2004/2/14

  • the brown bunny [渋谷 シネマライズ]
    監督・脚本・編集・製作: ヴィンセント・ギャロ
    主演: ヴィンセント・ギャロ/クロエ・セヴィニー

  • [渋谷 SPUMA]
    Dj: 木村勝好/青木正/東みどり
    Live: Quinka,with a Yawn



春一番が吹いた。
洗濯物が風で飛ばされていないのを確認しつつ駅へ向かう。
ひなぎくでおやつの時間も過ぎているというのに、一日はこれからと言わんばかりに今日初めての食事をとる。
渋谷の映画館へ向かい、あまりにも空いている会場に入り、ビール片手にこれ以上ないと気に入った席に座ってみる。やっぱり気分はもう夜なのだ。
しばらく映画を観にきていなくても、予告編を見ると次に何を観ようかと考えてしまう。
幸せになるためのイタリア語講座』、ラース・フォン・トリアー監督最新作『ドッグヴィル』。うーんどれも気になる。あとは、ソフィア・コッポラ監督最新作『ロスト・イン・トランスレーション』。小山田くん推薦で曲が決まったという、はっぴいえんどの『風をあつめて』が予告編のバックで流れていて舞台も東京だそうだ。

カンヌ映画祭でバッシングと賞賛を浴びて、ギャロ自身がもう映画は作らないとまで発言するほど話題を集めた作品だけに、否定的にも肯定的にも考えず素直に表現されているものを受け止めようと思った。
次のレースへ向かうためにニューハンプシャーからカリフォルニアまでアメリカを横断する道中は主人公バド・クレイは何に悩み悲しんでいるのかがわからず、流れ続ける映像からははたして実際にアメリカを横断しているのかさえわからなかった。
全ての答えは物語の目的地に辿り着いた時から明らかとなった。時間がさかのぼり事態の真相が明らかになるにつれ、ぼくの頭の中でもこれまでの道中の映像が再び流れ出していた。
撮影の順序も最後のシーンから行われたという。これほど全てを自分で描こうとする、描くことのできる人がいるのだろうか。過去を引きずっている限り、時間は流れているようでもそれは過去の時間がくり返されているだけである。まわりの人間が過去の時間の流れに身をゆだねてもあるのは違和感だけなのだ。ぼくが事実を知るまでに感じていたのはこの違和感だった。
この時間は映画終わった後も流れ続ける。バド・クレイいやギャロ自身が自ら新たな恋へと足を踏み出さない限り永遠に。ただ観ている観客がその世界から抜け出すのは簡単なことだ。この場所から外の世界へと自分の日常へと戻りさえすればいいのだから。戻れない人も中にはいるのかもしれないけれど。

外へと出たぼくは、パルコブックセンターに立ち寄った後、すぐ近くのカフェへと向かう。
SPUMAに行くのは初めてで、記憶の中の地図を頼りにこの辺と思う場所であたりを見渡すと、わりとあっけなく見つかった。ただイベントの案内がなかったので、今日でよかったかなあと少し不安な気持ちを抱きながら店内へ。地下1階にあって外から受けるイメージ以上に店内はにぎわっていて、空いている席を見つけるのが難しいくらい。会場内に置かれた鍵盤にホッとしつつ、その正面が空いているのに気づく。まっいいかと席に着こうと思ったら隣のテーブルにいるのは Quinka の二人。ホントいい席だ(笑)。

通常営業のカフェでのDjとLive。この店のイベントスケジュールを見ると毎日イベントが入っている。ちょうど友達のホームページでカフェでライブをすることについて話をしたところだったので、興味深く店内を見回してみた。地下にあって設備も整っていて音楽イベントができるように作られているけど、Djブースくらいで特にライブのための空間はない。ライブ目的のカフェというよりは、カフェの一部のスペースを空けてライブをしているという印象を受けた。スペースの使い方はイベントによって違うのかもしれないけれど。

そんなカフェでの今日のライブは2ステージ。前半に選ばれたのは好きな曲ばかり。唄っている方も聴いている方もなれない場所で少し落ち着かないからかなかなか気持ちがお互い乗ってこない気がした。声も少しこもって響いてこなかった。でもこれはこうやって落ち着いている今だからこそ言えることで、音出てる?と聴かれた時には出てると答えたしその時はそう思っていた。
すっかり店の雰囲気にも慣れ、少し気分も心地よい感じで始まった後半。最初の曲は『涙くんさよなら』。この曲の途中からだんだんとグッっと響いてくるのがわかった。そこから先は気持ちよさそうに声が響く。ドキドキするようなハーモニーを聴きながら、あ−やっぱり来てよかったと心からそう思った。

世の中はバレンタインデー。少し小雨まじりの空模様の下、足取り軽く駅へと向かう。ぼくにとってはいつもの週末。まだ眠るのは早すぎる。高円寺に戻ったら軽く一杯飲んでから帰ろう。


 

2004/2/1


初めて出会ったのも宇田川カフェだった。
それからぼくは宇田川カフェにはQuinkaに会う以外の目的でその場所に訪れたことはない。とくに意識してたわけじゃないけれど、ベルセバのライブの帰りに打ち合わせがてら寄って初めてライブ以外の目的で訪れたことに気づいた。
「よく出会ったなあ。」ふとつぶやいた。
その日訪れた渋谷公会堂もライブを観に行ったのは、ちょうどサニーデイが解散した年以来だったかもしれない。ベルセバのステージを観ながら、頭の中ではかつてのステージを思い出したりしていた。
サニーデイが解散してからというもの、ぼくは確実に今日聴ける音楽をなくしていた。
どんなに魅力的な日常が流れようともそれは過去のものとしか感じられなくなっていた。
Quinkaに出会えたことで、自ら再び前を向ける音楽が見つかってとても嬉しかった。

年末のラヴァーズロックも年始のロサもなれない状況に少し浮き足立っていたし、今回のイベントでやっと地に足をつけて向き合えた気がした。それはぼくにとってとても大きなことだったと思う。これまでは何かをやろうとしている人たちに共感を得ながら、うまく対峙できない自分がいた。街へ出る理由は一人で部屋にいるのがいやだったからだ。常に人がいる場所を誰かが隣にいることを求めていた。

今はこうして一日部屋にいることもできる。無理に街へ喫茶店へ足を運ぼうとは思わなくなった。ずいぶんと遅い自立だな。これから少しはいい大人になれそうかな。

今回はイベントレポートじゃあないね。
うまく言葉じゃもう伝えられないくらい感謝してます。そしてとても素敵なイベントでしたよ。
コーヒー飲んでくれた皆さんもどうもありがとう。またどこかでお会いしましょう。



 

2004/1/18

  • かやの しほ写真展「うみとむれ」 [千駄ヶ谷 ループライン]
    2004/1/16(金)〜1/31(土)

    「初声会」
    スライドショー: SNOW(H.K) + かやの しほ
    LIVE: 柏木彩子(リュート奏者)/二階堂和美/山田民族



月並みな言葉だけど、小さいからだのどこにこんなパワーがあるのだろうといつも思うかやのしほさんの写真展。その行動力にはいつも驚かされます。
この間のロバロバでの写真展でも展示だけじゃなくてライブイベントをやっていたけれど、予定があわず行けなかったのが残念。しかも今回は先週のロサのイベントにも出ていた二階堂和美さんも参加してます。そんなつながりも嬉しいです。
空の写真が印象的なスライドショーに続いて、初めて聴くリュート演奏も素晴らしく。彼女は他にもチェンバロを演奏しているとのことでした。素敵な楽器ばかりです。
二階堂和美さんもロサで初めてまともなライブ(最初に見たのは高円寺・円盤で袈裟着てお経歌ってたので(苦笑))を観たのだけれど、この人の個性と声はすごいなあ。ぐっとひきつけられます。
最後は山田民族さんのギター。写真と呼応するように音が奏でられつづられていく。とても穏やかに心地よくイベントは終わりました。

かやのさんの写真はタイトル通り『海』と『むれ』それぞれの写真が展示されているんだけど、一際目を引くのはお婆ちゃんの写真。うみにもむれにも属さない彼女は何を考え、見つめる先には何があるのだろう。

今年もまたどこかで彼女の作品に会えることでしょう。
また楽しみにしてますねー。


 

2004/1/10,11

  • HAPPY NEW YEAR!!!
    SPLUCK PRESENTS
    "UTA TO OTO" 3days special!!! [池袋 LIVE INN ROSA]

    1.10.sat
    UTA side
    LIVE: 田中亜矢Quinka,with a yawn/朝日美穂
    HARCO/二階堂和美+イトケン
    cafe: 日曜喫茶


