速報とうわさ(Infiniverse Newsletter Vol.1 No.3より) <<速報>> 1.魔法使いアメジストが死んだ。起こりうる死を予期して作っておいた 魔法的結界によって復活したが、一時的なものである。生存を確実にする ために、複雑な魔法的儀式を完遂しなければならない。   まず、邪魔されずに儀式を行うために、安全で堅固な要塞が必要であ る。スティリーと接続するために、要塞は6マイル(約10キロメートル)以 内に建っていなければならない。  アメジストは、スウェーデンの山脈の高みにこの要塞を築いた。堅固に 建てるために、トロールとジャイアントを雇って岩を切り出させて、地形 をよく監督させた。また、基礎の部分に結界と魔法による罠を作った。  アメジストは、ドワーフの魔法使いケベンと、殺人者の一団を派遣した。 目的は、ロンドンタワーのインドの星であり、この儀式の焦点具として使 う宝石である。事は上手く行った。脱出を手伝わせるために強力な風の精 霊を使おうとするまでは。コアアースの自動発射を避けようとして、精霊 はリンク切断してすぐに消滅してしまったのである。つまり、盗賊たちは 高い場所から地面へと放り出されたのである。死んだものもいたが、生き 残ったものは治療のために身を隠した。  ロンドン中が大騒ぎである。ストームナイトのもとに、ペラ・アーディ ネィの密使がやってくるのは、盗みからさほど時間の経っていない頃であ る。密使の伝言は、盗賊たちがコアアースから逃げ出す前に、インドの星 を取り戻すために助力をお願いしたい、というものだった。 ケベン 敏捷度:7  錠前破り8、間合い8、隠れ身8 筋力:8 耐久力:8 知覚:10  変成魔法12、トリック12 知力:10  移送魔法13、創造魔法11、威圧11 魅力:6 精神力:7  リアリティ7(訳注:8ですかね?) ポシビリティ:15 魔法知識:風4、金属4、人類4 呪文:フローター、オープン・ロック、ステルス・ウォーク 目的:(それぞれの仕事から少しずつ拝借して)財産を貯め、誰からも命   令されずに済む彼自身の王国を現実のものにすること。 バイキング 敏捷度:10  間合い11、白兵戦13、格闘12 筋力:10  重量挙げ11、登はん11 耐久力:10 知覚:6  船舶操縦8 知力:6  サバイバル8 魅力:7 精神力:7  リアリティ8 ポシビリティ:10 装備:毛皮の鎧(+1/11)[3]    メイス(+4/14)[8] 目的:盗みを成功させて金を貰い、酒と女に使う。 危険なイベント:インドの星を取り戻しケベンを捕まえたら、良い成果で   ある(ポシビリティ6点以上、ケベンはアメジストのためにやったと   告白するが、アメジストの計画については何も知らない)。インドの   星を取り戻したが、ケベンを逃がしてしまったなら、それなりの成果   である(3〜5点)。インドの星を持ったケベンを逃がしてしまった   ら、失敗である(1〜2点)。 2.ストームナイトは、奇妙で恐るべき噂をいくつか耳にする。サイバー 教皇領での秘密の研究、プルトニウム輸送に関する話、コアアースの物理 学者の誘拐、国防軍が2倍の規模に増えた、というような噂である。  同時に、まるで戒厳令が引かれたように、アヴィニョンの北西にある研 究基地兼ロケット試験基地のセキュリティが厳しくなった、というスパイ の報告もある。何か関係があるのだろうか?  さらに調査を進めると、サイバー教皇領の高位の空軍将校たちが姿を消 したことが明らかになる。特殊な訓練を要する奇妙な実験に参加している、 と噂されているのだ。  ストームナイトは、さらに調査を進めることに決めた。しかしまず、ロ ケット基地の強化されたセキュリティを潜り抜けなければならない。  ストームナイトは(強行突破か、科学屋を気取るのか)ロケットセンター に侵入する。