ぼくが昼のドラマにはまったのは、「しのぶ」というドラマからである。 これは関西テレビ系列昼の:30分から放送されていたものであり、 この手のドラマはいまだに形はかえども生き残り続けている。 それ以来、すべてをみているわけではないが、 チャンネルは行き来せどその時間帯に放送しているドラマに 結構魅了されたことは多かった。 「約束の夏」「ああ無情」「ラストダンスをもう一度」 「とっても親子」「ぽっかぽか」「わが子よ」「****(だいかぞくのはなし)」 などなど、数多くあるのだが、その中でも特に魅力を感じるのは、 「愛の嵐」、「華の嵐」、「夏の嵐」の三部作である。 これを我々は、嵐シリーズと命名することにした。 ここでは、この嵐シリーズについて記述する。
嵐シリーズでもっとも知名度が高い題名は何と言っても、 「愛の嵐」である。 しかし、本当に知名度があるのは「華の嵐」その次に「夏の嵐」 である。意外に「愛の嵐」は知られていない。 というのは、知られている事実として、「嵐シリーズは 高木美保と渡辺裕之の二人の愛の結ばれる物語で、 長塚京三がそれを執拗にじゃまをするシリーズだ。」 というものがある。これはあきらかに、「華」「夏」のストーリーのことを 指している。 残念ながら「愛の嵐」は、この説明には合致しない部分がある。 簡単にいえば、ヒロインの女優が違うのだ。