    1.11.sun
    OTO side
    LIVE: lakegood music!Pianaasana from 名古屋
    さかな/テニスコーツ
    cafe: 日曜喫茶



今年は年明けからオノ・ヨーコ展やイベントの準備とまだ師は走っているんじゃないかな。
去年ぼくがロサに観に行ったライブイベントは全て瀧澤さん企画だったので、今回もどのバンドも好きなバンドばかりで、間違いなく普通に観に行くつもりだったけど、まさかそんなイベントに出張喫茶できるなんて話ができすぎです。

ライブハウスで出張喫茶は去年の夏の良音聴者が初めてで、その時は自宅でコーヒーを淹れてから持っていって、アイスコーヒーとして出したので、まさにライブにコーヒーを淹れるのは初めてのことでいろいろ不安があったけど、無事終えられてよかった。
ライブ中は当然暗闇で、そんな中コーヒー淹れたりとやっぱり環境としては厳しくて、味にムラがあったし、少し苦めのコーヒーなので好みもあると思うけど、わざわざ美味しいと言いにきてくれた見た目はいかつそうな兄ちゃんもいたり(笑)。バンドの皆さんにも飲んでもらえたし、ホント嬉しかった。今回はLakeにゲストボーカルで参加していたアチコさんとSax.カトさんにはいつか機会があればと言っていただけに、念願叶って飲んでもらえたけど気にいってもらえたようでよかった。でもほめすぎですよ〜。

イベント自体もバンド数が多い分長かったけど、そんなに時間を感じないくらいやっぱり素敵なバンドばかりで、そんな中コーヒーを淹れていられるというのも変な感じだけどなんだか楽しくていい経験ができたな。瀧澤さん呼んで頂いてどうもありがとうございました!またどこかでお会いできるのを楽しみにしてます。


 

2004/1/4

  • 「YES オノ・ヨーコ」展 [水戸芸術館現代美術ギャラリー]


もともとにわか正月気分だっただけに、いつもの日常に戻るのも早かった。
冬休み最後の日。もう十二時をまわっている。
ここから水戸までは車で3時間はかかるだろうか。閉館は六時。急がないと。
カーナビを頼りに三郷まで下道で行く。外環から行った方が早かっただろうか。
常磐道はあの頃と変わらず空いている。
懐かしい地名を横目に道を急ぐとなんとか四時前には美術館に着いた。

地下駐車場からの階段を上り、正面の広場へと出る。
最初に目に飛び込んでくる「WAR IS OVER!」の文字。
よく見ると下に小さな文字で「IF YOU WANT IT」と記されている。
見上げた空の向こうに広がる世界では何が起こっているのだろうか。
平和な日常を想像しつつ、心の中で強く祈った。

横浜ビエンナーレで初めて見たオノ・ヨーコの作品。
強いメッセージが込められた作品に興味を持つと同時に痛みを感じた。
この中にもそんな作品が多く並べられているのだろうか。
ちょっと身構えながら会場に足を踏み入れた時、少し拍子抜けした気がした。
「〜絵」と書いてあるのにそこには文章が書いてあるか、もしくは何も書いていない。
戸惑いながらもキャンバスに書かれた文章を読む。
そこには絵の描き方が書いてあった。そしてそれはぼくの頭の中に描かれていく。
一つ一つゆっくりと読みながら描く。それはおぼろげに形になる。

次の部屋には別の部屋があった。「青い部屋のイヴェント」。
部屋の壁に言葉が書かれた紙がいくつも貼ってあるだけ。
実際に部屋が青いわけではない。ただ青い部屋であると書かれている。
ある壁には一本のまっすぐな線が引かれ、その下に「この線は非常に大きな円の一部です。」とだけ書かれた紙が貼ってある。
先入観や既成概念に捕われない想像によって世界は広がる。
それに気づかされた時、衝撃と共に肩の荷が少しおりた気がした。

オノ・ヨーコのアートは強いメッセージが込められた作品ばかりではなく、インストラクション(指示)に従って想像し、鑑賞者が作り上げるものや、作品を見たり、聞いたり、触れることで鑑賞者に与える影響や感情の変化も含めて作品になっている。
これまでぼくが見てきた現代美術の作品にも同じ様なことを意図した作品は存在していたと思う。
思うというのはこれまでの作品は、これほど具体的な想像ができる作品ではなかったのだろう。

そしてどの作品も、同じ作品を見た全ての人が想像し、祈ることを期待する。

A dream you dream alone
is only a dream.
A dream you dream together
is reality.
- Yoko Ono

ひとりで夢みる夢は
ただの夢
いっしょに夢みる夢は
現実となる
- オノ・ヨーコ

すっかり日が暮れた外の広場で再び看板を見つめ祈った。


 

2003/12/23

  • 自由トート連想トート 12月
    [渋谷 宇田川ラヴァーズロック]
    (Quinka,with a Yawn 『火曜日のボート』発売記念会 in CAFE)
    OPEN: 18:30 START 19:00
    LIVE: Quinka,with a Yawn/HARCO/GENTLE
    DJ: ブラマリ/かず


冬晴れの朝。光で微睡みながらも携帯のメールの音で目が覚める。
思いがけない人からのメール。思いがけない内容。
慌てて飛び起きて身支度を整え、CDたちとにらめっこ。
DJするにはCD少ないなあと嘆きつつ選んだCDをトートにつめて街へと向かう。
クリスマスムードににぎわう街を横目に道玄坂をのぼり 2's yoshihashi へ。
ちょっとお客さんが少ないねと仲間たちと嘆きながら、それでも来てくれる人たち
のために音楽をかけ、そして奏でる。
ぼくは途中で抜けて、終わってからライブを観に行くだけだったはずの場所へ。
このイベントに合う音楽をなんて考える余裕もなかったので、いつも通りぼくの
好きな曲たちをかけた。
会場に入りきれないほどのお客さん、ミラーボールの灯りが切れたりとトラブルも
そこに集まったお客さんの温かな雰囲気とそれに応えるライブのパフォーマンスでカバー。
音楽と雰囲気とお酒に酔った心地よい夜でした。
ミッコさん貴重な体験と素敵な夜をどうもありがとう!


 

2003/12/12


街もようやく色づきかけ、風が冷たく頬をかすめていく。
猫の動きもこころなしか遅くなり、じっと日溜まりで息を潜める。
ふと空を見上げ、流れていく雲の動きを追い続ける。
かじかむ手をポケットに入れ、ただ立ちつくしている。
通り沿いのアパートの部屋から音楽が流れてきた。
枯れ葉が風に踊らされる音と合わさった響きが心地よい。
冬の足音はもうそこまで来ているけど、しばらくこの音に耳を傾けていようと思う。


 

2003/9/21

  • 自由トート連想トート [渋谷 宇田川ラバーズロック]
    Live : Quinka, with a Yawn/tammychan/GENTLE


2回目を迎えた自由トートは台風が関東をかすめ雨降る渋谷でひっそりと始まります。
Quinka 企画のこのイベントは、前回と同じく GENTLE、そして今回は tammychan が参加。
GENTLE は初ライブの前回よりは余裕があるような感じで雰囲気もいいなって思ったけど、後で聞いたら本人たちはダメだって言ってた。観ている方がよかったと感じても演ってる方が納得してないことってたまにあるけど、ぼくは自分では音楽演ってないし、専門的なことはわかんないから感覚的にしか感じられなくて、何がだめだったのかはわからないんだけど。やっぱり終わった後演る方も観る方もお互いよかったと言えるライブが一番なんだよね。
tammychan はギターとキーボードの弾き語り。曲と詞がシンプルで懐かしい。
中学の頃、自分で作った曲をピアノで弾き語りしてくれる友達がいたけど、その友達が作る曲もこんな感じだった。彼女は今は音楽を続けていないけど、子供のために唄を聴かせたりしているのかな。
この夏は Quinka のライブに行けなかったけど、夏は短くて慌ただしく過ぎていったから、久しぶりってあいさつはしたけど実際はそんなに久しぶりには感じてはなかった。
でも初めて聴く最初の曲にいきなり感じたドキドキ感がやっぱりなんだか懐かしくて、夏のライブに行けなかったことが残念に感じたりもした。
久しぶりに聴いたナポリ。少しアレンジを変えたくちづけとマーマレード。少し太ってる太ってる。やっぱりライブはいいもんです。
今月はレコーディング中で12月には出せるかなってことなので、いい誕生日プレゼントがもらえるかな。


 

2003/9/14,15

  • 勝手にウッドストック [相模湖畔 みの石滝キャンプ場]

    Live : バンバンバザール/友部正人/桑名晴子/
    BLACK BOTTOM BRASSBAND/ポカスカジャン/
    ハウリン・ハチマ/ラリーパパ&カーネギーママ/
    東京60WATTS/イノトモ/うきぐも/A-SHOW/
    平泉コージ&東京 /泥水/マーガレットズロース/
    えびす/今野英明(from ロッキング・タイム)



