2009年9月27日
本日は、高安寺の東にある下川原緑道を南へ向かい、三千人塚を見て、府中本町駅から昼の大国魂神社のくり祭(秋季祭)を見て、ビールをいただいて、府中駅にて終了。
下川原緑道を南へ
下川原緑道(北から)
この緑道(歩行者と自転車のみ通行可)をまっすぐ南へ行くと、郷土の森博物館に至ります。
道がまっすぐなのは、元は下川原線という鉄道の線路だったからです。
下川原緑道で見かけた彼岸花
下川原緑道で見かけた彼岸花
緑道は、ちょうどここで二股に分かれます。今日は、南東へ向かいます。
下川原緑道からそれた緑道で(南東から)
この緑道も線路の跡で、この先に東京競馬場へのアクセスの駅があったそうです。
途中、緑道を離れ、南に少し行きました。
道路が張り出したところが三千人塚(北から)
三千人塚(北西から)
三千人塚(北東から)
三千人塚の看板(北から)
塚の上に立つ板碑(西から)
緑泥片岩製の板碑は、鎌倉時代中期、康元元年(1256)の紀年銘をもつ、多摩地区では古い板碑です。
矢崎町防災公園(南西から)
本来の役割で使われることなく、子ども達が遊ぶ公園として、使われ続ければ良いのですが。
大きな地震などが来ないことを・・・・・。
くりばやし餃子(南から)
JR南武線・武蔵野線府中本町(ふちゅうほんまち)駅西側に、「くりばやし餃子」の販売所ができていました。
ここの餃子は結構好きで、府中伊勢丹の道をはさんだ北側のくりばやしではよく買いました。
焼いたのもあるようです。
大国魂神社くり祭(秋季祭)(北から)
日が落ちると、約260本の行灯に灯が入り、けやき並木方向からは、府中囃子の音が聞こえてくる、しっとりとしたお祭りです。
世界のビール BEER HOUSE KEN(南西から)
大国魂神社の東側にある酒屋さん。
世界のビールの名に違わず、保冷庫には世界のいろいろなビールが列んでおり、店内でいただくこともできます(昔の酒屋は、だいたいそうでしたが)。
また、神社のお祭りのときなどには、生ビールの販売(皆さん店内で飲んでいます)があります。
ちなみに、本日の目的はこれです。
なおこのお店、武蔵国衙(こくが)の中枢を区画する、北側の大溝の真上に建っています。
国衙中枢を区画する北側の大溝は、この店を東西に縦断するものと考えられ、ちょうど写真の今開いている入り口あたりを通って、奥のレジあたりを通過すると考えられます。
本日の生ビール
本日の生ビールは、「オクトーバー・フェスト」(ドイツ)と、「日本物語エール」(静岡)でした。
いずれも、ハーフ・パイントずつですが、国衙中枢を区画する北側の溝の上で、美味しく頂きました。
京王線府中駅南側 ペデストリアンデッキ上(北から)
京王線府中駅改札は2階にあり、その南口を出ると、ペデストリアンデッキが南へ延び、伊勢丹・フォーリス・くるるなどの商業施設とつながっています。
改札を出て、すぐ南を見ると、ペデストリアンデッキの真南だけビルが切れ、多摩川対岸の低丘陵が望めます。
この低丘陵が、万葉集に出てくる「多摩の横山」です。
なお、このペデストリアンデッキは、武蔵国衙と武蔵国分寺を結ぶ。古代の南北道路跡の真上に建っています。
では、府中駅につきましたので、本日のぶらり歩きはここまで。