速報とうわさ(Infiniverse Newsletter Vol.1 No.7より) <<速報>> 1.今日までに集められた情報に基づいて、ストームナイトはスゥエー デンのレーデンシュトック山頂にあるアメジストの城を襲撃する準備を する。堅固な城壁の内側では、アイルの魔法使いが、醜い手下たちの手 によって略奪されてきたハーブや護符を使って、自分の身体に(かりそ めではない)真の生命を呼び戻す儀式を始めている。  アメジストの軍勢はストームナイトと既に2回遭遇したので、アメジ ストは今が、魔法儀式の最も重要な段階を行う最後のチャンスだと確信 している。  アメジストは、誰かが城に侵入しようとするのをただ遅らせるために、 グールやスケルトンの軍隊を要塞の周りに配備した。さらに、城内で戦 略上重要な場所には、軽率な敵を打ちのめすための魔法的結界を施した。  ストームナイトは、放火された村々や、アメジストのアンデッド軍に よって倒された者を嘆く家族たちを見てきており、アメジストの底知れ ぬ邪悪さを良く知っている。どんな危険を冒そうとも、アメジストが当 然の義務である「死」をごまかそうとする努力を止めなければならない。 アメジスト 敏捷度:9  回避10、格闘10 筋力:8 耐久力:9 知覚11  変成魔法12、感知魔法12、知識(魔法伝承)12、トリック12 知力:12  創造魔法15、威圧13 魅力:8  魅了9、説得9 精神力:9  不正11、威嚇10、リアリティ10 ポシビリティ:ストームナイトの人数×2 魔法知識:真の知識6、炎5、魔法3、命なき力3、闇3 呪文:コンジャード・ファイヤーボール、ディテクト・マジック、エク   ストラディメンジョナル・ゲート、ライトニング、メイジ・ダーク 目的:真の生命を取り戻し、ユーソリオンをアイルレルムの統治者に復   帰させることで、もっと権力を得ること。 グール、スケルトン:トーグ基本ルールまたはアイルソースブック参照 危険なイベント:城内へと突入してアメジストと対峙し、儀式を止める   ことができ、その過程でアメジストを捕らえることができれば、良   い成果である(ポシビリティ6点以上)。儀式は止めたがアメジス   トを捕らえられなければ、それなりの成果である(3〜5点)。儀   式が完了するのを止められなければ、失敗である(2点以下)。 2.ストームナイトは、もう一度サイバー教皇領のロケット基地に突入 するように依頼される。最初の侵入によって集められた情報と、ヒュー ストンの使節についての捜査によって、コアアースの当局はジャン・マ ルローの宇宙計画は明らかな脅威と確信している。ストームナイトの任 務は、現在製造中の衛星ネットを破壊することである。宇宙から成し遂 げるのが最適であるらしい。基地の警備はかなり厳しくなっているので、 基地に近づくのは前回のように簡単には行かない。  ストームナイトの目的は、3日以内に打ち上げる予定の通信衛星を積 んだシャトルである。ストームナイトはシャトルをハイジャックし、ネッ トを構成する他の衛星を使えないようにするため、電子的に混乱させる 信号を発信するように積み荷のプログラムを書き換えなくてはならない。 しかし、ストームナイト予期しなかったもう一つの要素があった。ニッ ポンテックのエージェントが既に基地に潜入し、契約忍者トジュオマと 技術者リンスンの2名を、シャトル搭乗員として配属させていたのだ。 彼らの任務は、ネットワークを機能しないようにするだけではなく、シャ トルを基地に墜落させて破壊することである。ストームナイトが乗り込 んでいることに彼らが気づいたら、シャトルの管制コンピュータにハッ キングして、確実に墜落させられるようにあらゆる手段を講じるだろう。 