高円寺から中央線で約1時間。意外と相模湖まで近かった。
何故か一緒に行った仲間達、そして同じ場所に向かう人々を先導し、
待ち合わせ場所のボート乗り場へ。最後ちょっと迷ったけど無事到着。
でっかい遊覧用と思われるボートに乗って、のんびり対岸にあるキャンプ場へ。
思っていたよりこじんまりとした場所で、ゆったりとライブが観れそうで楽しみ。
やっぱり思ってたより立派なバンガローに荷物と布団を運んでいざライブです。

午前中の第1部は、青森から車で12時間かけてやってきて、ライブ後また
12時間かけて帰るという『うきぐも』。そして今野さんのウクレレとのんびり
ムード。

第2部は15時からということで少し時間があったので、早くもビール飲んだり、
カレー食べたりしてから、近くにあるという滝まで散歩。
と思っていたら、意外と道のりが険しい。なんとかたどりつき水浴びする若者たち。
ぼくは若くないからしてないけどね(苦笑)。

ライブ会場の広場まで戻ってきて一息と思ったらいきなり雨。
雨振っちゃ大変だろうなと思ってた矢先だったのでがっかり。
こうなったら呑むしかないってことで、バンガロー下のテーブルでラリーパパの
トムさんたちと呑む。もし晴れて再開されたらトムさんはちゃんと演奏できるん
だろうかと心配になるくらい呑んでました(笑)。

15時が近づいた頃、雨が小振りになり、おっひょっとしたらと思ったら、
ちょうど15時頃はかったかのように雨が上がり、どうやら無事再開できる模様。
それではとぼくらがライブ会場へ向かう準備をしていると、やっぱり飲み過ぎて
眠くなったトムさんはバンガローでお休みしてました。

トップバッターは今回ラリーパパと共に楽しみにしてきたイノトモのライブ。
MCはかなり舌ったらずなのにどうしたらこんな素敵な唄が唄えるんだろうと、
余計な心配をしてしまいつつ、心地よいその唄と声にビール片手に酔いしれて
いました。サポートにアルバムでも参加しているイガさんも参加。
その後、友部さん、平泉さんと続いたのですが、その頃ぼくは朝が早かったのと
心地よいメロディに誘われて夢の中と現実とを行ったり来たりしちゃいました。

すっかり日が暮れた第3部。
ここからは盛り上がるセクションらしく。トップバッターは泥水。
バンバンバザールの黒川さんも参加するバンドが繰り広げる世界は歌謡ショー
というか下ネタ満載のコミックバンドというか。いやー楽しませてもらいました。
続くは、ハウリン・ハチマ。泥水の盛り上がりの後どうやって続くんだろうと
思っていたらそんな心配はまったく必要のないほどの盛り上がり。
熱いサウンドと圧巻のステージパフォーマンスを見せてもらいました。

そしていよいよ、ラリーパパ&カーネギーママ。
これだけ盛り上がった後だからやりにくいかなっと思ったら、やっぱり彼らの
ペースでゆったりとしたステージ。
観ている時はもうここが野外のキャンプ場であることを忘れてしまっていました。
トムさんもしっかり演奏してましたね。さすがプロです。
このイベントの前にレコーディングしたアルバムも最高!とのことで楽しみです。

最後にイベントの主催者バンバンバザールのライブ。
最終日ともあって、すっかり福島さんの声は枯れていたけど、お客さんもスタッフも
みんなで盛り上がりました。あー楽しかった。

夜もいろんな場所でセッションが繰り広げられていたり、みんなで花火をしたり
出演バンドの人々と呑んだりと、夜はまだまだ続きます。
ぼくは途中で疲れて寝ちゃったけど、朝まで宴の声は続いていました。

来年もまた行けるといいな。
またみんなで一緒に行きましょう。


 

2003/9/13


まだまだ残暑厳しいけど、なんとなく自転車で出かけたい気分。
途中、ひなぎくに涼みに立ち寄ってから西荻へ。
もう開演時間が近かったので、いつもの仲間達にあいさつしているうちに
モノノフルーツのライブが始まる。
少し後ろの方でライブを観るのは久しぶりかもしれないなどと考えながら、
一ヶ月ぶりのライブに耳を傾ける。
最初はボーカルの音がなかなかのらなかったりうまくひろわれなかったりで
もったいない感じだったけど、本人いわくアメリカンジョークたっぷりの
MCを挟みつつだんだんとのってきた感じ。
お客さんも結構入っていたし、好評だったんじゃないかな。
詞と曲の良さがよく伝わってきて、いいライブだったよ。

Orangはイメージしていたより見た感じが骨太な音楽をやりそうに見えたんだけど、
メロディはずいぶんとさわやかというかやわらかかった。
そしてそのメロディの軽快さがとても心地よくて体を揺らしながら観てました。

キマタツトムはシャーペンのCDは持っているけど、ライブは前回のオオムラさんの
イベントが始めてだった。
今回もギター一本から生み出されるシンプルな音と声が素晴らしかった。
犬飼ってるって言ってたし、あまりにも犬の唄が多いので犬がよっぽど好きなんだ
ろうなって思ってたら、
10/10に発売されるアルバムも12曲中11曲が犬の
唄だそう(笑)。

タイライクヤの時にライブに足を運んでいないので今回が初のライブ。
solamo-lens360°としての初のライブとはいえ、そのステージパフォーマンスは
圧巻でした。素晴らしすぎる。。。
サポートコーラスに迎えたはやしいとさんを加えた音も素晴らしく、ちょっとこれ
からの活動が見逃せない感じです。

それにしてもいいイベントでした。オオムラさんまた期待してますね。

 

2003/8/31

  • 藍色夏恋 [日比谷 シャンテ・シネ]


去年の東京国際映画祭で一番観たかった作品だったけど、チケット売り切れで
残念ながら観れなかった作品『藍色大門 (BLUE GATE CROSSING)』。
邦題が『藍色夏恋』となり、夏に合わせて公開されました。

ベタベタなラブストーリーを味わいに行こうという浅はかな考えは、
オープニングに二人が自転車で街中を駆け抜けた時にはもう忘れていました。

高校くらいの時は好きな人ができた時に理由なんてなかった。
ただなんとなく気になった。そしてどんどん惹かれていった。
なんとか相手に自分の気持ちを伝えようと思った。
もしつきあったらなんてことは考えられない。
ただ気持ちを伝えられればそれだけでよかった。

モン・クーロウがチャン・シーハオを見つめる視線。
好きな相手にのぼせているようなそんな目ではない。
ただなんとなく気になる存在をずっと追ってみたくなる。
それが好きという気持ちかどうかなんてわからなかった。

決して感情をむき出しにすることなく、ただ見るという行為。
部屋に教室に一人でいる時でもただなんとなく見つめている。
その空気感というか表情に引き込まれた。
ぼくも高校時代に戻ったようにモン・クーロウが気になり始めていたのだろう。

夏の終わり、誰もがそんな青春時代の淡い気持ちを思い出す。
大人になるにつれて恋をするのに頭で考え過ぎていることに気づく。
もっと素直に気になる相手に気持ちを伝えてみようか。


 

2003/8/20

  • {天井桟敷} 七尾旅人と天上楽団 追加公演 [渋谷 club asia]


眠れない夏の夜。目をつむりけだるく寝返りを打ち続けている。
空気を震わす声と音。心地よく通り抜ける風のように。
目を開くと、舞台が暖かい光でつつまれている。
響き渡る声と音に合わせて、決して顔を見せずに一人の女性が踊る。
そこにくりひろげられる物語をかたずを呑んで観続ける。
ひそかなひそかな舞踏会へのいざない。

空気公団・山崎さんもアルバムでも参加している『まほろば』で参加。
だけど観客の前には現れず、どこからともなく響く声。
穏やかに響く二人のものがたりに耳を傾ける。
せつなく淡い夜の時間。思いは届いただろうか。


 

2003/7/29

  • Airly! Airly! Airly! Picture1 [新宿 MARZ]
    Live : waffles/ARCHIBOLD
    opening act : マグナムボウル8/Spinnerbait


Goalie のすぐ近くと聞いてとりあえず2週間ぶりに白い入り口の前へ。
そのまま道沿いに歩くと到着。ほんとに近かった。。。
waffles は最後だろうから対バンがいいといいなあという期待もむなしく、
好んで見に行くバンドとのあまりのギャップにかるくショックを受けた。
最近見てるバンドの対バンの相性がいいだけに安心していたからよけいかな。

