator はコマンドラインから以下の書式で起動させることによって  所定の処理を行います。     [パス名] [半角スペース] [COMポート番号] [:] [コントロールコマンド]     @     A       B    C      D  @ Minimum Operator 実行ファイルのパス名です。  A 起動オプションを区別するために半角のスペースを入れます。   B COMポート番号を半角英数で記載します。  C コントロールコマンドと区別するため :(半角コロン)を入れます。  D RBIO のコントロールコマンドを入れます。詳しくは RBIO の取扱説明書を    参照してください。1書式に記載できるコマンドは1つです。     仮に RBIO が COM4ポートに接続されていて、  Minimum Operator が「 C:\rbiomop100 」にある場合に、          C:\rbiomop100\rbiomop.exe 4:PCR01R11R21     とすると CN1(CH0)、CN2(CH1)、CN4(CH2)のリレーが ON します。    試しに rbiomop.exe のショートカットを作り、右クリックメニューの「プロパテ  ィ」-「ショートカット」タグ-「リンク先」項目 でこの書式を入力して動作させ  てみてください。命令どおりに動きましたか?     なお同梱した test.bat はコマンドプロンプトで動くテストプログラムです。  こちらもテキストエディタなどで開いて書式と動作を参考にしてみてください。 【 補足事項 】-------------------------------------------------------------  ・response.log には命令に対して RBIO がレスポンスした文字列が記載されます。   ただし、以下のエラーが確認された場合はプログラムにより所定のエラーメッ   セージが書き込まれます。        コマンドラインの書式が不正な場合 → COMMAND ERROR     指定したCOMポート番号が不正な場合 → COM PORT ERROR     ・このプログラムではエラー発生を受けてのリトライ処理は一切行っていません。   必要な場合は response.log の内容を基にご自身でプログラムを組むか、有償   カスタマイズをご依頼ください。  ・Minimum Operator は終了毎に接続 COMポートを開放しています。 【 うまく動かない時 】------------------------------------------------------  RBIO が思うように動かない時は以下のことを確認してください。   ■1:デバイスドライバは正しくインストールされているか?   ■2:パソコンがCOMポート接続機器を認識しているか?   ■3:RBIO がパソコンのCOMポートに正しく接続されているか?      (接続するケーブルの品質精度にも影響されます。)   ■4:RBIO を接続したCOMポートを正しく指定しているか?   ■5:RBIO の電源は入っているか?電源の仕様は適切か?   ■6:RBIO基板のOK-LED(緑色)が点灯しているか?      RBIO基板のNG-LED(赤色)が点灯していないか?   ■7:ポートの設定は正しい値になっているか?   ■8:RBIOがビジーになっていないか?      (外部の別ソフトが占有していたり高速制御していると使用できません。)   ■9:ソフトの設定に不備はないか?      (記入間違い、記入落ち、必要箇所の誤削除、余計な記述等)   ■10:ソフトは最新版か?      (最新版では過去の不具合が改善されている可能性があります。)   ■11:ノイズや電波等の影響を多大に受けていないか?      (ノイズ等の影響を受けるとRBIOが正常に動作しない場合があります。      白熱電灯やヒータなどの「抵抗負荷」に比べ、送風機やモータなどの      「誘導負荷」が与える影響は大きく、状況次第では事前に物理的対策      を講ずる必要があります。) 【 カスタマイズ 】----------------------------------------------------------   当方では、配布しているソフトをユーザー様の仕様に基づき有償でカスタマイズ   いたします。見積は無料です。お気軽にご相談ください。 【 更新履歴 】--------------------------------------------------------------   Ver 1.00: 公開開始。 ============================================================================  Producted by CustomEng. , Jan-2008 .