サイバー司祭:トーグ基本ルール参照 トジュオマ(訳注:「トウヤマ」「トウジョウ」などのつもりなのかも^^;) 敏捷度:13  回避14、錠前破り14、間合い14、武道(忍術)16、投擲武器  14、手品14、隠れ身14 筋力:8 耐久力:10 知覚:9  トリック10 知力:10  威圧11 魅力:9  魅了10、説得10、挑発10 精神力10  威嚇11、リアリティ11 ポシビリティ:8 装備:手裏剣 (+3/11) 3-5/10/15 目的:雇い主への奉公において、誇り高い死を迎える アイト・リンスン博士 敏捷度:8  回避9 筋力:8 耐久力:8 知覚:12  航空機操縦13、手掛かり分析13、発見13、知識(衛星技術)  14、宇宙船操縦14 知力:12  科学(コンピュータ)15、威圧13 魅力:9  魅了10、説得11、挑発10 精神力:9  リアリティ10 ポシビリティ:5 装備:短剣 (+3/11) 目的:ゴッドネットを世界中に広げようとするサイバー教皇領の計画を   覆す 危険なイベント:マルローの衛星ネットワークを破壊し、リンスン博士   を捕まえること。もしも両方が成功したら、良い成果である(ポシ   ビリティ6点以上)。衛星を破壊しただけなら、それなりの成果で   ある(3〜5点)。中継衛星の破壊に失敗したなら、失敗である   (2点以下)。 3.偽りのクォーターメイン大統領誘拐を暴露したことで、ストームナ イトはデルファイ評議会の「ストームナイト登録法」に従うかどうかを 48時間以内に決めるように告げられる。  宿舎に戻ってくると、怒りに震える声が漏れ聞こえてくる。一人は、 ここ数ヶ月の自然災害を正確に予測した科学者として物議を醸し出して いる、ハイラム・ウィック博士である。最近の予測には、ウィンストン、 オレゴンを直撃した地震などがある。彼は、デルファイ評議会の市民防 衛局長と論争し、「There won't be two stones left standing together!」 (訳注:どう訳せばいいでしょうかね)と叫んでいる。  ストームナイトがウィンストンへ行って集落の全住民を避難させるこ とを、あるデルファイ評議会のメンバーが示唆する。しかし、出発前に 元評議会メンバーのタイリーシアスから伝言を受け取る。タイリーシア スによると、ハイラム・ウィックは外見通りの者ではないそうだ。事実 ハイラムは、レジスタンスの集落での自然災害を予知する(あるいは引 き起こす)ために、デルファイ評議会に雇われているアイルの魔法使い である。災害によって、住民を安全なコアアースへと逃げ戻らせるので ある。ウィックは、まもなく地震が起こることを人々に「納得させる」 ため、スパルタンの一団を連れてウィンストンへ行く予定である。住民 が避難を拒否したら、ウィックは地震を起こして全員殺し、そして彼ら の死を宣伝して、デルファイの指令に従うように他の同じような集落の 住民を脅すだろう。タイリーシアスは、多くの者の命が奪われる前にウィッ クを止めなければならない、と告げる。 ハイラム・ウィック 敏捷度:9  回避10 筋力:8 耐久力:8 知覚:11  変成魔法13、発見12、トリック12 知力:13  移送魔法16、創造魔法14、意志力14 魅力:9  魅了10、説得10、挑発10 精神力:8  不正9、威嚇9、リアリティ9 ポシビリティ:10 魔法知識:大地5、命なき力4、炎4 呪文:アースクエイク、ダスト・トゥ・ウォーター、コンジャード・ファ   イヤーボール、ウェザー・コントロール 注記:アイルの魔法使いだが、完璧にコアアースの科学者のふりをして   いる。中年で、赤茶色の髪をして、眼鏡をかけ、白衣を着ている。 ■アースクェイク  /地震  アクシオムレベル:9  技能:<移送>/大地21  反作用:22  難易度:14  効果値:25  ボーナス項目:効果値  範囲:16(1.5キロメートル)  持続:18(1時間)  詠唱時間:25(1日)  操作:コントロール、持続  脅かされると地震を起こす能力を持つことで有名な、アースドラゴン の鱗がなければいけない。