▼奥義自作項目一覧(★印は、誤訳と思われる項目) +1 ダメージを増やす(+1ごとに) +2 敵を「技能なし」にする +3 敵を「萎縮」させる +2 敵を「疲労」させる +4 敵を「逆転負け」に追いこむ +3 敵を「転倒」させる +3 イニシアチブを取る +4 自分が続くラウンドに「高揚」する +2 必ず「通常の不意打ち」になる ★+2 ペナルティなしの複数回行動になる(多対一行動 の「成功人数決定表」から求める。「攻撃回数」 を人数の欄に当てはめ、そのときの成功度の欄の 値が複数回行動の修正値)   攻撃回数 コスト    2回   2   〜4回   4   〜6回   6  〜10回   8  〜15回  10 +2 本来なら行えない奥義が毎ラウンド行える +2 戦闘以外のボーナスがある +4 身体ダメージ以外を与える ★+2 範囲攻撃(さらに、メートル単位の半径を加える) ★+2 運動限界値を増やす(さらに、増やす値+2を加 える) −2 戦闘の最初のラウンドのみ −1 2ラウンド連続では使えない −1 使用者が「転倒」する −1 失敗すると使用者が「混乱」する −2 使用者は次のラウンド「萎縮」する −4 「急所攻撃」でなければならない −1 両手が必要である −1 技能判定が必要 ▼追加の項目(ハウスルール) +2 有射程(1-3/5/10)、近中遠の射程基本値のいず れかを1増やす毎に+2 +1 技能基本値/能力値を1増やす毎に(但し、戦闘 行動に直接関わらない技能/能力値の場合、「戦 闘以外のボーナスがある」を併用する事) +2 相手の特定の能力値を、1ラウンド−1 +1 投げボーナス(旋空投と同様のダメージ)、但し 転倒は別コスト −2 スタンダメージ −4 1日1回 −1 使用者が疲労する(2ショックで−1、3ショッ クで−2、5ショックで−3..) −3 使用者が1レベル負傷を受ける(ポシビリティで の軽減不可) ▼自作流派作成のルール(原書に従った内容) ・目録の奥義:5種類、奥義コスト1〜4で作成、戦闘行 動や直接戦闘に関わる行動にボーナスのあるような奥義で なければならない。 ・免許の奥義:2種類、奥義コスト5〜7で作成、戦闘に 関係しない行動や、運動限界値にボーナスを与える奥義が 可能。 ・皆伝の奥義:1種類、奥義コスト10以上で作成、使用 時に(奥義コスト−5)÷5(端数切捨)のポシビリティ が必要、およそどんなものでも構わない。 ▼剣術流派(ハウスルール) ○剣術流派の定義 一般には、風の民の流れをくむ者が、武器の使用を前提と して組み立てた流派である。「剣術」と呼ぶが、剣以外の 武器を主体とする流派でも構わない。 風の民の大半は、こういう流派の存在をあまり快く思って いないだろう。 ○ルール上の定義 <武道>の亜種として、<武道(剣術)>を導入する。実 際には、<武道(剣術:柳生新陰流)>というような記述 になる。 ○剣術流派の戒律 奥義ポイント合計で決まる通常の数の戒律に加え、「流派 の得意分野武器以外は使わない(二刀流の場合は、副武器 も使用可)」という戒律が自動的に追加される。 以下の場合には、例外的にこの戒律を破っても構わない。 ・その武器が手元にない ・魔法の武器でなければまったく傷つかない相手 (相手のアーマー基本値がただ高いだけとか、オー ロシュのホラーパワー「通常武器への耐性」の場 合は、傷つける事が理論上可能なので、この例外 にはならない) ・いかなる場合も素手攻撃(素手で使用する奥義 を含む)の使用は認められる。 ○技能の修得 通常の<武道>の修得ルールに従う。加えて、流派の得意 武器として格闘/白兵戦/投擲武器を1種類(2種類の異 なる武器の二刀流なら、主となる武器)選び、1ポシビリ ティを支払って<武道(剣術)>の得意分野とする事。こ れは、<武道(剣術)>の修得と同時に行わなければなら ない。 キャラクター作成時から<武道(剣術)>を持っているな ら、初期ポシビリティから1点を支払う。冒険の過程で <武道(剣術)>を修得したなら、技能修得と同時に1ポ シビリティを支払う事。 ○流派の奥義 <武道(剣術)>の奥義には、武器使用奥義を含む。この 奥義は、流派の得意武器(および、それを主武器とする二 刀流)でしか使えない。目録、免許、皆伝の奥義のうち、 最低でも以下に示す数だけは、武器使用奥義(武器を使わ ないと使用できない奥義)として作成する事。 