気を取り直して waffles。以前、『喫茶ロックnowその2』に収録されている曲
『トウキョウ』を聴いて気になっていたら、Que で Quinka の対バンとして見る機会
があった。今考えるといいイベントだったなあ。
やさしいけれどたまに力強く伝わってくる時の声が印象的だった。
今回もその印象は変わらない。それに加えて鍵盤のリズム、ギターの音色もより色濃く
胸の奥に響いてくる。そんなシンプルでストレートな表現の中に強い気持ちと個性を
感じた。その時折キラリと光る強さがぼくにはとても魅力的に見えた。


 

2003/7/21


父・子・師、3人共もどかしい。もどかしすぎて愛しい。
金沢弁で言うといじっかしい。けど愛しい。
一つ一つの言葉が音が胸に響く。涙がこぼれる。
こんなに泣いたのは『リトル・ダンサー』以来だけど、こんなに途中から最後まで
泣きっぱなしのは初めてかもしれないな。

そういえばぼくの好きな映画には少年が主人公の映画が多い。

アッバス・キアロスタミ 『友達のうちはどこ?』
アラン・ベルリネール 『ぼくのバラ色の人生』
スティーヴン・ダルドリー 『リトル・ダンサー』

どれもせつなさともどかしさが同居している。
親になったこともないのに親の気持ちで主人公を追いかけてしまう。

さすが、チェン・カイコー。これまでの映画のような明らかな荘厳さはないけれど、
何気ない北京の近代的なビルもカメラワークとヴァイオリンの音だけで荘厳に見えた。
『さらば、わが愛 覇王別姫』を観て、上海に足を運んだように、北京に行きたくなった。
そういえば、オープニングに出てきた水郷の街は、ぼくが上海に行った時にバスを
乗りついで訪れた周荘(周庄)の街に似ていた。
後で調べてみたら、今回のロケで使われた烏鎮も同じ江南に位置し、周荘にほど近い
場所だということがわかった。またいつか訪れる日があるだろうか。

そんな胸がいっぱいの状態で池袋ロサへ。
唄と音。そんなテーマのイベント。
ぼくが音楽に求めるものの重要なテーマの一つ。
決して歌詞ではなく唄。決して曲ではなく音。その響きが大切なのです。
どのバンドもいっぱいだと思っていた胸のすきまに少しずつしっかりと響いてきました。

極め付けは、BROWNIE と Quinka の間に Ett が流れ、Quinka 登場の時にはまだ
胸の奥で流れている北京ヴァイオリンが!

終わった後は、
さすがにこれ以上どうやっていれるんだい?
これ以上何を求めるというのだ!
と声を大にして言いたいくらい満たされて会場を後にしたのでした。


 

2003/7/19

  • Ett インストアライブ [新宿 タワーレコード 7F]


足音』として聴こえてきた音をライブで聴いてみたくて出かけてきました。
照れくさそうに跳ねる音。穏やかだけど力強い声。
しっかりと胸の奥に響いてきます。少し描かれた日常が見えた気がしました。

その日の夜のオールナイトイベントでもライブをするということだったけど、
それに行く勇気はなかったので、また次回足を運んでみようと思います。


 

2003/7/13


ふとしたことでロビーさんとつながって、前から気になっていた『良音聴者』観に
行かなきゃと思っていたら、いきなり出張喫茶することになりました。
ライブハウスでお客さんも何人来るかわからないので結構いろいろと不安だったけど、
まあぼくにできることは限られているので、夏だしライブハウスだし、とにかくアイス
コーヒーを作れるだけ作って持って行きました。
ペットボトル2本分 (4L) あればなんとかと思っていたけれど、結構時間がかかって
なんとか作れたはいいけれど会場入りがぎりぎりでした。
ロビーさんと相談して、Drink Ticket or 300円として提供することに。
その時はみんながみんな頼んだら4Lでも足りないかなあなんて心配してたけど、
それは余計な心配でした。
夜のライブハウス。お酒呑みたい人の方が多いのは当たり前だもんね。ぼくもそうだし。
最初は口答で「アイスコーヒーもあります」なんて伝えていただけだったので、全く
注文なくて、それはちょっとってことでメニューの横に「アイスコーヒーあります」
と書いた紙と日曜喫茶のカードを置いてみました。
それからぼちぼち注文があって、出演者のみなさんも宣伝してくれたりと、最終的には
ぼちぼちってとこでしょうか。よかったよかった。

肝心のライブの方は、ぼくはドリンクカウンターから観れたのだけれど、ここGoalieの
カウンターはこの会場で一番見やすいんじゃないかって場所だったので、どのバンドの
演奏もしっかり見れましたよ。カウンターにいてもいつものごとく音に合わせて踊って
いたので、各バンドの皆さんからもよく目についたみたいだったけど、目障りにはなら
なかったようなのでよかった。。。

サニーズ以外は初めてだったのですが、さすがロビーさん。いいバンド集めてます。
音や雰囲気で表現されるかっこよさ、その個性が印象的なバンドばかりでした。
またライブ観に行きますよ。その時はよろしくです。

そして、良音聴者。ロビーさん初めスタッフのみなさん。いろいろいたらないとこが
あってご迷惑をおかけしました。楽しかったので、これにこりずまた呼んでやって
くださいな。その前にどこかのライブハウスでお会いしましょう。


 

2003/7/12


梅雨の中休みの暑い日。果たしてみんな来てくれるだろうか。
こんなイベントのスタッフとして参加するのは初めてだというのに、ほとんど準備は
おまかせでした(ごめんなさい。どうもありがとう)。
汗だくになってカレー鍋や荷物を運んで、急いで準備。飾り付けは紙テープと風船。
なんとか間に合って慌ただしくも穏やかにスタートです。

ぼくの初 DJ はライブ前のまだ人もまばらな時間だったので、ゆったりとした感じの
選曲にしてみました。

1.くるり『水中モーター』
2. SUPERCAR 『OTOGI NATION』
3. Polaris 『深呼吸』
4. 空気公団 『旅をしませんか』
5. waffles 『トウキョウ』
6. Quinka,with a Yawn 『コーヒーブルース』
7. rallypapa & carnegiemama 『道々』
8. Sunny Day Service 『江ノ島』
9. bonobos 『Headphone Magic』
10. Quinka,with a Yawn 『花びら・読み捨て』

ワイワイズのライブはアコースティックバージョン。
それでも力強く会場に響き渡る声と音。かっこよかったです。

ライブ後は流れる曲のテンポも上がってきて、すっかりダンスフロアー。
カレーも好評だったね。なかなかご飯炊けなかったけど、最後にカレー食べられて
よかった。おいしかったよお。
ちょっとしたトラブルもあったけど、わりと盛況でよかったね。またやりましょう〜。


 

2003/7/9

  • 游音 [荻窪 cafe gallery ひなぎく]


いつもよりランプの灯りがほのかな店内は普段の雰囲気とは全く違って、すでに
これから始まる穏やかなインスタレーションの空間と化していた。
その空気の違いに少し戸惑いつつも、とりあえず自分の座するべき場所を見つけ
腰を下ろすと、近くにかけられたスクリーンを通して光が揺らいでいるのがわかる。
音の揺らぎと光の揺らぎ。その揺らぎと同調するのは難しいけれど、この空間で
過ごす時間がとても贅沢に感じられた。


 

2003/7/8


Polaris と七尾旅人が対バンとあっては行かないわけにはいきません。
ただ正直、ART-SCHOOL の木下理樹が主催するイベントということなんだけど、
ART-SCHOOL にはあまりいい印象を持っていなかったので、それだけが一抹の不安です。

まず、七尾旅人。アルバム『蜂雀 (ハミングバード)』の世界をどう表現してくれる
のかを楽しみにしてきました。
アルバムの雰囲気がより空間的に発せられる声、語られる音、綴られるうた。
そのステージは表現者・七尾旅人の空間と化していました。
音楽や声だけではないその魅力は言葉で表現するのはとても難しく、何度も頭の中で
その抽象世界を具象化しようと試みたけれど、生まれ出そうとした言葉をただ息と
一緒に呑みこむしかできなかった。すごい。ただそれだけの言葉しかぼくには生み出す
ことはできなかったのだけれど。
吉祥寺でのワンマン行けなかったのは残念だけど、また新しく生み出される空間を
観に行けるといいな。

あまりにも七尾旅人に衝撃を受けたからか、Polaris は少しものたりなかった。
いつもの対バンよりは時間的には長かったのだけど、この日の Polaris の音とオオヤ
くんの声には満足しきれなかった気がする。新曲『深呼吸』を聴けなかったのが残念
ってのもあるけど、Polaris はリキッドルームか野外で観る方がいいかな。


 

2003/7/6

  • Spangle call Lilli line インストアライブ
    [渋谷 タワーレコードB1]