術者は、鱗をテーブルの中央に置き、そして ゆっくりと、テーブルを最初穏やかに最後は激しく揺り動かす。呪文が 発動されると、範囲内の地面が揺れ始める。地震によるダメージは、呪 文の効果地に等しい。呪文の範囲は、半径1キロメートルである。地震 は、範囲の中央から始まって、毎ラウンド100メートルの速さで広がっ ていく。これは、10ラウンド後に範囲全体がゆれるようになるまでで ある(訳注:範囲外が揺れることはない)。 スパルタン:トーグ基本ルール参照 危険なイベント:ストームナイトがウィンストンの破壊を阻止し、ウィッ   クの正体を暴くことができれば、良い成果である(ポシビリティ6   点以上)。ウィンストンは救ったがウィックを疑えうに十分な手が   かりを集められなければ、それなりの成果である(3〜5点)。ウィッ   クを止められず、ウィンストンが破壊されてしまったら、失敗であ   る(2点以下)。   加えて、冒険が終わったらストームナイトは登録について答えるた   めに、デルファイ評議会と向かい合わなければならない。どのよう   な答えをしても、冒険の結果に影響を与えないが、今後のリビング   ランドやコアアースのアメリカ合衆国での冒険に関係するかもしれ   ない。 4.仇敵ブラックプールとの戦いに勝利し、ザ・ウィスパーは数十年前 にヒーローとしての活躍をやめた(Infiniverse誌 No.1に関連記事があ る)。しかし彼は、テーベの犯罪組織とメビウスのショックトルーパー の両方と戦っていたので、当局からは「無法の自警団員であり、帝国に とっての脅威」との烙印を押されていた。  ザ・ウィスパーは隠密能力で有名であったが、市内全域を敵に回して いるので彼の行動は妨げられている。そのため、ザ・ウィスパーは、彼 の現在の仇敵であるおそるべきザ・タロンを捕まえるために、ストーム ナイトに連絡を取り助力を求めようとしている。  ザ・タロンとその手下どもは、ほんの数ヶ月前にテーベに現れ、大胆 にも昼間から強盗や殺人を繰り広げている。どの事件も、同じように奇 妙なものである。目撃者たちは誰も彼も、自分が犯罪を犯したのだと主 張するのだ! ナイルのショックトルーパーが強盗事件の現場に到着し たところ、15〜20人の人たちが皆、「自分が窃盗した」と主張している だけだった。まれに真犯人が捕まった(もちろん、盗品を隠し終えた後 である)場合、ただ真犯人以外が知らないようなことを白状しないよう に注意しているだけである。  警察は困惑しているが、ギャングが、ガスを吸い込んだ者全てが、目 撃した犯罪行為を自白するように強要するような無色無臭の幻覚誘発ガ スを使っていることに、ザ・ウィスパーは気づく。  ストームナイトの役目は、この犯罪騒動で甚大な被害や大勢の死を引 き起こす前に、ザ・タロンを止めることである。 ザ・タロン 敏捷度:10  回避11、銃器戦闘13、白兵戦11、隠れ身11、格闘11 筋力:9 耐久力:9 知覚:11  手掛かり分析12、発見12、知識(犯罪学)12、トリック12 知力:10  威圧11 魅力:9  魅了10、説得10 精神力:8  威嚇9、リアリティ9 本性:悪 ポシビリティ:ストームナイトの人数×2 装備:9mmルガー (15) 3-10/25/60、装弾数8    セロンガスカプセル([マインド・コントロール]基本値21、    範囲0-5/15/30、4時間持続) 注記:ザ・タロンは実はテーベの下級職員であり、科学好きがこうじて   偶然にもセロンガスを作ってしまった。 危険なイベント:ストームナイトがザ・タロンを阻止し、セロンガスの   予備を処分できれば、良い成果である(ポシビリティ6点以上)。   犯罪者は阻止できたがガスの予備を処分できなかったら、それなり   の成果である(3〜5点)。