道央・道南(08/06/13,14,15)

沖縄から3週間後、一転北へ。1ヶ月後のサミットを控え、奇しくも同じ方面。道路事情も気にしながら、道東、道北、札幌に続く北海道一周の残りを制覇すべく、あわよくば、道北で行けなかった留萌から札幌間もと、函館と千歳に宿泊先を決めた。

天気予報だと、道南地方は雨。梅雨のない北海道だと思ったのだが。朝一の札幌便でプレミアムクラスに乗って出発。


登別温泉
(11:45)千歳空港でレンタカーを借りて、R36を経て登別温泉へ。途中、反対車線には検問所も。運転に気をつけながら走る。地肌の色がパステル調で、少しデスバレーを思い出してしまった。

登別温泉
(11:50)付近を散策。煮えたぎったお湯が流れている。

登別温泉
(11:55)原泉。ここからも湧き出している。

倶多楽湖
(12:30)散策ついでに、のぼりべつクマ牧場へ向かう。ロープウエーに乗って山頂へ。クッタラ湖展望台から倶多楽湖の眺め。透明度がかなり高いらしい。

のぼりべつクマ牧場
(12:55)お昼御飯を済ませ、園内のユーカラの里を散策。アイヌ文化を紹介している。

のぼりべつクマ牧場
(13:10)クマ牧場のメインへ。人のオリと呼ばれる部屋から、右下の筒を通して餌をやると、熊が寄ってくる。

のぼりべつクマ牧場
(13:15)餌をもらう為に、立ち上がって待っている。

のぼりべつクマ牧場
(13:15)こちらにはクマがたくさん。

登別温泉
(13:50)クマ牧場を後にし、車で少し奥へ移動。大湯沼に到着。駐車場代が登別温泉と共通だったので行ってみた。池全体が、沸騰している感じ。熱いところでは130度あるらしい。

登別温泉
(13:55)ここでも散策。こちらは奥の湯沼。

登別温泉
(14:05)少し山を入ったところにある大正地獄。去年、ここから3mの高さで土砂が噴出したらしい。

登別温泉
(14:10)大湯沼から流れ出している大湯沼川。お湯の川だ。

登別温泉
(14:10)足湯が出来る様になっている。

登別温泉
(14:10)お湯の滝。

登別温泉
(14:15)大湯沼の全体。

登別温泉
(14:15)よく見ると、ここでも煮えたぎっている。

昭和新山
(15:55)登別温泉を後にし、R36、R37、R453を経て昭和新山へ。

有珠山
(16:10)有珠山ロープウェイに乗って、有珠山火口原展望台まで行く。

洞爺湖
(16:20)山頂駅からの洞爺湖の眺め。

昭和新山
(16:20)茶色い山は昭和新山。こうしてみると低く見える。

有珠山
(16:30)この日は雨が降ったり止んだりの天気。

洞爺湖
(17:10)道道2の途中、洞爺湖を眺められる壮瞥温泉で。見えている一番大きいのは中島。この時点で、今日の箱まで間で行く行程の半分。ちょっとのんびりしすぎた。

函館市街
(20:50)R230から道央自動車道・虻田洞爺湖ICから八雲ICを経てR5にて函館へ。途中、海岸沿いを走ろうかと思ったのが、時間の関係で翌日は走ることにした。一旦ホテルにチェックインした後、すっきりしない天気で、まともな夜景が見えないのを覚悟な上で、函館山へ向かう。五稜郭公園前の停留所から、市電に乗って十字街停留所まで行く。

函館市街
(21:05)函館山ロープウェイに乗って山頂まで行く。切符売場では夜景があまり見られないことを言っていたが、いざ登ってみると、晴れ上がって、夜景が綺麗に見えた。

