Release: 2007/12/05

はじめに

このスクリプトは chris kloiber氏の mkdvdiso.sh に触発されて作ったものです。

RedHat あるいは CentOSなどのインストールメディアとなるの複数のISOイメージから 1枚のDVDイメージを作成するものです。

Chrisのものと違いシンボリックリンクで処理しているため、 作業用のディスクスペースをほとんど使いません。

使い方

引数の指定を間違えるか、—helpオプションで簡単なメッセージが表示されます。

[root@cluster ~]# mkdvdiso.sh  --help
Usage: mkdvdiso.sh [--no-checkiso] ISO_dir /path/to/DVD.iso VolumeName

  The 'iso_dir' is a directory containing a single set of isos.
  Currently, support distributions are:
        RedHat, CentOS, Scientific, WhitBox, Lineox

root権限で次のように実行します。

[root@cluster ~]# mkdvdiso.sh  /share/distro/CentOS/4.5/x86_64 \
                        /tmp/CentOS-4.5-x86_64  CentOS-4.5-x86_64

はじめの引数が対象ディストリビューションのセットだけが格納されたディレクトリで、 次の引数で生成されるDVDイメージをどこに書き出すかを与え、 最後の引数でボリューム名を指定します。

オプション

デフォルトの処理で生成されたDVDで起動するとメディアチェックの画面が現れます。

これは、 mkdvdiso は内部で、anaconda-runtime パッケージに含まれている implantisomd5 を呼び出してメディアチェックのための情報を埋め込んでいるためで、 この処理が不要ならば —supported-iso オプションを付けて実行してください。

TIPS

私が通常使用しているのは mandriva 2008.0 というLinuxディストリビューションです。 このディストリビューションには anaconda-runtime は無いのですが、 CentOSのディストリビューションから持ってインストールして動作させています。

ダウンロード

ここからダウンロードしてください。

mkdvdiso.sh

ライセンス

GNU General Public License です。

GPLの詳細については次を参照してください。

http://www.gnu.org/copyleft/gpl.html