ザ・タロンと手下どもを止められなけ   れば、失敗である(2点以下)。 <<うわさ>> 1.ユーソリオンが憑依しているバイキングの族長ソーフィン・ブヤー ニが、影響力のある誰かに見つかり、闇のハイロードを暗殺する計画が 現在進行中である、という報告がアイルから届く。この動きの裏に誰が いるかはまだわからない。噂によると、計画の背後にいるのは、アーディ ネィその人だったり、「侵略によって利権が獲得できる」とユーソリオ ンに騙されたと感じたダレロン公家の地位高き者だったり、ニッポンの エグゼクティブだったり、諸説ある。  いくつかの食い違う話があるが、ユーソリオンにとって脅威が迫って いるのは事実のようだ。ノルウェーでユーソリオンを窮地に追いやって もう一度完全に殺すために結成された部隊に参加するように、アイルだ けでなく他のレルムのストームナイトにも呼び掛けが行われている。 2.シベリアで研究しているソビエトの科学班が、ツングースカ地区で の放射能レベルが、ここ数日で明確な理由もなく急激に上昇していると 報告している。奇妙なことに、この地域は1908年(いや、その時期に核 爆発と言うのは..^^;)に核爆発が起きたと言われている地域に近いよ うである。研究員たちは放射能レベル上昇の原因を見つけることはでき ていないし、80年代中盤に起きたチェルノブイリ原発事故と何らかの関 係があるという説を軽んじている。  わかっていることは、日本の知念不動産の代表者がツングースカ地域 の土地を買い取る交渉をしていることと、おそらくジャン・マルローの 宣教師として活動しているサイバー教会のエージェントがポリグス村や バイキト村のそばで目撃されていること、である。どちらのグループも、 かつて爆発のあった場所に興味を持っていることは明らかである。 3.バラク・カーの軍勢による祖国侵略に対して、アメリカ人は様々な 方法で反抗している。製造業者は、以下のようなものを作って利益を出 している。「コマンドー:スティーヴ・スパルタン」人形、持っている フロクトの若木が、レバーを引くと槍に変わるエディーノスのアクショ ンフィギュア、ポシビリティ戦争をテーマにしたTRPG「ザ・ファイブ・ レルムズ」(デルファイ評議会は、ニッポンがハイロードに侵略されて いるという言及を禁じているので、レルムが5つなのである)、「レジ スタンス村での熱狂的な戦いセット」、などなど。キャンプ用品は製造 する端から売れている一方、ほとんどの人にとってリビングランドでは 使えないので、銃の売り上げは落ちている。ナイフなどの白兵戦武器の 売り上げは、好調である。  テレビでは様々なニュースネットワークが、アメリカでの戦いについ て毎晩1時間情報を流していて、その内容は大抵、ポシビリティ能力者 のカメラマンによる映像か、「全て上手く行っている」というクォーター メイン大統領の自信のほどである。  テレビ伝道家は、ラナーラの宗教について触れ回り始め、この宗教を 理解し信じることは、侵略者に立ち向かう時に慈悲を与えることになる だろう、と主張している。当然、こういう広告屋は改宗を説いたりしな い。なぜなら、ジャカットは金銭の概念を理解しないし、ただ他の「死 せるもの」と同じにみなすのである(訳注:「改宗を宣伝しても金にな らないからやらない」という意味)。  侵略初期の衝撃はおさまり、アメリカの娯楽産業は民衆のモラルを高 く維持するのに役立っている。  侵略が始まった時に東海岸にいた全ての球団、つまりニューヨーク・ メッツ、ボストン・レッドソックス、デトロイト・タイガース、フィラ デルフィア・フィリーズ、という強豪を欠いてはいるものの、野球のシー ズンが再開する。シカゴの2チーム、ピッツバーグパイレーツとニュー ヨークヤンキースは、ホームタウンがバラク・カーの素早い侵略に分断 され、移動先でシーズンの開始を迎える事になっている。  