一旦中に入り、警備をしているサイバー司祭たちを避けると、 この基地では、何らかの衛星を運ぶためのスペースシャトル打ち上げの準 備をしていることがわかる。また、姿を消したパイロットたちが、シャト ルのパイロットとしての訓練をしていることもわかる。訓練は広範囲に及 び、秘密裏に観察するための技術(スパイ衛星技術)や宇宙戦の戦術を含 んでいる。 サイバー司祭(基地の警備):基本ルール参照 危険なイベント:ストームナイトは、打ち上げを止めるために時間との戦   いをすることになる(そして、もしサイバー司祭に追われてるなら、   それも相手にしなければならない)。積み荷に近づいて爆薬を仕掛け、   打ち上げ台に設置されたシャトルを爆破しなければならない。積み荷   に爆薬を仕掛けることができれば、良い成果である(ポシビリティ6   点以上)。積み荷を見つけずに、シャトルを破壊するか打ち上げ台に   損害を与えれば、それなりの成果である(3〜5点)。シャトルを妨   害できず、予定通り打ち上げられてしまったら、失敗である(1〜2   点)。積み荷は、試作型の非常によくできた通信衛星である。 3.ストームナイトは、西の地の境界線のそばにある街で開催されるデル ファイ評議会の特別な会合に招聘される。評議会のメンバーは、リビング ランド内で厄介事が起こっているという報告があったことを告げる。バラ ゴンの群れが暴れまわり、コアアースに共感しているエディーノス部族の 村を破壊したのだ。スパルタンの一部隊を調査のために派遣したところ、 ラクテンの群れに蹴散らされた。偶然に起きた騒ぎというより、組織立っ た攻撃のようであった。ストームナイトは、現地へ立ち入って、脅威を取 り除くように依頼される。  友好的なエディーノスたちの村へと旅し、情報を手に入れようとする。 その居住地は、暴れ狂うキロットの群れに攻撃を受けている。獣にベンザ がとりついていることに気づき、そのアメーバ状の生き物を調べるために なんとかうまくキロットを倒すことになる。エディーノスのゴタックは、 ベンザが恐怖を引き起こすのだと教えてくれる。  キロットの足跡を追跡し、ジャングル内にエディーノスやジャカットに 守られた要塞を発見する。中ではゴタックが、ベンザを狂気に飛び込ませ る儀式を行っている。そしてベンザは獣に取り付き、ベンザを通して闇の 感情を送り込み、狂暴さを駆り立てるのだ。 バラゴン、キロット、ラクテン、ゴタック:基本ルール参照 危険なイベント:ストームナイトは、要塞に突撃して儀式が完成する前に   止めなければならない。突撃が成功し、ゴタックを捕らえることがで   きれば、良い成果である(ポシビリティ6点以上)。突撃は成功した   が、儀式を行っていたゴタックを逃がした場合は、それなりの成果で   ある(3〜5点)。突撃しても撃退されてしまったら、失敗である   (1〜2点)。 4.ストームナイトは、予期せぬ災難に出会う。ジャカルタのヴィクトリ ア人の尊敬すべきリーダーが、現地のジャワ人が怪物を手助けしそそのか して地球を攻撃させている、と非難し始めたのである。このままでは、遠 からず全ての現地人を粛正してしまうし、脅える大衆はこの狂気の振る舞 いを支持してしまうだろう。  ストームナイトは、スマランの郊外にある現地人の村が攻撃を受けるこ とを知る。かろうじて攻撃開始前に到着し、ヴィクトリア人の指揮官ハド レー・ジョーンズ大佐に攻撃を中止するよう納得させる。そして、誤った 道を求める上官を納得させようとする。しかし1時間後、ジョーンズは心 変わりして村での虐殺を率い、ストームナイトたちを反逆者として逮捕す るよう命令するのだ!  ストームナイトは、彼の部下たちによってジャングルの中へと追いこま れ、聖地を探すために強制的に徴用される。ヴィクトリア人たちが近づい てきた時、気がついてぞっとする。