<<スクラッチ呪文>> 呪文名:ドレイン・タフネス 解説:移送魔法によって、能力値を移動させる事が可能である。今回は、  《耐久力》を移動する呪文にしてみた。  変成魔法による能力値増加呪文と比べると、能力値を奪う相手が必要  であるという欠点があるが、相手を弱体化させ自分を強化する、一石  二鳥の呪文になり、しかも変成魔法より若干呪文が簡単になるという  利点もある。  この呪文の影響能力値を変えると、より有効な場合もある。例えば、  《知覚》を移動させる呪文にすれば、こちらの<トリック>基本値を  上げ、相手の<トリック>防御値が下がるという相乗効果も望めるの  である。もちろん、魔法使いに《知覚》は魔法の使用にも重要である。  また、多少難しくなるのを覚悟すれば、効果値修正を使うとか、対象  を次々と変えられるようにするとか、下がる能力値と上がる能力値を  変えてみるとか、複数能力値に影響を及ぼすようにするとか、いろい  ろなバリエーションが考えられる。 ○データ  (1)状態経路:合計値(A)=13   パターン知識【人類】:7   ※追加コスト【】:   機構知識【→生命の力】:2   結果知識【→人類】:2   詠唱タイプ【照射】:2  (2)パターン:合計値(B)=15   面積:   体積:   効果値:15   効果値修正:  (3)コントロール:合計値(C)=16   複数影響【対象と術者】:4   様相【持続】:2   不信:   パターン技能【感知8、移送10、変成13、創造16】:10  (4)スピード:合計値(D)=14   スピード(※スピード≧範囲−持続+5):7   範囲:7  (5)持続(E)=14  (6)パターン観察   パターン技能:【移送】   作成者技能基本値:感知=  、移送=  、変成=  、創造=     作成者パターン知識レベル: −−−−−まずここまで作って、ゲームマスターと相談し、ダイスを振る−−−−−   創造+パターン知識+ボーナス(F)=   パターン技能+パターン知識+ボーナス(G)=   感知+パターン知識+ボーナス(H)=   移送+パターン知識+ボーナス(I)=   変成+パターン知識+ボーナス(J)=   A−F【−5以下は−5】=   B−G【−5以下は−5】=   C−H【−5以下は−5】=   D−I【−5以下は−5】=   E−J=   上記5つの合計【0以下は0】(K)=  (7)最大プロセス【A〜Eの最大値】(L)=16  (8)パターン技能【感知17、移送19、変成22、創造25】(M)=19  (9)詠唱時間(N)=3  (10)基本複雑値【K+L+M−N】(X)=  (11)理論適用するなら、理論タイプ、研究期間(週単位)、※プロセス知識レベル、   [研究期間+※プロセス知識レベル+ボーナス]を求めて、列記する。 −−−−−理論適用については、ゲームマスターと相談し、ダイスを振る−−−−−   上記の合計(Y)=  (12)最終複雑値【X−Y】(Z)=   【感知≧14、移送≧16、変成≧19、創造≧22】  (13)呪文諸データのまとめ(【】部を適宜書き換える事)   アクシオムレベル:7   技能:移送/人類:【技能+知識レベル】   反作用:【反作用+難易度=Z】   難易度:   効果値:15   ボーナス項目:効果値   範囲:7   持続:14   詠唱時間:3   操作:【(11)で使用したプロセス知識を列記】 ○概要  呪文の名称:ドレイン・タフネス/耐久力奪取  呪文の説明:この呪文は、魔法知識「人類」に分類される者を対    象として使う事ができる。対象の《耐久力》を減らして、術    者の《耐久力》を増やす事ができる。照射呪文であるため、    対象が術者から離れても有効である。術者は、いつでも呪文    を終わらせる事ができる。また、対象が死亡した場合は、呪    文の効果が消える。  数値の取扱い:「呪文の効果値−対象の《耐久力》」をパワープッ    シュ表で引く。この値だけ対象の《耐久力》を減らす。もし    対象の《耐久力》が0未満になる場合、0までしか減少しな    い。0になると、対象は即座に気絶する。    さらに、「呪文の効果値−術者の《耐久力》」をパワープッ    シュ表で引く。この値だけ、術者の《耐久力》は増加する。    但し、術者の《耐久力》は対象の《減少分》より大きくなら    ない。  必要な動作、器具など:(理論適用しなければ特になし)  お勧めのパターン理論:類似論(力が抜ける様子と力がみなぎる    様子を演じるなど)、触媒論(人類の血や髪の毛など)