五稜郭タワー
(21:15)五稜郭タワーも綺麗に見える。

カトリック元町教会
(21:50)帰りにカトリック元町教会のライトアップなどを見ながらホテルに帰る。


天気も、車に乗っている最中に雨が降り、要所要所の観光地では止みかけていたので、運が良かった。ただ、レンタカーが1300ccのFitだったので、アップダウンの激しい道路ではきつかったのと、最初に高速道路を使わなかったダブルパンチで、時間がなくなってしまった感がある。

五稜郭の近くにホテルを取ったので、チェックアウト後、車を置いたまま歩いて五稜郭に行く。


五稜郭
(08:35)最初は、夜景でも見た五稜郭タワーに上った。正面は五稜郭。

函館市街
(08:35)南西方向にある函館山。

五稜郭タワー
(08:50)高いタワーには、お決まりの真下を覗き込むコーナー。なお、これより数分前に、タワーが大きく揺れたような感覚があり、強い風かと思ったのだが、当日の夜、ホテルに着いた後、宮城で大きな地震があったことを知った。

函館市街
(08:50)南側を望む。かすかに青森の下北半島が見える。

五稜郭
(9:00)タワーを降りて、五稜郭に向かう。

五稜郭タワー
(9:00)橋から五稜郭タワーを眺める。

五稜郭
(9:00)お堀の星型の造りが面白い。

大沼国定公園
(10:00)北海道一周コースに戻るべく、昨日通ったR5を北に走る。途中にある大沼国定公園。少し散策。途中で気付いたら50分コースの散策道を歩いてた。

大沼国定公園
(10:10)写真では分かりにくいが、木の葉に紛れて、鴨の親子連れが泳いでた。

駒ケ岳
(10:25)散策道を小走りに抜け、別の散策道へ。ここでのベストショット、駒ケ岳。

大沼国定公園
(10:25)ここは、「千の風になって」という歌の誕生の地になっているらしい。

しかべ間歇泉
(11:40)大沼公園を後にし、少し北へ行き、海沿いのR278を再び南下。途中、しかべ間歇泉による。ここは10分に1回の割合で温泉がおよそ1分ぐらい吹き出る。足湯につかりながら撮影。

しかべ間歇泉
(11:45)吹き出ていないときはこのような感じ。

道の駅 なとわ・えさん
(12:45)再びR278を走り、津軽海峡に出てきた。道の駅 なとわ・えさんに到着。ここでお昼御飯。この後、松前、江差を見て回るつもりだったのだが、夜には千歳に戻ることを考えると、距離と時間的に無理と判断し、断念。午後を戻ったところにある恵山することにした。ちょうど写真の中央の山。

恵山岬灯台
(13:45)恵山を周回する道路がないため、一旦R278を戻り、北から道道635で恵山岬に向かう。恵山岬灯台に到着。

恵山岬
(13:50)なかなかいい感じの海岸。

水無海浜温泉
(14:00)すぐ近くには、海から温泉が湧き出ている。ちょうど、人が映っている辺り。

恵山
(14:45)R278に戻り、今度は西から道道635を通って、恵山まで向かう。こんな道歩けるのかというような遊歩道を歩いた先には、火口がすぐ近く。真中の白いものは、水蒸気が噴き出している。

恵山
(14:50)硫黄の匂いもかなりあり、危険度いっぱいの雰囲気。

恵山
(14:55)足元には水蒸気が噴出した跡が。


恵山を後にし一路、千歳へ。R278、道道100、R5を経て、道央自動車道・八雲ICから千歳へ向かったが、手前の登別付近でガス欠に。登別東ICを降りて給油した後、R36にて千歳のホテルに21時前に着いた。この日は前日と違って、雨の心配が全くない晴れだったので良かった。

3日目は積丹半島方面を目指して走ることにした。


千歳市街
(08:05)ホテルからの眺め。快晴に近い天気。

支笏湖
(08:50)ホテルを早々に出発。道道16、R453を経て、支笏湖に到着。

支笏湖
(08:50)湖が鏡のように綺麗。

支笏湖
(08:55)古い鉄橋を移設し架けられていた。

支笏湖
(08:55)千歳川。川の色が綺麗。

支笏湖
(09:00)色が透き通って、川底が見えている。

支笏湖
(09:00)湖底もしっかり見える。

苔の洞門
(09:30)R453を経て、R276の支笏湖南端近くに、苔の洞門があるということで、寄ってみた。駐車場から10分くらい歩く。途中、ヒグマ注意の看板も。