滑らかで特徴のない顔をした死体が、 ヴィクトリア軍大佐の制服を着ているのである。  何とか兵士たちから逃げ出し、不自然な出来事が起きている証拠として、 死体を手に入れることができる。しかしヴィクトリアの指揮官は、現在の 状況について話し合うことを拒否し、軍事的な事項であると告げて、上官 へ会えるようにとりなしをしてくれる。  ストームナイトは、首脳部の高級将校とのミーティングに招かれるが、 到着してすぐにそれが全て罠であることを知る。ヴィクトリア軍は、無貌 の者たちの影響下にあり、その能力を使って兵士とジャワ人との間に戦争 を引き起こしていたのである。今、ストームナイトの顔を使い、オーロシュ の現地人達に不信を与えてスラッチェンに刃向かう事を非常に困難にする のが、奴らの望みである。 危険なイベント:無貌の者たちを打ち破り、奴らの計画をヴィクトリア人   の政府役人に示してジャワ人に対する聖戦を中止させ、ストームナイ   トがオーロシュで行動を続ける時に協力してくれるようにしなくては   ならない。無貌の者たちを全滅させれば、現状についての事実を政府   に納得させるのは簡単になる(ポシビリティ6点以上)。何体か逃し   た場合は、それなりの成果である(3〜5点)。無貌の者たちに撃退   されてしまったら、失敗である(1〜2点)。 無貌のもの:Infiniverse Newsletter Vol.1,No.1参照(訳注:日本語版で   は、オーロシュソースブックにも載っている) <<うわさ>> 1.カルナックに近いフランスの海岸で、慎重な捜索を続けるサイバー司 祭の数が増えたという報告が漏れ聞こえてきた。地下組織の情報源による と、その地域でマルローの教会が増えるのを邪魔しているレジスタンス組 織があるらしい。カルナックがコアアースのハードポイントであり、多数 の巨石が在りし日のキリスト教の信仰を物語っているので、サイバー司祭 たちも捜索が困難であることは分かっている。  他の情報源からは、もっと衝撃的な情報が得られる。現代に転生したテ ンプル騎士の一団が、マルローに対抗しているというのである。テンプル 騎士は、聖地の教会のために戦った伝説の十字軍兵士であり、後に異端と して告発され、多くが処刑されたかフランスから追放された。今、その子 孫たちが帰ってきた。おそらくは、マルローの教会を破滅させることので きる情報を持った重要人物を守るために。 2.メビウスの統治の下で古代エジプトの栄光が帰って来た事で、エジプ トの神秘主義が復活した。メビウス配下の高司祭であるアケメスが、この 状況を掌握しようと試みたが、いくつかの小さな村に祈祷師が突然現れ、 政府の支配に反抗するために魔法を使い始めたのである。  最近、これがハイロードのささやかな興味をそそった。しかし今、ルク ソール近郊に住む魔法数学者ラマ・ガトランが、死者の書の完全な写本だ けを手に入れた。この魔術書には何千もの呪文、まじない、祈りが載って いて、その力は想像しかできない。  メビウスは、その古代の書物を実際に見つけ出し、その力がメビウスに 対して使われる前に没収するか破壊するように命じた。アケメスと大隊規 模のショックトルーパーに命じて、本を探させている。 アケメス:ナイル帝国ソースブック参照。 帝国軍ショックトルーパー:基本ルール参照。 ラマ・ガトラン 敏捷度:8  回避9 筋力:8 耐久力:9 知覚:10  変成魔法12、感知魔法13、数学魔法12 知力:10  サバイバル11、意志力11 魅力:10  説得11 精神力:9  リアリティ10 ポシビリティ:4 本性:善 呪文:コミューン・ウィズ・クリケット、オアシス 目的:知識を得て、帝国市民の生活を改善するために使う。 3.日本の静岡に住む人たちが恐慌に陥っていると報告されている。