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試作ホームページです。今回は自分で描いた絵をいくつか載せてみました。
初期の小型肉食恐竜で、世界各地に分布していた。体長は3mに達するが、骨が中空で、全体的にほっそりした体型だった。骨格がやや頑丈な個体と華奢な個体が発見されているが、性差ではないかと考えられている。化石の発見状況や足跡から、群で行動していたことが知られている。餌は昆虫などの小動物が中心だったと考えられているが、ときには幼い個体を共食いすることもあったようだ。腹の中に幼い個体を飲み込んだままの化石が発見されている。この絵では全身が羽毛に覆われた復元になっているが、羽毛の跡は化石からはまだ発見されていない。しかし、最近中国で発見された別種の小型の肉食恐竜で羽毛の跡が残っている化石が発見されており、全く可能性がなかったわけではない。
全長は6mに達した。頭部に特徴的な一対の骨質のとさか状突起がある。また、前顎骨と上顎骨の間がかなりくびれており、鼻孔の位置は他の獣脚類よりずっと後退している。この上顎の特徴はバリオニクスにもみられ、これらは近縁であると考える学者もいる。
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