日曜喫茶を早めに閉めて足早に渋谷へ。くつろいでいたみなさんすみません。
渋谷タワレコB1のインストアってそういえば初めてで、会場の広さに驚いたけれど、
それ以上に観客の多さに驚く。空いているスペースはほとんどなかった。

ぼくもスパングルをライブで観るのは2度目だし、他に抱えている仕事が忙しい
メンバーばかりだから、ライブ自体があまり多くなくて、Coa.の事務所前のフライヤー
なんかでずいぶん前から知っていたけど、活動が活発になってきたのはつい最近のこと
だと思っていたのに、いつの間にかこんなに注目度が高くなっていたとは。

空間を支配する声と音は闇と光の中で浮遊し続け、穏やかに流れて行く。
今度はこの流れにもっとゆったり浸ってみたい。
7/31のディモンシュでのライブ行ければいいんだけど、平日だし難しいかな。


 

2003/7/4

  • Teenage Symphony presents 「SPECIAL REQUEST」
    〜bonobos 「Headphone Magic」発売記念〜
    [渋谷 Chelsea Hotel]
    Live : bonobos/TUCKER/レッキンクルー


前回は偶然出会えたけど、今回は bonobos を観に来たのです。
俄然期待も高まります。
Chelsea Hotel はその名の通り Hotel のような不思議なライブハウス。
Hotel の玄関ホールの奥にステージがあるような感じ。
そんなホールに足を踏み入れると、来ると聞いていた友人だけでなく、
あちらこちらに知った顔がたくさん。みんなの期待も高いようです。

今日は bonobos のレコ発だし、Teenage Symphony のイベントだし、対バンは
どんなバンドだろうと楽しみにしていたら、いきなり度胆抜かれました。
まさかヒップホップとは!ヒップホップのライブなんて初めてみました。
次の TUCKER も DJ ありエレクトーン弾きありラップありとやっぱり普段のライブ
ではみられないジャンルだったけど楽しめました。踊った、踊った。

そして、そんな会場の雰囲気が最高の中 bonobos の登場です。
ゆるーいテンションから生み出される音楽は、文句なく心地よく響いてきます。
自然に体が動き出すこの感じをぼくらはずっと待っていたのです。
いいバンドにいい音楽に出会えた時に、出会ったライブより次のライブの方がいいと
感じるのは、持って望んだ期待が裏切られずに応えてくれる瞬間の心地よさにあるん
だろうな。またそんなバンドに出会えてホント嬉しい。

最後に vo. & G. の蔡さんが投げたピックがぼくの近くに飛んできて、ハッと手を
伸ばしたけど残念ながら取り損ねました。と思ったら、後ろの人が拾い上げてぼくに
渡してくれました。そんな嬉しい偶然にも出会えた夜でした。


 

2003/6/28


久しぶりの Qunika カフェライブは宇田川カフェと同じく LD&K が手掛けるバー
宇田川ラヴァーズロックです。
この日のために元アーノルドの源太郎くんとワイワイズのりっちゃんがユニットを
組んで初ライブ。初々しい感じもボッサな曲もバーの雰囲気にぴったりで、和やか
なイベントの始まりです。
次の BAMBOO SWING は Sax. / Gt. / Perc. の編成で作り出すシンプルな音が
とても軽快で心地よかった。普段の Quinka のイベントとは一味違うけどたまには
こんな音との対バンもいいね。
そして、 Quinka は ベースがサポートに入って3人。
いきなりの『コーヒーブルース』にドキドキ。ベースがとってもかっこいいのです。
『Sachiko』と最後の曲(くちびるとマーマレード?)がとくに強く心に響きました。
また元気いっぱいもらえましたよ。どうもありがとう。


 

2003/6/27

  • PIA Music Foundation presents
    ROCK YOU LIVE SPECIAL [SHIBUYA-AX]
    Live : 曽我部恵一/ソウル・フラワー・ユニオン/
    フラワーカンパニーズ/くるみ



初めてのAXはこの間ブリッツ行ったからか、小ブリッツって感じだった。
意外に空いていてゆっくり観られました。
ソカベさんは OO TELESA をバックに5曲ほど。ちょっともの足りなかったかな。
その分、フラカンとソウルフラワーに楽しませてもらいました。踊った。踊った。
TV中継もされてたからか、アンコールもなかったのがちょっともの足りない感じだったな。


 

2003/6/20

  • <<あがた森魚×タルホ+バンドネオン>> トークショー&ミニライブ
    [荻窪 cafe gallery ひなぎく]

    出演 : あがた森魚/田辺義博 (バンドネオン)


開場時間から少し遅れて到着しドアを開けると、すでにほとんど席が空いていない
くらいのお客さんが入っていました。
やっと見つけた席に腰をかけて店内を見渡すと、ライブのセッティングの奥で、
昨日から始まった『彷徨えるサロン』のライト展の作品たちが、幻想的な空間を造り
出していて、これから始まる時間に胸が高まります。
30人限定のあがた森魚ライブということで、かなりのプラチナチケットだけど、
あがたさんのファンだけでなく、普段のひなぎくのお客さんもチラホラという感じ。
さすがに予約日までに情報を得るのは難しかったのかもしれないですね。
ここでも人数が人数だけにホームページでの情報の掲載は予約日を過ぎてからにしま
した。行きたかった人ごめんなさい。でも、今回のことはどこかで載せていた人も
いたのかもしれないけど、インターネットでは得られない情報がまだまだあるって
ことが再確認できてまた街へ出ることが楽しみになりました。

あがたさんのライブは初めてだったので、他のライブと比べようがないのだけれど、
アットホームな感じで、かなりくだけて少年のようなあがたさんが見れました。
バンドネオンもライブで聴くのは初めてで、吸い込まれそうな音色が幻想的な夢の
世界に導いてくれました。

夢のようなことがもう一つ。
店内を見渡していた時、一人の女性が気になりました。
とても憧れている女性によく似ていました。
あがたさんとタルホ。考えれば来ていても不思議じゃありません。
それが本人だとわかってからは気になって仕方がなかったです。

ライブが終わった後、足早に出口へと向かっていたので、帰り際に日曜喫茶のカードを
渡すので精一杯だったけど、昔の自分だったらきっとそんなことすらできなかったかも
しれません。
自分を表現する手段を持たないと、表現する手段を持っている人とコミュニケーション
するのは難しい。自分を表現せずに、「ファンです。応援してます。」なんて一方的な
メッセージだけだとコミュニケーションは成り立たないから。

日曜喫茶が今の自分の表現手段と言えるほど立派なものじゃないし、このホーム
ページだって、いつも感じた通りのことを言葉で表現することがうまくできなくて
悩んでばかりだけど、少しずつコミュニケーションはできてきているような気がします。

彼女にとってぼくの今の表現手段じゃコミュニケーションは成立しないのかもしれない
けど、とりあえず日曜喫茶に来てくれたらそんなに嬉しいことはないんだけどな。


 

2003/6/18


ROGER TILLISON のアルバムが32年ぶりにリリースされたことも、初来日公演を行う
ことも、1st.アルバムを知っている人たちにとっては奇跡とも言えるべきことでしょう。そんな出会いをくれた dreamsville とラリーパパに感謝です。
ティリソンさんのライブは、最初はそんなブランクを感じさせる演奏だったけど(笑)、
だんだん調子が上がってきて、ラリーパパがバックバンドとして入った時は、32年前の
アルバムの音に負けないくらい格好よかった。
そんな60過ぎのおじいちゃんを見つめる会場もお客さんもいい雰囲気でした。

ラリーパパもライブハウスの雰囲気とおじいさんに見守られて、穏やかに貫禄すら感じ
るライブを見せてくれました。今回はオープニングアクトということで、彼らのライブ
は少しもの足りないくらいだったけど、フジロックも決まって、8/5にまた同じ場所に
来てくれるとのことなので、その時を楽しみに待つことにします。


 

2003/6/15

  • 山村浩二 DVD作品集発売記念トークイベント [渋谷 HMV]
  • かやのしほ写真展『COIN』 [経堂 ROBA ROBA cafe]
    〜6/24(Tue)
    6/22(Sun) ライブイベント Start 15:00