石の ライオンが繋がれずに通りを駆け回り、歩行者を殴ったり自衛隊の小火器 による攻撃をものともしないという、けったいな噂がある。その石ででき た生き物がどこから来たかは謎のままだが、カラシシとある程度の類似性 がある。カラシシとは、石でできた獅子であり、仏教の寺院の前によく置 いてあるものである。ここ数週間でカラシシがいくつか紛失したが、犯人 の手掛かりはない。  カラシシは盗まれ、魔法使いが操って日本を混乱させようとしている可 能性もある。オーロシュとアイルが、そういう妨害工作のできそうなレル ムであり、金輪産業はアイルでのユーソリオンとアーディネィとの戦いに おいて、両軍に物資の供給を行っているので、今回ような妨害工作の動機 もある。 訳注:原文ではKarashishiですが、もしかしたら唐獅子ではなく狛犬のこ とでしょうかね(^^;? カラシシ 敏捷度:9  回避10、間合い10、格闘12 筋力:18 耐久力:18 知覚:4  トリック(14) 知力:4  威圧(15) 魅力:3  挑発(20) 精神力:3  威嚇(19) 潜在ポシビリティ:なし 4.コアアースの火山学者たちは、南カリフォルニアで多数の激しい火山 噴火が急に起きたと報告している。最初は、その地域のリアリティが変わ る前兆だと思われていたが、今はケタ・カルズの奇跡によるものだと結論 づけられている。  噴火は以下のようなパターンのようだ。リビングランドの南境界線から ほぼまっすぐ「シリコンバレー」として知られる地域へと進んでいるので ある。そこはコアアースのハードポイントであり、バラク・カーの最初の 大敗北の原因となった場所である。おそらく、計画的な破壊を目論んでい るのだろう。 5.チベットの首都ラサにある、かつてダライ・ラマの住居だった「黄金 宮」として有名なポタラ宮についてのコンピュータファイルを、今金輪産 業が持っている、とラウルブロックのメンバーが主張している。今は美術 館となったポタラ宮には迷路の部屋があり、20万以上の美術品で埋め尽く されている。  金輪は、ポタラ宮には、一個かもしかしたらそれ以上のエタニティシャー ドがあると確信している。ハイロードは、自分自身のためか、あるいはそ れを他のレルムに売り払うつもりかわからないが、とにかく欲しがってい るのである。コリオチに率いられた4人のエージェントは、建物の秘密を 素早く見破ることができるらしい。  コリオチについての情報はほとんどないが、ダライ・ラマと仏教に造詣 が深いと思われる。ニッポンのエージェントは、中国の行政範囲内で移動 するために修行僧に変装しているだろう。中国と日本は、ここ数ヶ月間違 いなく良い関係にあるとは言えないのだ。ハイロードの手先でもストーム ナイトでも、ポタラ宮に侵入しようとするなら、中国の軍隊がラサに差し 向けられるだろう。  ニッポンのエージェントがポタラ宮の略奪を成功させたなら、美術品が 日本に届いて金輪の手に渡る前に止めなければならない。しかし、この噂 について調査したストームナイトが注意深く行動しなければ、中国政府と コアアース諸国との関係は悪化しかねない。 コリオチ(訳注:日本人ですからコウイチロウあたりでしょうか?) 敏捷度:9  回避10、銃器戦闘11、隠れ身11 筋力:9  登はん10 耐久力:10 知覚:10  発見11、語学(中国語)11、知識(仏教の伝承)13、トリック11 知力:10  サバイバル11 魅力:9  説得11 精神力:9  リアリティ10 ポシビリティ:5 装備:13mm春陽海 (18)[24] 3-10/40/50 目的:Potalaの秘密を解き明かし、金輪から成功報酬を受け取る。 忍者 敏捷度:13  武道16、白兵戦15、隠れ身14 筋力:8 耐久力:10 知覚:9  追跡10、トリック11 知力:10  サバイバル10、意志力10(訳注:どちもら11が妥当では?) 