『十五夜』
作詞/いけち 作曲/河村 啓司

   
肩をすぼめた帰り道 
車窓に映る自分の顔は
抜け殻みたい翳ったまま 
ため息ついたら 誰かが振り向く
欲しいものさえ見つからず 
何も買わずにコンビニを出る
このまま消えてしまおうか 
足をくじいても 誰も気づかない
ふと仰ぎ見る星空に 
まばゆく光る白い月 
心の中まで照らされたようで
嘆いていないか いじけていないか 
くさっていないか 諦めていないか
いま決めた 自分に誓った 
いつか輝いてみせる あの月のように

昔 誰かに聞いたこと
 赤く激しい炎じゃなくて
 青白いほうが熱いって 
静かな声でも 思いは伝わる
競い合うから 負けがある 
自分は自分 この道しかない
夜に太陽はないけれど 
おかげで星座が こんなにもきれい
ふと仰ぎ見る星空に 
まばゆく光る白い月 
2匹のうさぎが飛び跳ね回る
比べていないか 恨んでいないか 
妬んでいないか ひがんでいないか
いま決めた 自分に誓った 
いつか輝いてみせる あの月のように
いま決めた 自分に誓った 
そして君を照らす あの月のように


ここをクリックすると曲を聴くことができます。
音源はwavです。