bacula はマルチプラットフォーム、マルチクライアントをサポートする
統合バックアップシステムです。
この資料はビルドやインストールで必要な作業について、
とりまとめた個人的な備忘録です。
オリジナルの bacula-3.0.0.tar.gz には、
RHEL5などQT4.2の環境でbatをビルドできないというバグがあります。
原因は開発者がQT4.3を使ってフォームをデザインしているためです。
QT4.3にアップディトしてビルドするという方法もありますが、
それぞれのフォーム記述ファイル(*.ui)をQT4.2のdesignerで開いたのち、
上書き保存することでビルドできるようになります。
RHRL5 の場合:
# rpmbuild --define="build_rhel5 1" \
--define="build_x86_64 1" \
--define="build_mysql 1" \
--define="build_gconsole 1" \
--define="build_bat 1" \
--define="build_python 1" \
bacula-3.0.0-1.src.rpm
プラットフォームにより build_rhel5 が build_centos5、build_sl5 などに
変わります。
バックエンドで使用するDBMSにより、
build_mysql が build_sqlite もしくは build_postgresql に変わります。