苔の洞門
(09:35)洞門の入り口。

苔の洞門
(09:35)洞門入口で残念ながら立ち入り禁止。落石が数年前にあったらしい。あと少しすれば解除されるようなことを係りの人が言っていた。岩の渓谷に苔が張り巡らされたような感じになっているらしい。

美笛の滝
(10:10)たまたま、洞門の案内板に、R276の先に滝があるということだったので行ってみることに。R276から脇道に入るも、悪路。さらに獣道を15分ほど歩く。

美笛の滝
(10:20)美笛の滝に到着。秘境の滝という感じ。落差が50mあるらしい。見に行く価値は十分あり。

羊蹄山
(11:05)奥の山に雲がかかってしまっているが、双子の富士山のように見える。手前が尻別岳、奥が羊蹄山。

羊蹄山
(11:25)羊蹄山の雲が少し取れかかった感じ。高さは富士山に比べると雲泥の差はあるが、雪を積もらせると、そっくりな感じかも。

ふきだし公園
(11:45)羊蹄山近くのふきだし公園。羊蹄山の地下水がここで、一日に8万トン近く湧き出しているらしい。

ふきだし公園
(11:45)皆さん、ここで水をポリタンク、ペットボトル等で汲んでいる。もちろん無料。飲んでみたが、すごく冷たくておいしい。ここで、お昼御飯をすます。

神威岬
(13:40)R276から途中R5をはさみ、R276を経て、日本海沿いのR229を走る。積丹半島の先、神威岬に到着。駐車場から岬の先端までそんなにかからないと思ったのだが。

神威岬
(13:40)沖縄では北海道みたいな海を見たが、ここでは沖縄のような海を見た気分。

神威岬
(13:45)結構歩いたつもりだったのだが、先までまだだいぶかかりそう。一人しか歩けなさそうな所もある。

神威岬
(13:45)沖縄の海と変わらない感じ。

神威岬灯台
(13:50)神威岬灯台。もう先まで、目の前。

神威岬
(13:50)先端に到着。とがった岩が神威岩。歓声を上げたくなるような景色。

積丹岬
(14:30)R229から道道913を経て脇道に入ったところにある積丹岬に到着。駐車場から歩道でトンネルを抜けると、海岸が広がる。日本の渚百選に選ばれているらしい。下にも降りられるみたいだったが、微妙な時間と急な下りだったので、断念した。

積丹岬
(14:35)一帯は遊歩道も整備されていた。島武意海岸と呼ぶらしい。

セタカムイ岬
(15:20)再びR229に戻って、途中にあったセタカムイというところ。真ん中の突き出た岩がそれらしい。何でも主人の帰宅を待っている犬らしい。そう言われると、見なくもないかな。

小樽市街
(16:10)R5を経て、札幌自動車道・小樽ICの手前で渋滞に巻き込まれてしまった。ちょうど去年行った、小樽市内の通りだったので一枚写真を。正面左の建物は小樽オルゴール堂。


札幌自動車道・小樽ICから道央自動車道・千歳ICを経てレンタカーを返して、千歳空港へ。帰りもプレミアムクラスに乗って、ゆったり気分で帰路に就く。

ひたすら走る機会よりもゆったり観光の時間配分が多くなったせいか、当初の見込みのところがまったく走れず、函館から松前を通って積丹半島の付け根の岩内までと札幌から留萌の間は次回持ち越し。これで北海道4回行ったけど、未だメジャーな富良野、夕張も行けてないので、一周も含めて一通り見るまでにはもう少しかかりそう。

ホーム 上へ