目録の奥義のうち2つ 免許の奥義のうち1つ 皆伝の奥義 ○利点 ・<武道(剣術)>は、<格闘><白兵戦>の代わりに使 用でき、接近戦と手投げ/射出武器に対する防御技能とし て使用できる。 ・<武道>を持たない相手に対して《敏捷度》ベースの行 動をする場合、達成値に+1のボーナスがある。 ・流派の得意武器を使って<武道(剣術)>で攻撃する場 合、命中に+1のボーナスを受け(「得意分野」による効 果)、《筋力》を1高いものとしてダメージを算出する。 (但し、奥義のダメージ算出にはこの+1は適用されない) ・<武道(剣術)>の素手攻撃(奥義を除く)のダメージ 基本値は、《筋力》+1(スタンダメージにはならない)。 ・オーロシュのホラーパワー「通常武器への耐性」に対し ては、武器使用時は通常武器として扱う(奥義含む)。但 し、「身体ダメージ以外を与える」奥義は、通常武器とは 扱わない。素手による<武道(剣術)>攻撃(奥義含む) は通常武器とは扱わない。 ○決闘 決闘に関するルールは、基本的に通常の<武道>の場合と 同様である。しかし、相手の<武道>技能の種類や、どち らが申し込んだかによって、以下のように変更される。 以下で言う「武器の使用」とは、<武道(剣術)>の場合 は流派の得意武器のみである(二刀流なら副武器も)。通 常の<武道>流派では、1つまたは2つの格闘/白兵戦/ 投擲武器の使用が認められる。 ・通常の<武道>流派に決闘を申し込まれた場合 「武器を使用すること」を宣言することができる。 宣言するなら、申し込んだ側は決闘の申し込みを 取り下げるか、武器使用を認めて決闘を行う事が できる。後者の場合、申し込んだ側も(望むなら) 武器を使用しても、禁忌とはならない。 武器使用を宣言しないなら、両者は武器を使用で きない。 ・通常の<武道>流派に決闘を申し込んだ場合 相手側の決闘のルールに則って、両者は武器を使 用できない。 ・<武道(剣術)>同士の決闘の場合 決闘を行わなければならない。両者が武器を使用 できる。 ○奥義と戦闘オプションの使用制限 ・目録の5つの奥義を修得するまで、武器使用奥義と「急 所攻撃」の併用はできない(但し、急所攻撃前提の奥義は 使用可) ・免許の2つの奥義を修得するまで、武器使用奥義と「複 数回行動」の併用はできない(但し、複数回行動を含む奥 義は使用可) ・皆伝の奥義を修得するまで、武器使用奥義と「特攻」は 併用できない(但し、特攻前提の奥義は使用可) ○武器使用奥義作成の条件 通常の奥義作成ルールのうち、以下の項目は使えない +1 ダメージを増やす(+1ごとに) ★+2 ペナルティなしの複数回行動になる(多対一行動 の「成功人数決定表」から求める。「攻撃回数」 を人数の欄に当てはめ、そのときの成功度の欄の 値が複数回行動の修正値) ★+2 範囲攻撃(さらに、メートル単位の半径を加える) +4 身体ダメージ以外を与える −1 両手が必要である 以下の項目を追加する +2 武器使用奥義のダメージを、《筋力》が1高いも のとして求めることができる。(《筋力》+1ご とにコスト2) 右記 ペナルティなしの複数回行動になる(多対一行動 の「成功人数決定表」から求める。「攻撃回数」 を人数の欄に当てはめ、そのときの成功度の欄の 値が複数回行動の修正値を「二倍」にして、それ をコストにする)。但し、二刀流の場合、2つの 武器で交互に切り付けるなら、コストは二倍では なく1.5倍(端数切り上げ)になる。 +2 武器を行動なしで構える(弓に矢を番える場合な どもこれに含む) +4 「弓を構えて矢を番える」「2つの武器を二刀流 で構える」など、2つの行動を行動なしで終わら せる。 +3 範囲攻撃(さらに、メートル単位の半径の1.5 倍を加える、端数切り上げ) +2 片手で使用できる(両手武器のみ) +2 気絶攻撃(負傷1レベルごとに3ショックダメー ジに置き換わる。それ以外のダメージは通常通り) +4 身体ダメージ以外を与える(格闘/白兵戦武器) +6 身体ダメージ以外を与える(投擲武器、有射程攻 撃) −1 両手を使う必要がある(「片手武器を両手持ちす る」あるいは「片手に武器を持ち、もう片方の手 が空いていないと使えない」奥義) −1 特攻を前提とする −2 鞘に収めていなければ使えない(鞘付きの剣類の み)