フランスで開催された世界最古、そして最大規模のアヌシー2003 第27回国際
アニメーション映画祭でグランプリ。アカデミー賞ではオスカー獲得はならずとも
確実に評価されるべきところで評価され、山村さん御本人もオスカーよりも数倍
嬉しいと言われてました。
それでもアカデミーノミネートの時は殺到した取材も、アヌシーグランプリ後帰国
した時はほとんど反響がなく、少し拍子抜けされたそうです。
ぼくにとっては今年はワークショップも受講できたし、確実に山村さんの作品に触れる
機会が増えているのがとても嬉しいけど、もっと多くの人に作品に触れてもらって、
その魅力を共感できたらなあと思っています。
今回の DVD は『頭山』はもちろんのこと、山村さんのほとんどの代表作が収録されて
いて、山村作品の魅力を知るには十分すぎるくらいの内容になっているので、少しでも
興味があれば是非購入をおすすめします。
とりあえず観てみたい人はもちろんお貸ししますので、気軽に言ってください。
是非観てほしい人にはぼくが勝手に持っていきます(苦笑)。
ただその魅力はスクリーンでより伝わると思うので、ユーロスペースでレイト公開中の
『ヤマムラアニメーション図鑑vol.2』にも時間があれば足を運んでみて下さいな。

トークショーでは、今回の作品集と同じ Pioneer の new animation animation シリーズ
で紹介されている世界の様々の短編アニメーションの中から、山村さんが影響を受けた
作家の作品を紹介されていました。
ノーマン・マクラーレン『Canon』や、イシュ・パテル『ビーズ・ゲーム』、
コ・ホードマン『砂の城』、ユーリ・ノルシュテイン『霧につつまれたハリネズミ』。
ノルシュテインは前にもちろん観たし、今週残りの日程でまた観に行くけど、
マクラーレンもパテルも前日、ラピュタのアニメーションフェスティバル E プログラム
で観たばかり。
作品について山村さん自ら解説して頂いたので、作家やその手法のすごさも含め作品の
魅力を知ることができてとても有意義な機会でした。

その後、少し渋谷〜代官山を散歩してから経堂 ROBA ROBA Cafe へ。
個展の DM を持っていくのを忘れてしまって、何度か見た地図のイメージだけで辿り
つけてよかった。思ったよりも駅から遠かったので、途中で少し不安になったけど(笑)。
ROBA ROBA Cafe もよく話を聞いて持っていたイメージよりもずっと素敵なお店で、
そんな中かやのさんの作品はとても自然に溶け込んでいました。
作品一つ一つに目を向けると、そこに切り取られているものは、テーマである『COIN』
にちなんだ場所にいる若者たちで、作品のための決して自然なシチュエーションでは
ないのだけれど、東京という街(特に高円寺?)で過ごしていると、一般的な感覚と
いうのは確実に薄められてきていて、似た感じはいろんな場所で見ているのだけれど、
それがそれほど気にならなくなっていることに気づかされます。
そのギャップを感じるのはシチュエーションと言うよりは、彼らのファッションに感じ
ているのだと思うけど、それがこの街ではどこでも見かけるものだけど、こうやって
改めて切り取ってみるとやっぱり違和感を感じるのは、街よりも個の方が際立っている
からなのでしょう。
そんなギャップを感じないような街になってほしいのかというと微妙だし、個が際立た
ないのも寂しい気もするけど、もう少しバランスが出てきてもいいかなと、作品を見て
そんなことを思いました。


 

2003/6/14

  • 世界と日本のアニメーション
    ベスト オブ ベスト [ラピュタ阿佐ヶ谷]
    Eプログラム/Hプログラム



今日でほぼプログラム終了(明日からはノルシュテイン作品のGプログラムのみ
レイトショー公開)ということもあってか、10時半の整理券配付時間に行ったら
もうすでにかなりの列ができていました。
ぼくの少し前でEプログラムが完売となってしまいましたが、なんとかキャンセル
待ちで入れました。あやうく5回券使い切れないところだった。。。

Eプログラムは、イジー・トルンカの『手』や、ヤン・シュヴァンクマイエルの
『対話の可能性』、岡本忠成『注文の多い料理店』など見たことのある作品も
多かったけど、何度見ても変わらない衝撃を感じます。
シュヴァンクマイエルの『対話の可能性』なんて、最初見た時はそのシュールさに
圧倒されて、うわーって感じだったけど、改めて見ると表現しようとしているもの
がクレイによってよりリアリティを増して伝わってくるという、アニメーション
ならではの表現が以前よりはっきりと伝わってきました。
他のシュヴァンクマイエルの作品も、アニメーションに限らず、表現の可能性を追い
求めた作品ばかりで、どれもそのリアリティにドキドキさせられっぱなしです。

Eプログラムの他の作品もよかったけど、特に手塚治虫『ジャンピング』がすごかった。
際限なく自由にジャンプすることによって、場所と空間を自由に移動していくことで、
構図や背景がどんどん変化していくのだけれど、その1コマ1コマの描写の素晴らしさ
もさることながら、着地地点でのサプライズや、上昇・下降する間にも細かな発見が
あって、終始わくわくさせられっぱなしでした。
シンプルな設定の中にこれだけの魅力を詰め込むことができるのはすごいことですね。

Hプログラムは今年2月にロシア・スーズダリで開催されたアニメーションフェス
ティバルで受賞した作品が公開されました。
ほとんどがセルアニメが中心だったからか、それほど魅力を感じた作品はなかったかな。
でも、先週見たノルシュテインさんの教え子たちの作品集と同じく、言葉がわからなく
ても、そこに表現されているものは十分伝わってきました。


 

2003/6/7

  • 世界と日本のアニメーション
    ベスト オブ ベスト [ラピュタ阿佐ヶ谷]
    Dプログラム/Iプログラム
  • 菊川英次郎 球体関節人形展
    [荻窪 cafe gallery ひなぎく] 〜6/10


初日に観に行ったら満席で入れなかったり、その後しばらく忙しくてやっと
観に行けました。
フレデリック・バック『木を植えた男』、ユーリ・ノルシュテイン『狐と兎』
の2つがやっぱり素晴らしかった。特に『木を植えた男』は色鉛筆で描かれた
アニメーションの美しさもさることながら、人間が創造主となり得る手段として、
木を植えることで2度の大戦によって滅びた街を再生させ、人々の心をも争いから
豊かな心へと変化させるという壮大なストーリーが見事に描かれていました。
ノルシュテインさんの教え子たちの作品集は、芸術性の高いものからコミカルな
ものまで幅広く、言葉は分からなくても意図が伝わってくるのはやっぱりアニメ
ーションの魅力だし、そんな共通の普遍性が存在することを再認識できました。

ひなぎくでは菊川英次郎さんの球体関節人形展が始まっていました。
以前、足を見せて頂いた時に、その精密なリアルさに驚いて、この展示を楽しみに
していたのですが、人形になるとその形のリアルさだけでなく、強い存在感を
兼ね備えていて、ドキドキさせられました。
菊川さんはアクセサリーも作られていたり、音楽も手がけていたりと多才な方で、
その器用さを少し分けてもらえたらなんて思ったりしましたよ。


 

2003/5/26


最初の音が声が聴こえてくる瞬間に確実に空気が変わるのがわかる。
その場所にいる誰もがステージへと引き付けられていた。
曲が終わる度に誰かが誰かに向かって「すごいね」と囁く。
そういえば最近ライブでやるのはミニアルバムに入ってない曲ばかりだ。
アンケートではCDはライブに比べて少し印象が弱いと書いたけど、
ライブの音や空気の方が魅力が強いってのもあるけど、最近の曲の方が
より印象が強いからだろうか。
早く新しい音源がほしいと思っていたら、『ラムチェリーコーク』を
最近録ってみたとのことでCDが販売されていた。
歌詞を見ながら何度も何度も繰り替えし聴いた。
今までライブでは何度も聴いた曲だけど、こんなにせつない曲だとは
思っていなかった。
胸のまん中辺りがやっぱり緊張していたけど、ドキドキはしなかった。
聴いているうちに少しずつだけど前に進めた気がした。


 

2003/5/24


半年ぶりのココデアイマショウはすっかりClub宙のイベントとして定着したようで、
素敵な若者たちであふれていた。
このイベントが始まったサニーデイが解散して1年くらいの時とはきっとみんなの
中の気持ちも違ってきて、サニーデイにうえているって感じではないと思うから、
程よくサニーデイといろんな素敵な音楽と、って感じがよかったと思う。

この日配られたモノノフルーツのシングルCD『春を待つ風に乗って/五月雨』は
会場で流れた時もとても好評で、ぼく自身は聴きなれていても改めてCDになって
家で聴けるというのは嬉しいこと。日曜喫茶でもかけるので是非彼らの音楽に耳を
傾けてみて下さい。


 

2003/5/21

  • White Tipi [曽我部恵一]


流れる音と共に流れる景色を眺める。どこを走っているのかわからない。同じところを
ぐるぐると回っているかのようにも思える。メリーゴーランドのように。
それでも不思議と不快ではない。次に来る音や景色がなんとなくイメージできることに
安堵をおぼえている。この音が鳴りやむ時、ぼくはどこにいるだろうか。
行き先を決めていたかどうかもおぼえていない。ただ今はこの流れに身を委ねている。
さあ、旅を続けよう。音が鳴りやむ前に夢の世界へ流されてしまおう。


