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ルールはオセロよりも囲碁に近いです。 オセロ盤は8×8ですが、以下の説明では5×5の盤を用います。 |
ルール1
「だん碁」は升目状のゲーム盤の中に表と裏を白と黒に
塗り分けた石を置いていくゲームです。
通常の対局では盤上に一つも石が置かれていない状態から始まります。
はじめのうちは空いている升目のどこでも石を置くことができます。
局面が進むと、空いていても着手できない升目が出来ることがあります。(ルール4参照)
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黒、白双方が2手ずつ打った局面です。 次は黒が打つ番です。 ![]() |
ルール2
黒石を持った人が最初に打ちます。(置石がある場合は別です) 打ちたくないときは「パス」と言い、手番を相手に渡すことができます。
そのあと白石、黒石、白石、・・・と交互に打ちます。
ルール3
自分が打った石で相手の石を囲んだときは、囲まれた相手の石をひっくり返して自分の石と同じ色にします。
ひっくり返せる石はすべてひっくり返さなければなりません。
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黒が ![]() |
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囲まれた白石をひっくり返して黒石にします。 |
ルール4
自分の石が相手の石に囲まれる場所には打つことができません。
ただし、その着手によって相手の石をひっくり返せる場合は打つことができます。
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白は![]() |
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この場合は、白が![]() ![]() |
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ひっくり返したあとの形はこうなります。 |
ルール5
盤面の全ての升目が同じ色の石で埋まった場合はそこで終局とします。
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このような形のとき、白が ![]() |
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このように全てが白石になります。 ここで終局になります。 白石のダメが全て詰まった形ですが・・・ これをひっくり返して黒石にすることは行いません。 ひっくり返すことにすると、永遠に終わらなくなります。 (^-^) |
ルール6
対局者の双方が連続してパスした場合も終局とします。
終局の前に一方の対局者が負けを認め、ゲームを終了することができます。
負けを認めゲームを終わりにすることを「投了する」ともいいます。
ルール7
終局になったときに盤上の石の数を数えます。
白石のほうが多ければ白の勝ち、黒石の方が多ければ黒の勝ちです。
(コミについては後述)
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黒11目 対 白11目で引き分けになります。(コミなしの場合) |
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もう一つ終局の例を上げます。 黒10目 対 白11目で白の勝ちです。(コミなしの場合) |
先着の有利(?不利?)を調整するためにコミを設けることができます。
今は、どの程度有利/不利かを判断できる材料がないので、コミは対局者が話し合って決めます。
対局者の棋力に著しく差がある場合は黒が置石を置いて対局することができます。
ルール8
コミを1目と決めた場合、黒石の数が白石よりも2個以上多ければ黒の勝ち、
白石が黒石と同数以上のときは白の勝ちとします。
黒石の数が白石よりちょうどコミの数(1個)だけ多いときは引き分け(持だん碁)です。
コミに端数を持たせて「1目半」のように決めると、引き分けはなくなります。
コミの決め方の例:
ジャンケンで勝った対局者がコミの数を決めて相手に伝える。
次に、ジャンケンに負けた方が黒番か白番の好きな方を取る。
ルール9
置石の個数、場所については対局者の話し合いで決めます。
黒が置石を置いたあと、白から打ち始めます。