偕老同穴
(1)[詩経 王風、大車]生きては共に老い、死しては同じ穴に葬られる意で、夫婦が仲むつまじく連れ添うこと。
(2)カイロウドウケツ科の六放海綿類の一群。単体で、形は円筒状、広い胃腔をもつ。上端の口は半球状に膨出した節状板で覆われ、ガラス質の骨格は格子状、下端は延びて長い根毛をなし、深海底に立つ。胃腔中にドウケツエビがすむことがあるが、多く雌雄一対が共にいることから、初めこのエビに「偕老同穴」の名がつけられ、のち海綿の名となった。

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