Cascading Style Sheet


  • 概論
    Cascading Style Sheet(以下、CSS)はドキュメントのレイアウトを自由自在に扱うことのできる技術です。
    例えば 今までの HTML では <FONT SIZE="7"> が最大文字サイズでしたが、 CSS を使用すると画面いっぱいに1つの文字を表示させることもできます。 また、文字だけではなく背景画像を制御することができます。
    中でも最大の特徴は、ドキュメントのあらゆる要素(タグ)に領域を持たせ、その領域を CSS で定義することによって自由なレイアウトを行なうことが可能になりました。

    CSS の定義方法は以下の3種類があります。

    1. BODY部分に直接タグで定義する
    2. HEAD部分で定義する
    3. 別のファイルから定義を読み込む

  • 使用上の注意
    CSS は HTML3.2 から実験的に採用され、HTML4.0 からは「ドキュメントの構造は HTML、 レイアウトは CSS で行う」と定義されて正式採用になった新しい技術です。 そのため表示可能なブラウザはまだ少ないと言っても過言ではありません。 基本的に対応していないブラウザにおいてはドキュメントの構造に影響を及ぼさないように なっていますが、完全対応してないブラウザでは表示が乱れてしまうときがあります。
    使用する場合は「注意書き」を記載するか、JavaScriptを使用してブラウザの振り分けを する必要があります。