 

2003/5/11


迷った挙げ句、安心して聴ける音を聴きに行きたくて、こっちにしました。
tricoror にはちょっと戸惑ったけど、エンバディーズは独特の雰囲気で響く曲も
ボーカルの声も力強い。MC も楽しかった。

on button down は加藤さんのサックスとキーボード/フルートの石橋さんが
今回のサポートメンバー。1番目と聞いて急いで来たけど、間にあってよかった。
オープニングのセッションからかなり期待が持てたし、実際どの曲もすばらしかった。
『ミセバヤ』のシンバルを引っ叩く様も今回はいっそう力強く、気持ちと力が
いつも以上にこもっている感じでした

moo-Chies の方もてっきり加藤さん吹くのかと思ってたら違った。
今製作中のアルバムの方には参加してるそうでそちらも楽しみ。
3ピースの moo-Chies も3人それぞれの個性が全開でいいね。
いや、キャラだけじゃなく音としてね。

終わった後、加藤さんと話していた時にも言ったけど、こんないい音楽を聴かせて
くれるバンドに対して、あのお客さんの数じゃもったいなすぎる。
良質の音楽がもっと多くの人たちに届いていけばいいのにと思う。


 

2003/5/10


いつもより少しあわただしく髪を切ってもらってから赤坂BLITZへ。
ここへ来るのはやっぱり去年ソカベさんがJAPAN CIRCUITに出た時以来だから
だいたい1年ぶりか。
普段一人で足を運ぶライブと違って、ソカベさんのライブはサニーデイの頃からの
仲間がたくさん集まってきます。
友達を待ってる間だけでも何度も右手を上げてあいさつ。なんだかとても嬉しい。

会場に入りしばらくすると、永積さんがステージ中央へ。
気さくな感じで会場に語りかけて、さてと、って感じで演奏を始める。
アコギの音の大きさに体がビクッとなる。そしておだやかに流れ出す声。
30分ほどの短いライブだったけど、大満足の内容でした。
最初は『音タイム』『家族の風景』などアルバムからの曲を続け、最後は
SUPER BUTTER DOGの
『さよならCOLOR』。
ハナレグミとしてのライブだったけど、『さよならCOLOR』はとても自然な流れで
グッときました。
来週は日比谷野音でバンド編成でのライブ。行きたかったなあ。

次はガラッと雰囲気が変わって、ユウヒのソロプロジェクト『BANKS』。
ユウヒはMCらしいMCはなく、終始『BANKS!』ってだけ叫んでた。
曲の方はよかったり物足りなかったり。そんな感じ。

ピーズの出番になると、前の方は急に平均身長が上がって男性比率が高い感じ。
曲は思ったより激しくなかったけど、前の方のノリは激しい激しい。
MCが面白かった分、曲の印象がぼくには少し物足りないかなあ。

そしていよいよソカベさんの登場。ピーズファンと入れ替わり前の方へと移動。
でもそれが今回の大誤算。となりに来たやつがうるさいのなんの。
スローな曲も構わず大声で叫ぶ。間が悪いったらありゃしない。
最近そういうやつがいるライブって行ってなかったから余計気になってなかなか
曲と向かい合えない。ソカベさんも少しやりにくそう。
そんな中だんだん調子も上がってきて、『道』『おとなになんかならないで』は
やっぱり最高だった。最初の音がなっただけでゾクゾクとしてしまう。
今回のサポートの OO TELESAも最高!
上野くんはやっぱり何度見ても最初は、えっ?女の子?って思ってしまう。
アンコール前の最後の曲が終わった後、ギターにキス。いやーぼくが女の子だったら
失神してるね。男の子でも(以下自粛)。

アンコールの曲は今度のアルバムの曲か、聴いたことのない曲だったけど、
すごいかっこいい曲。OO TELESAの演奏とコーラスもすごいよくて、もう少し
小さな箱で聴いてみたいなあ。

ちょっと不完全燃焼ぎみなので、次の 6/27 SHIBUYA-AX でのライブに期待。
とりあえず、このままじゃ週末を終えられないって感じなので、明日 GOODMAN
のライブ楽しんでこようっと。


 

2003/4/27

  • Lamp 「そよ風アパートメント201」
    発売記念ライブ 『憂鬱な空の涙』
    [高円寺 marble/SALON]



日曜喫茶の後、Lampのレコ発ライブがあるというのでマーブルへ。
会場にはかなりの人が入ってました。Lampのライブには間に合ったけど他の出演者のライブはみれず。所属レーベルが同じ高橋ピエールさんがPAしてました。ライブもしたのかな。見たかった。
会場にはDJとして参加している友人を始め、知り合いもちらほら。かなり注目度の高いことが伺える感じです。

ライブの方はまだそんなに数をこなしてないとのことで、初々しくて緊張しているのが見ている方にも伝わってきたけど、だんだん良くなってきます。『虹の午後に』はCDで聞いた時も印象の強い曲だったけど、ライブはもっといい。フルートの音がとても印象的でした。
歌詞やメロディ、風貌から見てもサニーデイの影響を強く受けていることが伺えるけど、ボッサのリズムとハーモニーが心地よくてそのギャップが新鮮でおもしろい。

ライブを観ながらモノノフルーツとの対バンが見たいなあって思ってたんだけどどうかな?(笑)

 

2003/4/24

  • SLEEP ON MY BABY [渋谷 青い部屋]
    Quinka,with a Yawn/野崎美波/フルカワモモコ



Quinka 企画のイベントで対バンもお友達ということで、アットホームな雰囲気。来ているお客さんもバンドの関係者が多い感じ。

フルカワモモコさんは曲の雰囲気が Quinka に似ている気がしました。やさしい声が心地よく、言葉遊びのような音遊びが楽しかったです。

野崎美波さんのピアノと声、サポートのフルートとパーカッションのハーモニーがとても綺麗で、音が奏でられる間が絶妙でした。まるで舞台の物語の一幕を見ているかのようでした。

Quinka は。。。もう何も言うことはありません。胸がいっぱいで言えません。胸の心地よい緊張がまだ続いています。この人に、この音に出会えてよかったと心からそう思います。
コーヒーブルース〜ラムチェリーコークの流れがじーんときました。喫茶店から夜カフェへというテーマの流れもいいな。どちらも大好きな曲です。

話ができて嬉しかったです。どうもありがとう。

 

2003/4/20

  • blue [渋谷 シネアミューズ]
  • 空気公団『こども』


『blue』が映画化されると聞いた時、原作を読むべきかどうかを考えていた。ヴィレッジヴァンガードに行くたび手にとってはレジに運ぼうとした。それは当日まで続いた。映画館に行く前に寄った渋谷の本屋さんでも『blue』を探そうとした。でもやめた。市川実日子と小西真奈美。二人の『blue』が見てみたかった。

胸が苦しくなった。ぼくはどちらかと言えば、遠藤が気になった。嫌われるのを恐れて、自分の気持ちを素直に相手に表現できない不器用さが同じだった。憧れも恋もどちらも失うのが嫌だった。憧れることに疲れた時、いつの間にか恋も憧れの存在になっていた。もう自分を必要とせず、一人で歩き始めていた。
ぼくが育った日本海の空もほとんど青く晴れ渡ることはなかった。いつも暗くどんよりしていた。でもその分、海の色に近かった。空が海に溶け込んだ時、お互いにやっと相手を理解することができた。

今回もフィクショネスで行われた空気公団のニューアルバムの販売会に行ってきました。グレープジュース付き。やっぱり緊張してなかなかメンバーの皆さんに話しかけられなかったけど、なんとか少しお話できました。この間のライブに行ったこともおぼえてもらえていて嬉しかったです。日曜喫茶も少し宣伝。来てもらえるといいな。

そのままひなぎくへ。手の空いた時にと買ってきたばかりのCDを手渡します。間もなく、スピーカーから流れる穏やかなリズム。ひなぎくの雰囲気と colobockle さんの展示にもぴったりです。タチモトさんは山崎さんにお会いしたことがあるとのことで、いつかコラボレーションなんかが実現したら素敵だろうな。
シンプルな言葉と透き通った声と穏やかなメロディ。余計な装飾を脱ぎ捨てた曲達が、心を素直にしてくれました。

 

2003/4/19

  • ordinaire [下北沢]
  • cafe gallery ひなぎく [荻窪]