魅力:9 精神力:9  威嚇10、リアリティ10 ポシビリティ:3 装備:忍び刀 (+5/13)[15] 6.ここ数日、デンマークから困惑させる伝言が届いている。コアアース のアクシオムの下で活動するので優位であり、ドイツ陸軍の助力があるに もかかわらず、バイキングがオーフス近郊に上陸を果たしたのである。装 備で勝るデンマーク・ドイツ両軍兵士は、バイキングを追い返そうとした が、敵は痛みにも動じないようである。  バイキングたちは内陸5キロメートルまで侵入して拠点を作ったが、不 思議なことに半島の守備隊を倒すチャンスを得られずにいる。バイキング の勝利の本当の要因は、アイルのアクシオムに支配された北デンマーク地 域にあると噂されている。   多くのデンマーク軍指揮官が、ユーソリオンが恐るべき「バーサーカー・ フューリー」をバイキングの軍勢に呼び起こす方法を見つけ、事実上危険 を恐れず痛みも感じないようにして派兵してきている、と考えている。そ れが事実なら、闇のハイロードが非常に危険な戦略的優位を得たことにな る。そうなれば、デンマークはまもなく一掃され、アーディネィの統治下 にあるアイルの他の地域への進出も成功するだろう。 バイキング(バーサーカー):基本ルール参照 注意:バーサーカー・フューリーになっている時、バイキングは気絶する   か死亡するまで戦いつづける。また、ショックダメージでは痛みを感   じないし、「悪役側疲労」の効果も受けない。バーサーカーフューリー   は12ラウンド続き、その後自動的に「疲労」の効果を受ける。 7.明らかに新種の怪物がオーロシュに姿を現し、セレベス島(インドネ シア東部の島)の住民で実力テストを行った。目撃者によると、奇妙な生 き物の軍隊が皮製の羽根を打ち鳴らして空から舞い下り、小さな漁村の住 人たちを引き裂いた。無垢な人たちの悲鳴が聞こえたそうだ。生存者の一 人によって、その生き物が「ラクシャサ」という、ヒンズー神話における 地獄の番をする悪魔であることがわかった。奴らは、荒廃した村を残して、 出現した時と同じくらい急に姿を消した。  ラクシャサについては、鋭い爪と危険な牙、目から燃えるような光線を 出す能力が知られている。しかしセレベスを襲ったのが本当のラクシャサ なのか、スラッチェンがどういうわけか自分に仕える普通のデーモンの力 を試しているのかは、わからない。  本物かそうでないかに関わらず、既に弱体化しているインドネシアにさ らに損害を与える前に阻止しなくてはならない。 8.レルムランナーが、マンハッタンを含むリビングランド純正エリアで、 奇妙な光景を目撃したと報告している。エディーノスとジャカットによる 街の蹂躪と一緒に、ナイル帝国のエージェントがメトロポリタン美術館周 辺地域をくまなく探している。  そのエージェントたちはバラク・カーの祝福を受けていないようだった。 大勢のエディーノスが、強奪者を見つけ次第殺すために警備し、ある死体 のそばにはエジプトの武器が落ちていた。そのあたりにいるジャカットは 興奮していて、そのレルムランナーにとってはマンハッタン内外での補給 は難しかったそうだ。  ナイルのエージェントが何を探しているかを正確には知らないが、数年 前から美術館には、分解して組み立てたエジプト寺院が展示されている事 と、何か関係があると推測できる。寺院の遺物の多くは、侵略後すぐに略 奪されたが、まだ何かが残っていて、それを連中が探しているのではない だろうか。  メビウスの手下は、既に少なくとも1つの遺品を寺院から盗んだ可能性 があり、その居場所へと追うこともできるだろう。失われた遺品のどれか 一つでも、エタニティシャードとかメビウスの欲しがるだろうエジプトの 呪文が載っている可能性もある。エージェントの意図を暴き、奴らの使命 を防ぐことは絶対に必要である。