諸ルール(Infiniverse Newsletter Vol.1 No.4より)  まず予告をしたいと思う。Infiniverse Newsletterで紹介されるルール は開発中のものであり、サプリメントとして出版される際に変更されるこ ともある。こういうルールには、出版して使用する前にある程度検討した 方が良いものもある。Infiniverse Newsletterを定期購読していないゲー ムマスターとプレイするなら、このルールのコピーを見せてあげることに なるだろう。 時間経過による技能の成長  ポシビリティを使って技能を成長させるルールは既に紹介されていて、 これはストームナイトが手っ取り早く成長していく最善の方法である。し かし、ストームナイトはまた技能を得るために訓練することもできる。訓 練は、オーズが技能を成長させる唯一の方法である。  訓練のためには、その技能を鍛える事だけに専念しなくてはならない。 1日に8時間、1ヶ月に最低25日を訓練に費やしたなら、「1ヶ月訓練 した」とみなす。技能を成長させるのに必要なポシビリティの値を基本値 とする月数を訓練に費やせば、技能を1レベル伸ばす事ができる。 例:<疾走>を3レベルから4レベルに成長させたい。そのためには4点  のポシビリティが必要である。基本値4を変換すると6になるので、6ヶ 月訓練することで4レベルにすることができる。  新しい技能の最初の1レベルを修得する場合も、同じルールを使う。独 学(教師なし)で<変成魔法>を身につけるなら10ポシビリティが必要 であるので、訓練には100ヶ月かかる。  ストームナイトは、技能成長のために訓練してもいいし、ポシビリティ を支払っても良い。但し、両方を組み合わせることはできない。オーズは、 訓練でしか技能を成長できない。 プレイヤー人数によるカード使用  プレイヤーの人数は、プレイヤーが組み合わせてカードを使用できる可 能性に間違いなく影響する。プレイヤー人数は3〜6人が最適と考えてカー ドデッキのバランスを取っている。Infiniverse Newsletter購読者からの 反応を見ると、この範囲から外れたプレイヤー人数でプレイしているとこ ろが、明らかに相当数ある。以下の選択ルールは、最適人数を外れたプレ イヤーでプレイする場合に、ゲームバランスを保つ助けとなる。 プレイヤー1人:プレイヤーは8枚のカードを受け取る。(戦闘などのラ ウンド進行で)場札を作る必要が生じたら、まず手札から3枚を場札に出 すことができる。リーダーシップカードは、2枚のカードを手札から場札 に置いて、手札を8枚にすることができる。奮起カードは、手札を8枚に することができる。援助カードは、NPCに対して使うか、捨てることで カードを1枚引いてくることができる。 プレイヤー2人:各プレイヤーは6枚ずつのカードを受け取る。場札を作 る必要が生じたら、各プレイヤーはまず手札から2枚を場札に出すことが できる。リーダーシップカードは、そのプレイヤーの手札を6枚に戻すこ とができる。奮起カードは、各プレイヤーの手札を6枚ずつにすることが できる。 プレイヤー3〜6人:ルール変更なし プレイヤー7人以上:1ラウンドに、1人のプレイヤーが交換したり、リー ダーシップカードで受け取ったりできるカードの最大枚数は6枚である。 つまり、リーダーシップカードで2枚のカードを受け取ったプレイヤーは、 そのラウンドには4枚しかカード交換ができないのである。この制限によっ て、「(1ラウンドで)選り抜きの良いカードを集中する」事について、 7人以上のプレイヤーがいる場合と少数プレイヤーの場合で均衡が取れる。