一番人気の映画は、明るいコメディーと、民主主義と自由を脅かすト カゲたちと1人で戦う役を、年配のハリウッドスターが演じている戦争 映画である(皮肉にも、ほとんどの映画スタジオはカナワ傘下の会社に よって所有されている)。一番人気のテレビ番組は、トカゲ型宇宙人が 地球を侵略しようとする、1980年代の連続ドラマの再放送である。  ここ最近の最も興味深い展開は、ネブラスカ州の民主党の上院議員タ イ・ガードナーが、デニス・クォーターメインに対抗して大統領選挙の ための基金を設立しようとしていることである。断念するようにものす ごい圧力がガードナーに向けられているが、ケント大統領がクォーター メインのような男に大統領を任せようと望むことなど、特に危機的な状 況では決してありえない、とガードナーは確信している。  脅迫は、ガードナーだけでなくその家族にまで及び、そしてガードナー の広報顧問であるハーヴェイ・ウェンデルはマタゴーダ野生動物保護区 域で死体で発見された。偽造された映像により、ガードナーはジャカッ トとの会議を繰り返しており、印刷物にはこの戦争を止めるべきだとい うガードナーの考えを載せている。戦争というのはエディーノスたちの 信教の自由の正当性を侵害する行為だからである。確かな証拠は示され ていないが、クォーターメインの側近数名がウェンデル殺人の裏にいて、 そのうちの一人がジャカット共鳴者だと言うふうに、噂が独り立ちして いる。これが真実なら、合衆国政府と国家の戦争努力にとって命取りに なり兼ねない。 4.カナワの子会社であるファースト・エンターテイメントは、ここ数ヶ 月で買収したいくつかのアメリカの映画スタジオを有効利用している。 申し立てによると、ファーストは製作した映画や自社テレビ製作部門に おいて、サブリミナルメッセージ(訳注:数秒おきに1コマだけ違う映 像や文字などを入れておいて、潜在意識に働きかけるような催眠広告だ が、最近その効果について否定的な学説も出ている^^;)を取り入れてい る。  こういったサブリミナルには、ただ映画が明確に伝えたいこと、すな わちエディーノスの軍勢を完全に一掃する必要がある、というメッセー ジを補強するために使われている場合もある(これによって、3327には 既得権益がある)。また、アメリカ人が日本人の投資をもっと歓迎する ように、ニッポンについてもっと良い印象を与えるような巧妙なものも ある。  総じて、ニッポンと特に金輪産業がアメリカ人の価値観の手本であり、 貴重な同盟者であり、絶対的に信頼できる、という印象が与えられてい る。ますます多くの合衆国の人々が、実生活の煩わしさからの逃げ道を、 映画、ビデオ、テレビに求めているので、これらのサブリミナルメッセー ジは広く普及している。メッセージで味付けされた1時間の番組は、達 成値12の<説得>とみなす。  この計画の立案者は、ファーストの売買担当副社長ミシ・トカであり、 現在はフロリダ州のマイアミに拠点を置いている。 ミシ・トカ(訳注:「トガワ・ミキ」あたりでしょうかねぇ) 敏捷度:9 筋力:8 耐久力:8 知覚:10  手掛かり分析11、発見11、語学11、知識(映画撮影技術)11、  知識(心理学)13、トリック12 知力:10  威圧11、意志力11 魅力:12  魅了13、説得13、挑発13 精神力:8  威嚇9、リアリティ9 ポシビリティ:9 装備:9mmベレッタ (15) 3-10/25/40、装弾数9    短剣 (+3/11) 注記:トカはなんといってもまずビジネスマンであり、利潤を得るため に心理学を修得している。日本の雑誌のために働いている間に、サブリ ミナル広告で何度も躍進を遂げており、今その得意分野を映画へと持ち 込んできている。彼は身奇麗で、上等な服を着て、マイアミでは裕福な プレイボーイのふりをして、高位のカナワ諜報員であることが露見する のを引き延ばしている。