カブトムシの部屋

一部の画像はビデオからの取り込みなので多少写りが悪くなっています





1998年7月のある日、我家にやってきた2匹のカブトムシ
カブ男とカブ子です
カブ男は表通りの歩道にうずくまっていたところを
保護、カブ子はその後ペットショップで買ってきた
飼育は小学生の頃から繁殖も成功していたので20数
年ぶりの飼育であるが、楽しみである。     



飼育ケースは市販のプラケースの上に自作の空間を設けた
餌は市販のゼリーを与えている、市販のミツも与えてみた
があまり食べないようだ。土は市販の物を使うことにした
左は卵を入れた100円バケツ 右はクヌギの苗木(将来、餌代を浮かすため?)



7月22日に17個の卵が産み付けられているのに気が付いた(目盛は1ミリ)
卵はその後も増え続け、7月29日までに1匹のメスが計48個を産卵。その後
止まっていたが8月5日の夜中に交尾をしているのを目撃、その2日後の8月
7日の夜に卵が13個、8日に3個、10日に8個、さらに15日に4個の卵が産み
付けられていた。1匹のメスから合計76個である。こんな狭い水槽に76個
の卵と成虫を同居させたままにしておいたらきっと卵や幼虫が成虫によって傷
つけられていたと思う。                            



数日もすると約1.5〜2倍の大きさに・・・



7月28日卵のひとつから真っ白な幼虫が誕生!
孵化の様子をビデオに収めることに成功した



卵の殻を食べながら3時間ほどで頭と足に色がついてきた



8月3日もうこんなに大きくなった。



8月6日 巨大化が進み、2令幼虫に脱皮した(右)目盛りは1ミリ
写真では分かり難いが、体の大きさは同じでも頭の大きさが倍くらい
に大きくなっている。                      



8月12日 ヒャ〜ッ さらに大きくなっていた! 成長がとても早い
半透明のケースに入れた観察用の幼虫は、いつ見ても口をもぐもぐと
動かし餌(マット)を食べ続けている、じっとしている時がない   



8月19日 3令幼虫に脱皮しているのを確認。半透明ケースの底から
撮影したので分かり難いが、脱ぎ捨てた皮が右に見える。       



8月21日 3令幼虫になった姿 う〜んデカい!秋には蛹になったりして?



8月29日 3令幼虫になって10日たった姿です。
今日、母親のカブ子が死んでしまいました。カブ男も元気がありません。



3令幼虫になってから糞の量も極端に増えた。4匹3日間でこんなにあった。
9月2日 とうとうカブ男も死んでしまいました。残った子供達を大事に育てなければ・・・



9月7日の姿です。さらに太りました・・・



翌春・・・


やたらと動き回り、地上で背伸びをして容器の蓋を
かじったりして夜中などガリガリうるさい



5月23日 急に静かになったのでそっと掘ってみたところ蛹室を作っていた。



別の容器の幼虫が2日遅れで壁面に蛹室を作っていたので
脱皮の様子はこちらで観察することにした。
時々体をくねくねと曲げるので向きがよく変わる。
(こちらも多少手で掘って見やすくしています)



6月2日脱皮が始まった。頭よりの背中を縦に破り、つづいて頭の殻も縦に裂けた。
角は縮んだ状態でさらに前方に折りたたんで格納されていたようだ。



上体が出てきて、角も伸びてきた。ここまで約5分



すっかり脱ぎおわった。まだ真っ白だ。
約15分



観察容器の様子。



6月12日、よくみると背中と手足、角だけが少し黒くなった。







6月18日、外皮が急にしわだらけになった。角や体の形に添って濡れた皮が張り付いた感じ。



数時間後、しきりに手足と頭を動かし始め、上半身の皮が破れてきた。



10分後、ほとんど体が出てきたきた。



上羽とお腹がまだ白い。



下羽がまだのびきっていない。



ほぼ完了。ここまで約20分。下羽は約1時間後に畳まれ、1日後に色も黒くなった。



その後、約2週間そのままで過ごしました。時々体の向きが変わる程度しか動いていません。
ある日、手足をしきりに動かしはじめ、徐々に蛹室を上へ登り天井の土を掘りはじめました。
地上に到達するとすぐに地上に出ずに地表に開いた穴からわずかに漏れる光を見てじっとしています。
多分夜になってから外へ出るだろうと思うのですがガマンできずに私が引っ張り出してしまいました。(反省)



7月2日 成虫になった雄たち。夜中、しきりに飛び立とうとしていた。
角を除く体長は大きいもので約55mmある。



戻る