「もの」のおはなしについて
はじめに
このお話は、羽生 響の自作短編です。
日常の陰にある非日常を巡る、友情ドラマみたいになればいいなと思ってます。
登場人物紹介
- 秋月要(あきづき・かなめ):本編の主人公。ぶっきらぼうで飾らない性格の女子高校生。どちらかといえば合理主義で冷静な女性である。「人には見えないものが見える」という能力を持つが、その能力のために過去に幾多の辛酸をなめてきており、他人をあまり信用していない。中学時代は非常に無感情で排他的だったが、”香澄”との出会い以降は徐々に年齢相応の態度を取り戻し始めている。趣味は穏やかな自然の中でぼーっとする事。授業中に外を眺めている事もしばしば。男物のダイバーズウォッチを愛用しているが、その理由は不明。
- 武藤香澄(むとう・かすみ):もう一人の主人公。”要”のことを「ようちゃん」と呼び、慕っている。ちょっと童顔な美少女で、人に好かれる優しい性格と、人がほおって置けないほどおっちょこちょいな所が、男女問わず人気である。運動音痴以下の運動神経しか持ちあわせておらず、ただ歩く事さえ「とろい」。趣味は楽しい事全般で、好奇心も旺盛であるため、はやり事にはとりあえず挑戦してみるタイプ。休みとかには、厭世的な”要”をあちこち引っ張りまわしている。
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