予定のない週末はかつてそうしていたようにいつものカフェへとでかける。
文藝の保坂和志特集を読みながら、対談やレビューにうなずいたり、新たな 発見をしながら、小説を読んでいる時と同じように体の中に込み上げてくるものを感じている。
やっと自分のペースを取り戻して外へ出ると、目の前の光景にドキドキした。
空には虹がかかっていた。
虹を見たのはどのくらいぶりだろう。
街へ出るとみんな空を見上げている。
路地の隙間から、踏み切り待ちの電車の向こう側に、今まで見たどんな虹よりもまあるい弧を描く虹がかかっている。
みんな携帯のカメラで写真を撮っている。ぼくもいつも持ち歩くカメラを持ち合わせていなかったので、少し照れながら同じように携帯のカメラを空へ向けた。

虹が空の色と同じくなるとに合わせてヴィレッジヴァンガードに立ち寄る。雑誌をめくり、本を探す。まだ読んでいない保坂作品のエッセイを読もうかと思ったけど、「ライ麦〜」の村上春樹の新訳を手にとる。サリンジャーの中では一番有名だけど、あんまり好きになれなかった作品だけど、今の自分がどう感じるのか、訳者の違いでどう変わるのかを知りたくてレジへと運び外へ出た。

井の頭線から吉祥寺で乗り換えて荻窪へと向かう。ホームから目的の場所へと向かう足取りがだんだん早くなっていく。急ぐ必要はないけれど、何かに急かされているのを感じる。
ギイと扉を開けると、意外にも空いているのを見て安堵感を覚える。カウンターでお惣菜とビールと会話を楽しみながら、心が落ち着いていくのがわかる。
もう大丈夫。
眠らない街へと戻り、仲間達と2週続けて同じ場所で別の仲間の誕生日を祝う。
楽しい時間の余韻に浸りながら部屋へ戻り目を閉じたが結局眠ることはできなかった。


 

2003/4/13

  • colobockle 『three peony garden』
    荻窪 cafe gallery ひなぎく 〜4/22



日曜喫茶の後、楽しい週末を締めくくるためにひなぎくへ。
いつものように(と言っても最近だけど)カウンターでビールとお惣菜をつついていると、日曜日の夜にしてはお客さんがひっきりなしで、スタッフの皆さんも忙しそうです。
その理由はGallaryにありました。colobockleさんのボタンを使った雑貨やポスター、お話などが展示されているのです。なんだか見ていて楽しい雑貨達ばかりで、イラストの動物達や、飾られていた色とりどりのお花達もにぎやかに語りかけてくるかのようです。
ちょうど作者のタチモトさんもカウンターに座られていたので、少しお話を伺うことができたり、他のお客さんとお話できたりと思いがけず楽しい時間が過ごせました。
また期間中に行けるといいなー。週末は混むかなあ。


 

2003/4/12

  • ヤマムラアニメーション図鑑 [ユーロスペース]
    〜 4/18まで。5月下旬よりvol.2上映予定。
  • casual music nighit [高円寺 ROCK Ya!]
    DJ : ロミ/Chie/せきね/オオムラ/
    トミー相子(モノノフルーツ)
    Spesial Guest Live : キマタツトム


やっと念願の『頭山』が観れるということでユーロスペースへ。しかも今日は山村さんによるティーチインがあります。
『頭山』以外はほとんど先日のワークショップなどで観たことのある作品だったけど、やっぱりどの作品も興味深いし、『カロとピヨブプト』がスクリーンで観られるのも嬉しかった。
『頭山』はワークショップで製作過程を見せてもらったので、実際につながった作品を見て、細部もいろいろ気になったけど、題材の落語を現代版にアレンジしたストーリーと、ラストの描写が素晴らしかった。
ティーチインではCGを使わないことについての山村さんのこだわりにしばしば触れられていたけど、『カロとピヨブプト』の魚が雨の中を泳ぐシーンとか、『頭山』のラストとか非現実をより現実の世界のように見せることは1コマ1コマのつながりによって初めて生まれるものなんだと思う。それがCGだと非現実の世界は映像の中だけの世界としか感じられなくて、観る人の想像力をかきたてるものにはならないんだと思う。

その後、ユトレヒトに『paradise in pictograms THE WORK OF DICK BRUNA』の翻訳本を取りに行ってから、坂を下っていつもの美容室へ。空いてる時間に前髪だけ切ってもらうつもりで行ったらちょうど予約がもうないみたいで、いろいろと世間話をしたり、相談をしたりして、予定のない雨の午後、思ってた以上に有意義な時間を過ごすことができて嬉しかった。

そして高円寺に戻り、友達主催のイベントへ。
今回はゲストにキマタツトムさんを迎えるとあって、なんだか特別な感じです。
会場に着いて間もなくライブが始まりました。ギターの上手さに惚れ惚れするし、やさしくあたたかな声も魅力たっぷりだし、近所でこんないいライブが観られることが最高です。ライブ後少しお話できたので、さりげなく日曜喫茶も紹介しておきました(照笑)。
今日はロミの誕生日でもあります。午前零時を過ぎたら〜ってことでみんなでお祝もしましたとさ。おめでとさん。


 

2003/4/11

  • anniversaire [池袋 LIVE INN ROSA]
    サンガツ/on button down/Spangle Call Lilli Line/
    佐伯誠之助
    O/A : disco★star


実は初ロサライブです。イベントで来たことはあったけど。
ロサのタキザワさんのバースデー企画で、好きなバンドばかり集めたということだったのですが、かなり個性的なメンバーが集まってました。
on button down, Spangle Call Lilli Line もとてもよかったのですが、佐伯誠之助に全て持ってかれた感じです。
独特のテンションから発せられる言葉と卑猥な打ち込み音が響き渡り始めると、あまりのギャップに言葉を失って笑うことさえできなくなってました(つまりひいていた)。でもだんだん慣れてくるのが恐ろしい。。。
この後高円寺に新しくできた喫茶店でライブをやると言っていて、そう言えばどこかであやしい喫茶店ができてたなと思ったら、帰る道沿いで発見!入りたい衝動にかられつつも、ちょっと勇気がなくてやめちゃいました。

on button down を見るのは2度目だけど、声も然る事ながら、アチコさんの表情に見とれてました。なんだかプロの顔でした。
友達に連れられてライブの後アチコさんにあいさつをと思いつつなかなか会えずじまいです。次回は5/11に加藤さんがサックスでサポートで出るというので今度こそってことで行ってきます〜。

Spangle Call Lilli Line のドラムを Qunika でパーカッションやってる方がやっててびっくり。Coa つながりなんでしょうね。


2003/3/21


ひなぎくのスタッフが一年ぶりにライブをするということで、喫茶好きの仲間から声がかかり、一日だけ出張カフェをすることに。
とても頼もしい仲間と一緒なので、いつもの日曜喫茶とは異なり、フードメニューも充実です。フリカッセとポトフ。そしてケーキは白桃とさくらのケーキ・りんごとメイプルのケーキ・苺とチョコマーブルのケーキ。どれもとてもおいしいのです。
テーブルやお手洗いには朝早く市場から仕入れてきたお花をきれいに飾ってもらいました。入り口には一時は手に入らないと諦めかけていたぼたんまで!
BGMも今回のスタッフが持ち寄ったCDをかけたので、いつものひなぎくとはまたひと味違った雰囲気になりました。

開店後、最初はまばらだったお客さんも3時のピークを迎え、あっという間に満席に。
その後も流れは途切れず、普段のひなぎくでは見たことのない回転率でした。
混んでたので気をつかって頂いたのかもしれないですね。
満席で帰られてしまったお客さんもいらっしゃったとのことで申し訳ありませんでした。
ぼくはドリンク担当だったのですが、ひたすら珈琲淹れたり、チャイ・中国茶を淹れたりしてました。最初は緊張していたせいか、珈琲が飛び散ってTシャツがシミだらけになったり、絵に書いたようなドタバタぶりだったのですが(苦笑)、次から次へと入るオーダーに緊張してる暇も無く、だんだん要領が良くなっていったんじゃないかと思います。
慣れない立ち仕事ってこともあって、終わった後はとても体は疲れていましたが、気持ちは充実感でいっぱいでした。
手際が悪くてきっと淹れ方にもむらがあったと思うのですが、たくさんの方から美味しかったって言って頂きとても励みになりました。ありがとうございます。
今回の経験でいろいろと勉強になったので、もっと美味しく淹れられるようにこれからもがんばります。

今回のスタッフのマトさん、もりこさん、キハさん、クッキーを焼いてくれたマトさんのお友達けいさん、お花担当まいこさん、ひなぎくスタッフの皆さん、そして来てくれた皆さんどうもありがとう。大変だったけどやっぱり楽しかったし、また機会があればやってみたいな。
今回来て頂いた方も、都合が合わなくて来れなかった方もその時は是非。
それまでは日曜喫茶に遊びに来て下さいな(笑)。